【禁断の接待】ぶっちゃけ、ソープランドの領収書って経費で落とせるの?

交際費

 厳しいビジネスの世界…きれいごとだけでは済まない場合もあります。大きな取引先の上役が欲ボケおっさんで、飲み会の席で派手に盛り上がり、これまたヤラシイ口調でソープランド接待を希望してきたなんて経験はありません?果たしてソープランドに支払った費用は経費で落ちるのか?様々なケースで考えてみましょう。

取引先がソープランドに行きたいと言ってきた…経費にしても良い?

 世の中、なかなかきれいごとでは済まないこともあります。

 力ある取引先の欲ボケおっさん達がソープランド好きで、飲み会の席で派手に盛り上がり「いやぁ、せっかくここまで仲良くなったんだから、吉原へ◯◯さんと一緒に行きたいね〜!」などと、暗に色んな意味を込めてねだってくることはよくある話です。

 そんなおっさん達(上役)が勤めている会社ほど大抵、建前は「コンプライアンス上、接待は受けておりません」と宣言している一流企業だったりしますよね。

  「キャバクラならば、相手と会話することも可能だし、1人あたり数千円程度で領収書を切れるけど、ソープってタチ悪っ!…」

 いざ断腸の思いで、ソープランドへ取引先の接待で行くことになったとします。

 送迎タクシーの中、酒の勢いもあり相手はガハガハ笑っていますが、接待する側にとってみれば、「払うのは俺」。

 寅さんよろしく「顔で笑って腹で泣く」といったところでしょう。

 さて、あなたがこのような経験を持つ経営者の場合、ほとんどの方は自腹で彼らを接待しているはずです。

 そして、その行為はとても正しいものです。

 交際費は、「社会通念上」妥当な範囲内で、取引先を接待、供応、慰安、贈答する行為であり、裁判でもソープランド接待はこれを逸脱した行為であるという判決が出ています。※

 たとえ取引先を接待する目的でも、ソープランドへ行く費用は自腹で払う覚悟が必要です。

 もし支払いたくないならば、はっきりと「ここからは自腹で」と相手に伝えましょう。

 それで取引を切られるならば、それまでの相手と考えたほうが、あなたの時間をもっと創造的な仕事に活用できるからです。

 よほどパワーバランスがいびつで無い限り、相手も冷静に考え、すんなり自腹を出すことでしょう。

料亭の領収書だから心配ない!本当に大丈夫?

 ソープランド接待は、何も経営者だけが悩む問題ではありません。

 たとえば、やり手営業マンがあなたの会社にいます。彼はバリバリの体育会系なノリで、取引先を接待で落とすタイプです。

 「歩くちん◯◯」と呼ばれて、取引先にも可愛がられるタイプです。

 月末に、彼が普段あまり見慣れない領収書を持ってきました。

 「夕霧」という料亭らしき名前の領収書なのですが、金額は10万円超え、流石にこれは一軒で使いすぎだろと思い、何に使ったのかと聞くと、ソープランドに接待で連れて行ったというのです。

 彼はこう言います。「このソープランド接待のお陰で、今期の受注を1,000万円取って来たんです!本当に頑張ったんですよ!」と。

 更に「ソープランドのボーイさんも、社長さん達は皆この領収書使ってらっしゃいますよ。と言ってきたので大丈夫なはずです。」と、やり手営業マンは主張します。

 調べるとたしかに「夕霧」という店はあります。

 このような時は、どのように判断する必要があるでしょうか?

 まず、一見すればその領収書はソープランドの領収書とはわからないものかもしれませんが、100%バレない保障はどこにもありません。

 百戦錬磨の税務調査官は、領収書の“ニオイ”を感じ取ることができます。

 彼らは、たとえその領収書にクロの判断をつけられなくても、全体の領収書を厳しく見ます。結果、どこかで損するのがオチなのです。

 ましてや、同じ料亭「夕霧」の領収書を使ってソープランドに行った他社の税務調査で、夕霧が実はソープランドの隠れ蓑であることが判明していたら?

 更に、経営面から考えると、料亭の領収書があれば、ソープランドの費用を経費にすることは簡単ですが、一度決壊したルール(モラル)をその後上方修正するのはとても困難です。

 もっと言えば、彼のソープランド接待を認めれば、その後は「結果が出るならソープランド接待は正当な行為だ」という社風が出来上がってしまいます。

 経営者自身が経費の使い方を厳しく律するのはもちろん、社員に対しても「社会通念上」妥当と認められる中で、如何に創意工夫を凝らし、成果をあげるかを考えさせる必要があります。

 このような場合は、その行為をなじらず、相手の意図を尊重したうえで、社員に自腹を命じ、賞与等で実績を踏まえた十分な評価を行う旨を伝えるのが妥当でしょう。

どうしてもソープランドの費用を経費で落としたい!ならばこうするしかない!

 ここまでお読みいただくと、通常はソープランドに行く費用は経費で落ちないことを理解していただけると思います。

 しかし、「どうしてもソープランドに俺は行きたいんだ!」「ソープランドが好き過ぎる!」「好きな時に思いっきり美しい女性を抱きたいんだ!」と考える経営者の方がいらっしゃるならば、交際費では無い形で、ソープランドに行く費用を経費とする方法を最後に一つご紹介します。

 それは実務上、どうしてもソープランド体験が必要なビジネスを始めることです。

 例えば、

  • 大人のおもちゃ開発(素材・原料提供含め)をビジネスとして始める⇒試験・実験など開発費
  • 風俗サービスの情報を発信するTV・ウェブメディア・新聞を発行する⇒取材費・制作費

 などのビジネスをはじめれば、ソープランドの費用を経費処理することができます。

 ただし、

  • 上記ビジネスの事業計画
  • ソープランドに行った際の検証に関する記録
  • 当該事業における営業活動の記録
  • 成果(損益)

 これらは客観的な証拠資料として、必ず残しておく必要があります。

 ここまでやられる方…ほとんどいらっしゃいませんよね。

 つまり、「ソープランドに行くならば、いっぱい稼いで自腹で行くのがベストである。」というのが結論になります。

※交際費等の範囲と損金不算入額の計算
https://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5265.htm
※自腹でソープ接待の元課長 支払い済ませ、居酒屋で待ち続けた日々
http://www.sankei.com/premium/news/150810/prm1508100006-n1.html

交際費
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
節税 研究所

中小企業のおっさん社長です。

人生の緩やかな下り坂を、あくまでも安穏たる状態で下りんとするも、空気の読めない当サイト編集部に無理やり誘われ、不本意ながら参加と相成りました。

納税という義務を果たしつつ、持続のための資金を確保したい。

実証確認中の節税ハックや、気になったマーケティング戦略について、徒然なるままに言の葉で連ねていきます。

節税 研究所をフォローする
節約社長