著作権

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秘伝のレシピを著作権で守りビジネスで活用することは果たして可能?

 自社が飲食店を営業しており、自慢メニューのレシピをフランチャイズや暖簾分けという形でビジネスに活用しようとした際、レシピを著作権で保護しながら世の中に広めることは可能なのでしょうか?著作権で保護できる場合と保護できないケースを踏まえて、著作権でレシピを保護するのに効果的な措置をご紹介します。
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任天堂から著作権侵害で訴えられた「マリカー」の対応が企業としてスベってる2つの理由

 株式会社マリカーが、マリオなどのキャラクターの衣装を貸し出したうえで、その画像を許諾なしに宣伝・営業に利用し、著作権などを侵害しているとして、任天堂が損害賠償を求めて東京地裁に提訴しました。対してマリカーは、開き直りにも見える声明を発表しました。ただし、この対応は他社に対する2つの事情配慮にかけたものです。詳細を解説致します。
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JASRACvs音楽教室〜著作権巡る対決の法的な勝者はどちらか?

 先週、音楽著作権の管理団体JASRACが、音楽教室から著作権料(演奏料)を徴収することを検討しているとの報道がありました。 これに対して、河合楽器やヤマハをはじめとする7つの音楽団体は訴訟も辞さない構えを見せています。著作権法の解釈でどのような食い違いが生じているのか?現行法における勝者はどちらか?わかりやすく解説いたします。
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AIが作ったモノの著作権は誰のもの?例えばアトムが作曲したら…

毎年、知的財産創造や保護及び活用に関する施策に基づき、知的財産推進計画を政府は作ります。2016年度の知的財産推進計画で目玉となっているは、AI(人工知能)が作った知的財産をどう取り扱うか?ということです。AIによるモノの創作は既に始まっていますが、法律はまだ未整備です。果たしてAIの作ったモノの著作権はいったい誰のものとなるのでしょうか?
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avexが音楽著作権に風穴 業界のフリーミアムは止まらない!

 音楽大手のエイベックス・グループ・ホールディングスが、日本音楽著作権協会(以下:JASRAC)に任せていた楽曲、約10万曲の管理を、著作権管理会社「イーライセンス」に移す手続きを始めたというニュースが10月に報道されました。音楽業界で起こる収入構造の変化は江戸時代に浮世絵業界で起こったことに近いものがあります。音楽業界のフリーミアム化は止められそうにありません。