ビジネス

以下のカテゴリーもご参照ください。

労務

社員がブーブー言わない鉄壁な年間休日の計算方法は?

 休日は、従業員にとって重要な労働条件の1つですから、年間休日について、経営者が正しく理解することは非常に重要なこととなってきます。多くの中小企業の場合、完全週休2日制を導入するのは困難ですが、変形労働時間の制度を活用することによって、法定労働時間内に業務時間を抑えて、年間休日を確保する必要があります。労使協定及び協定届等を適切に提出して、従業員と円滑に休日について話し合いましょう。
企業分析

閉店マクドナルドに入居し漁夫の利を得る節約企業はここだ!

 2015年の大きなニュースとして、日本マクドナルドホールディングスの不採算店舗の閉店、及び米マクドナルド本社の保有する株式の売却問題が、多数報道されています。マクドナルドの店舗が大量閉店することになった本質的な理由とは何か?マクドナルドが残した一等立地の店舗へこれから進出するのはどのような業態の企業か?エリアマーケティングのプロが解説いたします。
経営

前向きじゃなけりゃ経営者はキツい!ポジティブ手帳の作り方

 1月は1年間の進路を決定し進んでいくための方針を、打ち出すための大事な月です。1年間の運営のかじ取りを誤ると、大会社といえども座礁し転覆してしまいます。良い計画を経営者が作るためには、まず、船のかじを取る船長の人格的資質の中に、「信頼性」の他に「ポジティブに考える」性格が必要となります。そこでオススメしたいのが、ポジティブ手帳の作成です。どのようにポジティブ手帳を作るか解説いたします。
労務

社長は大雪で社員にタクシー通勤代を請求されても払う必要なし

 大雪などの天候不良で、公共の交通機関がもし動かなかった場合に、従業員がタクシーを利用して出社し、支払料金を請求してきた際、会社は経費としてこれを受け入れる義務があるでしょうか?結論から申し上げますと、天候不良の際に従業員がタクシー通勤した場合、会社にタクシー代金の支払い義務は生じません。ただし業務遂行上、支払わざるを得なかったものについては、一定の考慮を元に支払うことが望ましいと言われています。
マーケティング

今日から出来る CRMを活用したリピーターを創出する接客術

 CRM(顧客関係性管理)とは、「お客様との良好な関係を形成し、維持することを目的とする様々な施策の企画・実施・検証・改善活動」のことを指します。 CRMというと、相応のコストのかかる「ポイントシステム」の導入など、難しい取り組みを想像される方も多いと思いますが、接客においては誰でもすぐに始めることが可能です。笑顔を見せて顧客を個人として認識することは立派なCRM活動となります。
営業

頑張っても結果が出ない若手営業 足りないのは営業の◯◯

 毎日何件も営業しているのに、なかなか結果を出せない若手社員が数多く存在します。彼らは最初はやる気満々だったはずが、そのうちクサり始め、やがては会社を去っていくかもしれません。営業の基本ルールを知らない若手社員がいるならば、営業の基本ルール「質」と「量」をどちらも高めることを教える必要があります。特に「質」を高めることを教えれば、一件一件の訪問に目的が生まれ、結果が出やすくなるでしょう。
労務

給与支払日の変更を円滑に進める際に気をつける4つのポイント

 「給与支払日を毎月何日にするか?」に関して、会社立ち上げ当初はあまり深く考えずに決めてしまったために、その後変更したいと思われる経営者の方は数多くいらっしゃいます。実際に給与支払日によって会社が大きな不利益を被るケースは多々あります。不利益の具体例を見ながら、給与支払日変更の際に、労使交渉を円滑に進めるため気をつけるべき4つのポイントについて解説いたします。
企業分析

米マクドナルド撤退観測が国内ハンバーガー業界に与える影響

 2015年のビジネスニュースを振り返ると、マクドナルドの異物混入に始まり、マクドナルドの株売却騒ぎで暮れました。ガリバー(寡占市場において1社の市場シェアが圧倒的に高い状態)の動きは、少なからず業界にも影響を与えます。マクドナルドの売上減少規模は、年間で500億円から600億円の売上に相当し、この市場を虎視眈々と狙う、国内外ハンバーガーブランドや外食ブランドが動き始めています。
企業分析

ローソンとスリーエフの資本業務提携はなぜ延期になった?

 近年業界の再編が進むコンビニ業界。ファミリーマートとユニーグループの経営統合は、昨年末の一大ニュースとなりました。そしてもう1つの再編の目玉として、昨年から取り上げられているのが、ローソンとスリーエフの業務提携に関する動向でした。ところが両者は交渉が締結されるであろう土壇場で、その発表を延期しました。どんな要因が両者の提携を阻害しているのか考えてみましょう。
経営

NBA史上最強のバスケットボールチームから教わる経営の極意

 NBAのドラフト制度は、個の力がチーム成績を大きく左右するバスケットボールの特性をうまく利用し、前シーズンに成績の悪かったチームから順番に指名していく方式が採用されています。従ってNBAで毎年のようにリーグ上位チームであり続けることは、非常に困難を極めることと言えます。その中で常に圧倒的な結果を出し続けているチーム、サンアントニオ・スパーズの強さから学べる経営の極意をご紹介します。
マーケティング

ビジネスマンが名刺を持つことには本当に意味がなくなったの?

 ネットワークの発達により、最近では名刺の重要性が薄れてきたと感じる方も多いのではないでしょうか?スキャナーで読み込み、名刺情報のデータベースに入れるので、名刺自体は引き出しの奥にしまったまま。では本当に名刺に意味はなくなったのか?といえば、それは違います。第一印象の「印象管理」を行うためには今でも名刺がコストパフォマンス抜群なツールとして役立ちます。
経営

企業の魂を奪う麻薬のようなコンプライアンス違反慣れ

 『コンプライアンス』とは一般的に「法令遵守」と訳され、企業が社会的な存在として、事業選択や環境整備を行う際の判断基準を担う概念です。「コンプライアンスなんかで会社は儲かるのか?!」という意見に対する明確な答えはありませんが、コンプライアンス違反に慣れることは企業の存続に大きな悪影響を及ぼします。もしも違反が見つかったなら問題を封じ込めず、早期対策を打つのが唯一賢明な手段と言えます。
効率化

新年会で社員の所信表明は皆バラバラ…経営者はどうする?

「ルビンの盃」と呼ばれる多義図形は、人間がある情報を手にした時に、どのような情報処理過程を経て行動を起こすのか解明する、認知心理学(ゲシュタルト心理学)を説明するのに良く使われるものです。新年会は、しばし事業やプロジェクトの話題があがるため、社員それぞれで驚くほど異なる意見やモチベーションを発見できるイベントであり、経営者にとっての判断材料を収集する最適な場所と言えます。
経営

“あさが来た”のあさだけじゃない!三井の礎を築いた女傑・殊法

 NHKの朝ドラ「あさが来た」の主人公・広岡麻子(以下:あさ)といえば、明治を代表する女性実業家である。彼女の出自は今でも日本を代表する三井グループの「三井家」であるが、三井の女傑といえば、実は三井家にはあさのお手本となった、もう一人の女傑であり三井家中興の祖・高利の母である殊法がいる。殊法の商売に対する姿勢は三井家に代々伝わり、あさも影響を受けたことであろう。
労務

似ているけど全く違う所定労働時間と法定労働時間の意味

 「所定労働時間」と「法定労働時間」、皆さんはこの言葉の違いをご存知ですか?両者は似たような言葉でよく誤解されて使われますが、労務管理においては、それぞれ非常に重要な言葉で、有する意義も全く異なるものです。法定労働時間とは、労働基準法で労働時間の限度として決められている労働時間で、所定労働時間は企業が自由に法定労働時間内で定められる労働時間です。それぞれの意味を知ることが労務管理の第一歩につながります。
効率化

初詣の願いは必ず実現する!「自己成就型予言」で神頼みしよう

 初詣で神社やお寺に行くとき、私達は手を合わせて願いごとをします。ほとんどの人は「●●試験に合格しますように」「今年こそ、結婚できますように」といったまさに神頼みな言い回しをしていることでしょう。心理学では、神様の支援を期待する前に「自助努力」を強く誓うことが、願い事を実現するために有用だと研究により判明しています。更に願かけしたことは周囲に公言することでより実現に近づきます。
企業分析

2015年 節約社長記事ベスト5発表〜企業分析編〜

 今年もいよいよ年末となりました。節約社長は2015年に約600記事を配信いたしましたが、その中でも特に読者の皆様からご公表いただいた記事を発表したいと思います。当記事では「企業分析編」の人気記事ランキング・ベスト5をご紹介いたします。改めて統計を取ると、スカイマークや東芝をはじめとして、今年のニュースで話題にあがった企業の分析に注目が集まったようです。
マーケティング

なぜユニクロは自ら商品を「大ヒット商品」とアピールする?

 ちょっと季節外れっぽい話ですいませんが、入り口に、「ビール冷えてます!」というのぼりやステッカーがある居酒屋をみかけますね。あのようなのぼりを見るとなぜ私達はビールを飲みたいと考えてしまうのでしょうか?実はこれ「アンカリング効果」という心理学を巧みに利用したマーケティング戦略の1つなのです。手間を掛けない「言葉の調味料」をビジネスに積極活用しましょう。
営業

契約書にケチをつける取引先…実は信頼に値するその理由

 契約書を軽く見がちな人は多いですが、実はとても大事なものです。なぜなら一方にのみ有利な契約書の起案は、取引関係を悪化させてしまう可能性があるからです。こちらが作成する場合、相手先がどこに引っかかるかで、その現状を推し量ることもある程度はできますし、支払いにシビアな相手先は、決していい加減な会社でないことも確認出来ます。契約書を大事にしましょう。
経営

哲学者ショーペンハウアーの言葉で解くスティーブ・ジョブズ

私達が知りうる限り、21世紀初頭に世界の常識を変えた経営者を一人あげるとすれば、スティーブ・ジョブズである。彼の短くも核心に迫る言葉の数々、生み出してきた斬新なプロダクトは、世界中のアップルユーザーをとりこにしてきた。同じく18世紀に多くの偉人達へ影響を与えてきた人物がショーペンハウアーだ。ショーペンハウアーの言葉にジョブスの人生を重ねてみよう。驚くほど彼らの思考は似通っているのだ。