クリスマスが近づき、街のショウウィンドウには「クリスマス限定商品」という文字が数多く並ぶようになりました。販売を上げるために効果的な言葉と言われているのが「限定」というものですが、何でもかんでも「限定」商法を選択してしまうと、効果は薄れていきます。『限定』という言葉を利用するなら『本商品を売る為』の仕掛けと思って戦略的に、新しい企画を継続的に検討する必要があります。
クリスマスの街には限定商品が溢れかえる
クリスマスが近づき、街のショウウィンドウには「クリスマス限定商品」という文字が数多く並ぶようになりました。
そこで本日は今よく使われている『限定』についてお話をしたいと思います。
販売を上げるために効果的な言葉と言われているのが「限定」というものですが、どんな使い方が良いのでしょうか?
一緒に考えてみましょう。
限定という言葉を使う効果は徐々に薄れていく
2014年のマイナビウーマン調べによると「あなたは『限定品』に弱いですか?」という問いに女性は、
- はい…54.6%
- いいえ…45.4%
と答えました。比較的女性に「限定」という言葉は響きやすいようです。
これほど「限定品」と言われるものが人気を博したり、売れるのは何故なのでしょうか?
その主な理由は、
- ①限定化されることで価値が上がる。
- ②後で購入できない
- ③検討の時間が少ない
- ④決断の後押しに繋がる
です。
効果的なフレーズは次の順で番号が若いもの程、強くなります。
- ①本日限り
- ②限定〇個
- ③〇〇期間限り
- ④季節限り
「今だけ感」を出したフレーズの方が、訴求効果は高いということです。
11月11日は中国で『爆買』セールが有名ですが、これも『本日限り』という効果で大きな成果を上げています。ヤフーもこれにあやかって、今年から「いい買物週間」というセールを始めて成功しました。
では、なんでもかんでも限定を設ければ良いのかと言えば、そうでもありません。
昔は良く行われた紳士服の『閉店セール』。
最初は効果があったでしょうが、回数を重ねるにつれて、当たり前のようになっています。
つまり、『同じことをやればやる程、限定という言葉を使った商法は、最初より効果が下がる』という事実が現れてしまいます。
従って限定商法は、『やたらめったに』やればいいというわけでなく、タイミングが重要であり、あくまでも購買刺激策の1つと考えるのが妥当です。
限定はフックで継続購買がなければ意味は無い
私は、限定をする理由は、『次の購入に至ってもらうための』お試しが必要な場合だと思っています。
限定商品は、あくまでも来店を促すための『フック商品』であり、その後の『本商品』の販売に繋がらなければ意味は単発の売上だけであり、意味がありません。
例えば、『新しいお客様に自店の味を知って頂き、継続的に購入してもらうため等』です。
そう考えると、地域の商圏のお客様の需要を知り、販売を上げるためのマーケティング戦略をもとに、この『限定』を組まないとあまり意味がないものなのでしょう。
是非『限定』という手段を取る場合は、『本商品を売る為』の仕掛けと思って戦略的に、新しい企画を継続的に検討していただければと思います。