ビジネス

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経営

キャッシュが尽きたらサヨナラ〜売上を捨てて減収増益を目指す作戦で復活

販売不振に陥っている企業が、いきなり増収増益を目指すことは非常に困難を極めます。現実的には、「売れない物の売上を捨て」「売れる物をより多く売る」一時的な減収増益の方針を取る決断を行わなければ、最終的にキャッシュが尽きてしまいます。英断を下せる経営者に再起のチャンスは訪れます。
企業分析

ワーゲンが機内販売で買える?躍進するピーチ航空の成功を支える秘密

 LCCの勝ち組であるピーチ航空は、自社業務に関わる部分で徹底的なコスト削減による節約を行っている一方で、顧客サービスには惜しみない投資や新しいサービスの投入を行うことにより「かわいくておもろい航空会社」というブランディングに成功しています。節約(守り)とチャレンジ(攻め)を良いバランスで保つ企業の好事例と言えるでしょう。
経営

芸能人も商売人も売れている人は「とにかくファンを増やす」の基本戦略を取る

 なんであんなに売れているの?と感じる、いわゆる「売れている商売人」や「売れている芸能人」の方達は、基本戦略が同じだとキミアキ先生はおっしゃいます。その基本戦略とは、「ファンを増やすこと」という正しい方向のみに努力を向けていることです。その背景にあるのは普遍的な顧客償却の理論です。以下、解説いたします。
経営

孔子に尋ねる〜経営者に求められる「大きな器(うつわ)」とは?

 「会社は経営者の器以上に大きくはならない」「A社の社長は、B社の社長とは器の大きさが全然違うよ。」経営者は必ず「大きな器(うつわ)」という言葉でそのあり方を語られます。対して、孔子は「君子は器(き)ならず。」という言葉をも残しました。経営者に求められる「大きな器(うつわ)」とは、一体何なのでしょうか?
福利厚生

「逃げるは恥だが役に立つ」で注目の家事代行サービスを福利厚生で導入する方法

 TBSの人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で家事代行サービスに注目が集まっています。共働き家庭の増加や晩婚化により、今後もサービスのニーズは増えていくことが予想されます。中には「俺も星野源みたいになりたい!」と考える人もいるでしょう。そこで本稿は、家事代行サービスを福利厚生費で導入する方法をご紹介します。
コスト削減

年間2400万円のコストを7%削減したはずがコストが増えていたワケ〜タコ社長の場合

 タコ社長が懸命に切り盛りするギフト会社Aは、目下1.5%の利益率を3%にあげようと必死です。そこで目をつけたのが、ギフトの資材包装代でした。月間200万円のコストを10%下げるべく、タコ社長は蛾次郎部長に指令を出し、7%の資材包装費ダウンにこぎつけますが、一年後に青ざめます。コストが増えていたからです。
労務

従業員が後になって申請してきた有給休暇を会社は受け入れる必要がある?

 従業員が無断欠勤をし、後日にその日を有給休暇として申請してきたら、会社は申請を受け入れるべきでしょうか?実は、有給休暇は従業員に与えられた権利ですが、会社にも有給休暇について事前の申請が無い場合は、有給休暇を受け入れる必要がありません。事後の有給休暇申請に会社はどう備えるべきか解説いたします。
経営

英雄色を好む?社長の色恋沙汰でヤバいサインは「社内に愛人を入れ始めた時」

今年は、不倫のニュースが世間を賑わした年でした。会社の経営者も小さな「会社」という箱の中で、愛人を作ることがよく見られます。社外で愛人を養う分にはまだよくとも、中には社内へ愛人を入れてしまうケースすらあります。しかし、そのようなことを社長がし始めた時は、既に会社が潰れるサインが点灯したと言ってよいかもしれません。キミアキ先生が解説します。
労務

ありのままで働く〜LGBTの人々を取り巻く職場環境と彼らに理解を示し始めた企業

 現アップルCEOティム・クック氏が、自らが同性愛者であることを告白したことは、ビジネスの世界で性の多様性について考える一つの契機になりました。その一方で、LGBTの方々の大半は、未だに性的指向で差別を受けることをおそれ、自分を偽らざるを得ず苦しんでいるのが現状です。企業は彼らにどのような職場環境を与えられるのか?LGBT問題に取り組み始めた事例と共にご説明します。
経営

「マインド」でビジネスは差別化できない〜求められるのは継続的な実践

 「マインドが良ければビジネスは成功する」「マインド・リセットで新たな活路を!」ここ最近、世の中にはこのように、マインド次第でなんでも出来るという考え方が流行っています。しかし、ビジネスを成功させる差別化要因は、マインドを変えれば生み出せるほど甘くありません。大事なのは、顧客を喜ばせるビジネスを継続的に実践することです。
事業譲渡

KDDIはなぜ2年も待ってビッグローブをファンドから高い金額で買ったのか?

 2年前にNECは、700億円でビッグローブを日本産業パートナーズへ売却しました。その2年後に今度はKDDIが、800億円で日本産業パートナーズから、ビッグローブを買収することになりました。KDDIは2年前に、NECから直接ビッグローブを買収することも出来たはずなのに、なぜ期間を置き、高い金額で買収することにしたのか?M&Aのプロが解説いたします。
効率化

請求管理で会計クラウドを使うと派生して生まれる様々なメリット

会計クラウドサービスは、請求業務を効率化させるサービスとして注目されています。しかし、会計クラウドサービスを利用するメリットはこれだけに限りません。顧客管理や営業担当の行動を数値化する作業を効率的にし、更には経理の人間が創造性の高い業務を行う手助けもしてくれます。まだ導入していない人向けに詳細を解説いたします。
経営

廃業に至る典型的な貧乏企業は最後に「家族をタダ働き」させる

 2016年もいよいよ年末となりましたが、「年を越せるかな?」と不安で仕方がない事業者が多いのも事実です。中小零細は大手企業と比べて、資本・信用力・人材(チーム)などあらゆる点で見劣りします。これに輪をかけて、ダメな企業は作戦を立てず、家族をタダ働きさせ、やがて廃業に至ります。家族のタダ働きはなぜダメなのか?キミアキ先生が解説いたします。
IT

IoTをビジネスに取り入れ業務を劇的に効率化させるために必要な視点

 IoTと聞くと、テクノロジー分野について専門的なノウハウが無ければ活用できない、といった具合で、敷居の高く利用が難しい技術だと考えられています。しかし、IoTは、人が経験的に行っている作業(アナログ作業)をデジタルに置き換えられないか、という視点で、普段から業務を見ることにより、容易に活用することが可能な技術です。
マーケティング

廃墟が聖地になった理由~顧客と共に新たな価値を創り出した鶴見緑地公園の場合

 私達が思いもしなかったところで、顧客が私達の商品に価値を見出す場合があります。例えば、大阪花博の跡地廃墟・鶴見緑地公園は誰にも見向きもされぬ空間でしたが、ここに価値を見出した人々にとって「廃墟」は「聖地」となりました。顧客と共に新たな価値を創り出す「価値共創(コ・クリエーション)」は、これからのマーケティングに欠かせぬ概念です。
労務

パートタイマーやアルバイトと「雇用期間」を巡ってトラブルを起こさぬための対策

 パートタイマーやアルバイトで、会社にとって十分な戦力として働いてくれる方が、貴方の会社にもいるのではないでしょうか?ところが不況の煽りを受ける等して、やむを得ずこのような方達に雇用期間の満了を理由に辞めてもらわねばならぬ時、その主張が通らない場合があります。どうしてそのようなことが起こるのか説明します。
福利厚生

忘年会に不参加の社員へ代わりに食事券渡したら「損した!」と切れられた…なぜ?

 何らかの理由により忘年会に参加できない社員がいた場合、その社員をねぎらうために経営者が代わりに金券を渡すことがあります。しかし、後になってから、社員に「◯千円もらったはずなのに、お金が差っ引かれています!」と言われてしまいました。なぜでしょうか?実は忘年会経費を金券で渡すと税金がかかるのです。詳細を説明します。
経営

欧州では当たり前“日本経済の起爆剤”になりうる社会的企業とは?

 社会的企業とは、公共団体(国や地方自治体)と民間団体(一般の営利企業)と慈善団体(NPO法人や協同組合)のそれぞれの事業が重なり合う部分について、事業を行うことで収益を得る企業を指します。欧州で90年代初めから現れた、新しい企業体は果たして日本に定着するのでしょうか?
経営

商売上手な人達と付き合いたければまずは粗利◯千万円を目指せ

 商売を上手く行かせる大原則は、「商売上手と付き合う」と付き合うことです。従って、商売上手な人とお付き合いをしたいと思ったら、自分も最低限の商売上手になる必要があります。一つの目安として「粗利2千万円」を達成するときには、付き合う人が自然と変わっているはずです。キミアキ先生が解説いたします。
経営

「職業に貴賎無し」江戸時代の商売人達から学ぶ商売人のあり方

 「職業に貴賎無し」とよく言われています。確かに今の時代で露骨な職業差別は存在しません。ただし、「3Kの職業だって、立派に世の中の役に立っている職業なんだから、職業に貴賎なしで身分の高い低いも無いでしょう。」のように、「貴賎」という言葉は未だに使われています。この概念から抜け出すことを考える時に勉強となるのが、江戸時代の商人達の考え方です。