ビジネス

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経営

不正会計で揺らぐ東芝の元・経営陣と徳川慶喜の共通点

 東芝の3,000億円とも見積もられる経営陣からの組織的な不正会計指示には、過去三代の社長が関わったと言われています。部下にチャレンジさせるまではいいものの、その後の数字(結果)に責任を追わない姿は、鳥羽伏見の戦いにおける徳川慶喜を彷彿させます。部下に課したチャレンジが達成できなかった時にこそ、経営者の出番はあります。
IT

楽天やアマゾンで商品を売ろうと思うな!名前を売れ!!

 消費者へモノを販売する世界では、リアルはイオン、インターネットは楽天かアマゾンと、圧倒的なモール運営の強者がいます。多くの中小企業ではインターネットでモノを販売する時に、手っ取り早くモールを利用する方が多くなっています。しかしその現実には厳しいものがあります。モールは勉強のため活用し、名前を覚えてもらったら去れるように準備しましょう。
効率化

イエスマン組織で見られる4つの光景に対する原因と対策

 厳しい環境下で長年に渡り企業としての実績を重ねると、経営者の持つ権限は一層強くなり、一言が持つ重みも増していく。しかしいつでも「すんなりと自分の意見が通る」状態にある経営者は注意しなければならない。経営者の意見に見た目だけ服従する、通称“イエスマン”が発生している可能性があるからだ。原因と対策を探っていこう。
IT

メールの時間短縮ならソフトは断然「サンダーバード」

 日々のビジネスツールとしてメールは欠かすことが出来ない。メールの文字入力で時間短縮を行う方法の代表格は、1)文字ソフト内の単語登録、2)定形テンプレートを予め作成しコピペだが、メールソフトにサンダーバードを利用すると、テンプレートから一発で送信メールの作成が行えるため更なるメールやりとりの時間短縮が可能となる。
経営

逆境時の立ち振舞いが部下を育てる 武将・山中鹿之介の教え

 経営者は常に何かしらの逆境と対峙している。逆境と対峙する時に人はどうしても自分を憐れみガチになってしまうが、戦国時代の武将・山中鹿之介は違った。彼は戦死し歴史の敗者となったたが、後に彼の息子は鹿之助の意志を引き継ぎ、日本最大の鴻池財閥を生み出す。逆境で見せる経営者の立ち振舞いが良いものであれば同じように部下は付いてくる。
IT

30代から40代の社会人がソーシャルゲームにハマる理由

 操作自体が単純なクリックゲームであるにも関わらず、最近30代から40代の大人が真剣にソーシャルゲームにハマっているという。80年代から90年代にかけてデジタルゲームで熱心に遊んだ「ネイティブデジタルゲーム世代」であり、お金はあるが時間はないということが彼らがソーシャルゲームにハマる理由である。
労務

大詰め迫るマイナンバー 準備するなら今でしょ!

 マイナンバーがいよいよ今年の10月から通知されます。ところがそんなことなど「どこ吹く風?」という企業が多いのが現実です。しかし実際には10月頃から通知が始まればパニックが起こるのは必至の状態です。社員が自分の情報を預けて安心できる体制を真剣に考え、全社員を教育しなければ制度にうまく対応することは難しいと言えるでしょう。
IT

小さな会社のためのインターネット集客術 〜第2回〜

 「めったにない商品(サービス)」とは、”お客様にお金を払っていただく理由が明確に存在する商品やサービス”といえます。インターネットを使った集客とは、お客様がお金を払うだけの理由があるか否かをチェックできるように情報を公開させ、さらにお客様によってネットワーク上に広めていただく仕掛けです。
経営

不美人な妻・無弦を儒学者・森田雪斎が選んだ理由

 男ならば誰しも美女への憧れがあり、どうせ妻にするなら美女が良いと一回は思うものだ。遠く江戸時代でも男性の願望は変わらなかったなか、あえて不美人を嫁に選んだ森田節斎という儒学者がいた。妻の後ろ盾を得た節斎の思想は、吉田松陰・乾十郎ら、近代日本思想の礎を築いた錚々たるメンバーへ影響を与えるようになった。
IT

家から車まで あらゆる高額商品がネットで売れるようになる

 今後のインターネット販売の方向性を示唆する2つのニュースが、7月初日に報道されました。アマゾンとパナソニックがインターネットで住宅のリフォームサービスを販売することになったのです。BMWが新車をインターネット販売するなど、大手企業は成長余地のある数少ない市場としてインターネットで高額商品の販売に躍起になりはじめています。
経営

ギリシャ金融危機 預金封鎖の世界史から学べること

 ギリシャ政府は国民投票の結果を受けて、EUから提示された緊縮策を受け入れる可能性が非常に低くなりました。そのためギリシャ国内の金融機関は喧々諤々となっています。報道機関が伝えるように預金封鎖が起きる可能性も否めません。過去に預金封鎖が起こった事例を日本、海外含めて提示します。普段の生活から節約を心がけてギリシャのニュースを注視しましょう。
IT

ネット通販あるあるNG広告クイズ~わけあり商品~

 ウェブショップを運営する際は法に抵触せず、自社商品の独自性やこだわりを伝えたいものですが、商品の良さを強調しようと考えると、つい表現がオーバーになってしまったりするものです。景表法に関する規定は年々細分化され厳しくなっています。広告法務のプロが簡単なクイズを通じて、特定の通販広告で起きた表記の問題点を解説してくれます。
マーケティング

なぜ彼女はディズニーで3時間の乗り物待ちができるのか

 人が一見不合理かつ非論理的な消費行動を選択する例の1つに、ディズニーランドでの乗り物待ち時間が挙げられます。ディズニーランドはピークエンドの法則を応用し、乗り物のフィナーレを鮮烈で印象深いものとすることで、顧客に満足感を与えてリピーターとしています。ビジネスの様々な場面でピークエンドの法則を思い出すことは賢明です。
経営

中国は過去もこれからも自らを中華と名乗り続ける

小説『ワイルド・スワン』は、完全なる社会主義国家・中国を描き出す一大叙事詩である。しかし現在の中華人民共和国は「王朝」の役割を成す共産党の支配を維持するためだけに社会主義を敷いているのが現状だ。国としての姿勢は王朝時代と何ら変わらず、増し続ける国力は紀元が始まって以来中華思想の根幹を成している。4,000年間彼らは何も変わらない。
効率化

売上目標・人件費の決め方をボーナスシーズンに考えよう

 経営者にとって賞与の時期に悩ましいのが「そもそも、自社の現状売上で人件費(賞与)をどれくらい計上するのが適正かわからない」という問題です。多くの経営者は賞与を与えるための目標設定を「売上」から考えていますが、「会社にどれだけお金を残したいか」という目標から逆算したほうが目標設定にはブレない根拠が生まれます。
IT

定額制・音楽配信サービスの登場が私達に指し示す未来

 6月は音楽配信サービスに関するニュースが立て続けにありました。これらのニュースは、インターネット業界だけではなく、特定の業界、更には将来全ての業界がインターネットの潮流に左右される未来を指し示しています。時にこれまで育ててきた畑(事業)を自分の手で焼き払って、大胆に新たなサービスを構築する必要に我々は気がつく必要があります。
集客

小さな会社のためのインターネット集客術 〜第1回〜

 せっかく会社のホームページやお店のブログを作ったとしても、お客様の興味を育むのはとても至難の業です。インターネット広告にかけるコストと労力を削減して、その分を地域に密着した商品の開発やサービス向上に回すことは得策と言えます。何故なら良いサービスはインターネットを通じて勝手に広まっていくからです。商品・サービスといった原点を大切にしましょう。
ストックビジネス

ストック型ビジネスモデルへの転換でリピーターを確保しよう!

業種業態がどんなに違っても、ビジネスの世界で共通して言える重要な原則は、「顧客との取引を一回キリで終わらせず、リピートすること」になります。新規で起業する場合や、資源の限られた中小企業が新規事業を始める際は、自社のやろうとしている事業がストック型ビジネスモデルとなっているかを意識することが重要です。
企業分析

三輪自動車でデビューした日本エレクトライクの選択と集中

日本で19年ぶりに誕生した自動車メーカーが発売した自動車はなんと、EV三輪自動車「エレクトライク」だ。日本エレクトライクの凄さは大手に先んじて、多種多様な三輪自動車を既に発売ベースへ持ってきていることである。不得手な部分のコスト削減を外部委託で行い、得意分野の開発に集中する姿は、新たな分野へ取り組む中小企業にヒントを与える。
IT

我々の情報はグーグルの巨体に飲み込まれざるをえないか?

 先月5月初旬にグーグルがクオリティーアップデートを実施して、日本のグーグルの検索結果もがらっと変わりました。グーグルに反乱の狼煙をあげる企業や政府のある欧州における検索ビジネス市場ですら、グーグルは実にシェアの9割を握っています。しかしグーグルばかり利用する現状に対して、いつも疑問を持つことを忘れてはいけません。