マーケティング 銀座ルノアールはブルーオーシャン戦略の体現者 「銀座ルノアール」はれっきとした上場企業であり、今季は業績も大幅な増益予想となっている。一見地味に見える店舗だが、店舗内で過ごす顧客は提供される「自由な時間と空間」をとても快適に感じている熱狂的なファンが多い。コーヒーそのものだけでなく、戦う場所を「時間・空間」に変えるルノアールのブルーオーシャン戦略から学べることは多い。 2015.05.19 編集部 マーケティング
経営 ホーチミン生誕125年 ベトナムのホーチミン思想とは? ベトナムの首都ハノイで18日(月)、初代国家主席ホー・チ・ミンの生誕125周年を祝う式典が盛大に開催された。ベトナムの社会主義は、「ホー・チ・ミン思想」のもと柔軟に市場経済を取り入れて発展を遂げた。一方で貧富の差が拡大し、汚職は蔓延、官僚主義の弊害も顕在化している。思想の原点に立ち返った高度な政治発展が次の一歩として必要になる。 2015.05.19 編集部 経営
マーケティング 湖池屋の桃チップス発売に見る業界二番手の差別化戦略 一斗缶に詰めたポテトチップスのプレゼントで話題を呼んだ湖池屋が、もも味とバナナ味のポテトチップスを発売開始し、またもその奇抜な戦略に話題が集まっている。湖池屋が仕掛ける業界二番手としての水平的な差別化戦略は、一般化が進んだ業界では極めて有効な手法の1つである。カラムーチョなどで見せたチャレンジ文化も後押しとなる。 2015.05.18 編集部 マーケティング
経営 坂の上の雲・秋山真之が教える短い言葉で伝える重要性 今年は日露戦争(1904〜1905年)が終戦となり110周年を迎える年である。雌雄を決した日本海海戦で秋山真之が打電した「本日天気晴朗(せいろう)ナレドモ浪高シ」にはあらゆる情報が詰まっていた。限られたコミュニケーションしかできない当時に出来た名文は、コミュニケーションツールが発達した今も「短い言葉」で伝えることの重要性を教えてくれる。 2015.05.15 編集部 経営
企業分析 東芝が不適切会計を計上しても上場廃止にはならぬ理由 5月8日、東芝はインフラ工事の会計処理に不適切な点があったとして、前期(2015年3月期)の業績予想を取り消し、期末配当についても無配となることを発表した。一部では組織ぐるみの粉飾決算を指摘し、上場廃止も有り得ると考える旨もある。しかし国策企業である東芝を潰すことはまず考えられない。東芝には真摯な真相解明が求められる。 2015.05.15 編集部 企業分析
経営 経営者は自らが企業コンプライアンスの体現者たるべし 「儲かっていればグレーゾーンでも会社は成り立つ」という時代は終わった。「企業コンプライアンス違反」は、会社の存在を揺るがすほどの結果を招いてしまう。経営者がまずコンプライアンスの体現者とならなければ、コンプライアンスは有名無実化してしまうだろう。自らが主体的に作成へ乗り出すことで意義のあるコンプライアンスを作ろう。 2015.05.14 編集部 経営
効率化 ついに真夏日 今すぐできるオフィスの熱中症対策 台風一過、今日から週末にかけて日本全体は高気圧に覆われ、広い範囲で気温の上昇が見込まれている。一気に気温が上昇した時に気をつけなければならないのが、熱中症対策だ。オフィスにいても熱中症に掛かる可能性は十分にある。今すぐ実行可能な5つのオフィス内熱中症対策を提示する。もしだるいと感じた時は無理をせず、夏のビジネスを乗り切ろう。 2015.05.13 編集部 効率化
効率化 免税店の事務処理手続きを一気に簡略化する「あっと免税」 ファーストリテイリングが免税店対応を始めるなど、小売店にとって免税店開設は1つの活路となっている。ただし免税に対応した煩雑な事務処理対応は企業にとって大きな障壁と成り得る。「あっと免税」を利用すれば、書類の自動作成が可能となり、最大で時間を15分の1まで短縮できる。初期投資も不要なので試してみてはいかがだろうか? 2015.05.12 編集部 効率化
労務 ストレスチェック義務化が浮き彫りにする中間管理職の苦悩 12月1日から始まるストレスチェックの義務化まで、残り約8か月となった。インターワイヤードのリサーチによると、「仕事が原因でストレスを感じているか」という問いかけに対し、中間管理職が圧倒的な割合で「はい」と答えた。経営者のビジョンを実行するプレイヤー達を束ねるコーディネーター、中間管理職のためにストレスチェック対策を行う必要がある。 2015.05.11 編集部 労務
IT アマゾンホームサービスが知らせる誰もが起業家になる未来 米アマゾン社が開始した「アマゾンホームサービス」が世界中の注目を集めている。なぜなら主婦、定年後の中高年、はたまた子供を含め、誰しもが”起業”する時代がサービスを通じて見えるからだ。子守、炊事洗濯、語り聞かせ、金額の大小に関わらず、自らのスキルをサービスとしてお金に変える仕組みは、誰しもが起業家になるチャンスを提供する。 2015.05.08 編集部 IT
労務 政府が国家公務員にフレックス制度を導入する大きな理由 2016年の4月から政府は国家公務員約20万人を対象として、フレックスタイム制を導入する方針を決定した。実はこの10数年、日本ではフレックスタイム制度を新規導入する企業が減少している。しかし労働の対価を時間から成果へ変更しようとする、残業代ゼロ法案を推進するためにも、政府は今回の試みをしくじることができない。 2015.05.08 編集部 労務
経営 連休明けは事務職のモチベーションに気をつかおう 仕掛り中の案件を途中で終えて連休に入ったり、メールが大量に舞い込んだりする連休明けのオフィスではミスが起きやすい。あまりにもミスが続くと人は意気消沈してしまう。この時、モチベーションの状態に気を使わなければならないのが、事務職や経理職に就くメンバーだ。評価しにくくミスが許されないメンバーにねぎらいの言葉をかけよう。 2015.05.07 編集部 経営
企業分析 ソニーブランドなおも崩れず 世界的な企業評価は未だ高く ソニーは日本を代表する家電メーカーである。画期的で魅力的な製品を開発してきたにも関わらず、インターネット社会に適応できなかったことで赤字が続き、往時の勢いはない。とは言えソニーのブランドは、まだ世界に名が通っていることも事実である。「世界で最も働きたい企業」を世界で選出するランキングにおいて、ソニーはなんと世界で2位なのである。 2015.05.07 編集部 企業分析
コスト削減 刑務作業へアウトソーシングしてコスト削減を図ろう 映画「ショーシャンクの空に」が描くような、原始的な作業だけが刑務作業ではない。今や刑務作業として、一般企業がプログラミングさえ発注できるほど刑務作業の幅は高度多岐に及ぶ。刑務作業を利用するメリットは非常に大きく、場合によってはコスト削減を図る有用なツールとも成り得る。具体的なメリットと発注方法を本稿では提示する。 2015.05.05 編集部 コスト削減
経営 端午の節句が女子の祝いから男子の祝いへ変わった歴史的理由 明日5月5日はいよいよ端午の節句である。中国を発祥とする健康祈願の日は、日本に渡り当初は女性を崇める祝い事と同化して祝われた。現在のように端午の節句を男の子の成長を祝う日とするようになったは、鎌倉時代からである。武家社会の到来を告げる象徴的な変化と言えよう。祝い事は時代の変遷に対する写し鏡として、これからも形を変えながら祝われ続ける。 2015.05.04 編集部 経営
効率化 若き充実した時の流れを感じる方法 ジャネの法則に学ぶ 時が経つのがやけに早く感じることはないだろうか。実はこの状態に陥るのは、経験を重ねた人間として正常なことである。人それぞれに感じ方が違う時の流れを定義する「ジャネの法則」を別解釈すると、人は驚くほど充実した時間を過ごすことが可能だ。ポジティブな意味で主観的になり、新しいことへ挑戦する意欲を持つことが、充実した時を過ごす秘訣と言えよう。 2015.05.01 編集部 効率化
経営 創造性を育む組織作りに必要な遊び文化 社員の個性を引き出す取り組みは、会社の労働効率を悪化させ、生産性を下げる要因と考える経営者はまだ多い。しかし生産性のみの追求は、突き詰めればより少ないコストでより多くの利益を出すことでしかなく、持続性が少ない。グーグルや3Mの社員に一定の遊びを設ける施策は、社員の行動を促し、企業としての創造性を高める貴重な例と言えよう。 2015.04.30 編集部 経営
企業分析 過去に戻れるならマクドナルドはいつ方針を変えるべき? 日本マクドナルドホールディングスの業績悪化が止まらない。全盛期の半分程度に業績が落ちた後、ようやくマクドナルドは顧客目線重視の、現在の日本にフィットしたリカバリープランを打ちはじめた。もし戻れるならマクドナルドの分岐点はいつだったか、マクドナルドの凋落に結びついた要因は何かを本稿では提示する。 2015.04.27 編集部 企業分析
労務 鳥貴族が鳥二郎を提訴する不正競争防止法とは? 自社のロゴや内装などを真似したとして、焼き鳥チェーン店大手の「鳥貴族」が株式会社秀インターワンが運営する「鳥二郎」を訴えた。ブランドである店名ロゴの商標登録をしておらず、それを他社に真似されたことが事態を複雑化させている。鳥貴族は不正競争防止法による訴えを起こして、鳥二郎を排除すると思われる。不正競争と認められる要件をおさらいしよう。 2015.04.27 編集部 労務
経営 同じ中華系でなぜシンガポールの人はマナーがよいの? シンガポールのリー・クアンユー元首相が亡くなって2ヶ月が経った。シンガポールは国民の大半と言える76.7%を華人が占める国である。中国本土の華人がマナーの悪さを指摘される一方、シンガポールに住む華人は厳しい規律の元で生活を送っている。理由はリー・クアンユーが国民に「理性的な国家作り」を訴え続けたことにある。 2015.04.24 編集部 経営