【中小企業向け】会社の課題を解決するコミュニケーション術

ビジネス

みなさんこんにちは!
組織活性化プロデューサーの南本です。

今回は「会社の課題を解決するコミュニケーション術」について解説したいと思います。
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中小企業のコミュニケーションの特徴

中小企業はコンパクトなのでコミュニケーションをうまくとっていけば効率を出せると私は思っています。

しかし、多くの企業はコミュニケーションの取り方に問題があります。

一方通行の伝達

経営会議も朝礼もミーティングや店長会議も一歩通行なものが多くて、双方向のコミュニケーションになっていません。

『朝一ミーティング』を始めると会社の成果達成が早くなる
あなたの会社では『朝一ミーティング』をやっていますか?朝一ミーティングは少人数なら15分程度で行うことが出来て、経営者とスタッフ間で経営ビジョンや成果目標を共有しあう、双方向の優れたコミュニケーションの場となります。習慣化させると、個々の仲間意識が醸成されたり、スタッフ自らが考え、優先順位をつけて行動することができるようになり、組織がより早く成果を出せるようになっていきます。

指示命令

いろいろなミーティングを開いても業務連絡や指示命令が中心です。

報告義務

指示命令をして些細なことまで報告をさせるだけで、コミュニケーションがとれていると勘違いしている中小企業の社長さんがすごく多いです。

また、「どうせ社員に意見を求めても意見がない」という発想の中小企業の社長さんもいますが、あなたの会社は大丈夫でしょうか?
「悩む」社員を「考える」社員に変える方法
あなたの会社に「悩む」社員はいませんか?その社員が一時悩むくらいなら良いのですが、ずっと悩み続けていて、どうやって行動したら良いのかわからないままだと、会社も成長しません。しかし、人の「悩む」特性を変えることは非常に困難ですが、「考える」社員になってもらうよう、本人を導くことは可能です。
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コミュニケーションで大切なポイント

コミュニケーションで大切なポイントは「共有」することです。

悩み・課題の共有

まずは、社員の悩みや課題を共有しましょう!

社長!サラリーマンの不安を解消すると、御社は活性化します!
企業を活性化させるには、サラリーマン(従業員)の将来に対する不安を解消してあげる必要があります。とくに中小企業に限っていうと給与が低いという問題があります。対策としては副業の解禁や昇給・昇進などの勤務制度の多様化、アットホームな経営などが考えられます。

課題解決方法の共有

次に、課題解決方法を共有しましょう。

「課題解決方法の共有」とは、社員や部下の立場に立って考えてあげて、アドバイスしてあげるという意味です。

社員の課題解決と、さらに会社の課題解決という意味でもコミュニケーションの仕組みを作っていかなければなりません。

意見・提案の共有

意見や提案ができる場を設定して共有することも大切ですね。

経営方針・ビジョンの共有

朝礼などで「経営方針やビジョンを伝達している」という中小企業の社長さんがいますが、実際には社員が全く理解していないことが多いです。

「双方向のコミュニケーション」を意識してみてください!

前向きな経営者は失敗したら最初の『経営ポリシー』を振り返り復活する
事業が順調にうまくいき始めると経営者は更なる事業拡大を目指します。ところが、ここで必ずと言っていいほど起こりやすい問題が人の問題です。様々な背景を持った人を見境なしに採用することで、人の問題・トラブルが起こり、下手をすれば事業が丸ごと潰れます。こんな時に立ち戻りたいのが『経営ポリシー』です。
形式だけの人事制度を導入しても変わらない!人事制度を導入する前にやるべきこととは?
中小企業の人事の課題で一番多い経営者の悩みというのはやはり離職率が高いことです。中途採用は特徴と癖がある人が集団になってやってきますので、どうしても経営者の方針にうまく合致しないことが多いです。今回のテーマは、人事制度を導入する前にやるべきことについてです。
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会社の課題を解決するコミュニケーション術

ONE ON ONEコミュニケーションのメリット

どのようにしてコミュニケーションをとればいいかというと「1対1の面接」をすることです。

経営者の方が全社員と「年間に何回面接できるか」を1度チャレンジしてみてください!

会社から無駄な仕事を捨て去る10の方法 無駄の元凶は経営者の◯◯
幾ら一生懸命に稼いでも、無駄な作業や無駄な出費を抑えなければ、利益を出すことはできません。それは、穴の空いたバケツに一生懸命に水を注いでいるようなものだからです。では、どんなふうに無駄な仕事を無くしていけばよいのでしょうか?南本さんが会社から無駄を無くす10の方法を解説してくださいます。

ONE ON ONEコミュニケーションをとることで、上司の90%、部下は70%がほぼ満足しているというデータがあります。

時間配分

1対1の面接では、上司と部下の話す割合によって満足度が変わります。

一方通行のコミュニケーションを10:0という比率だとすると、上司と部下が半分ずつ5:5のコミュニケーションでは23%が、6:4のコミュニケーションでは22%、7:3のコミュニケーションでは13%が満足しています。

ポイントは上司が5割、部下も5割と”対等”に話すようにしてみてください!

話しやすさの醸し出し

ONE ON ONEコミュニケーションを成功させるには「話しやすさを醸し出すこと」がポイントです。
6つのポイントと、それに対する満足度は以下の通りです。

ONE ON ONEコミュニケーションを成功させる6つのポイント

  1. 言い訳のようなことを言っても否定せずに聞いてくれる … 60%
  2. 課題に悩みだした時「こういうやり方をしたらどうだ」というアドバイスしてくれる … 49%
  3. 相槌を打ってくれる … 46%
  4. 自分の意見を押し付けない … 40%
  5. 包容力がある、要するに頼りになる … 37%
  6. 笑顔を絶やさない … 32%

中小企業の社長さんは上記の6つをきちんとやれば、ONE ON ONEコミュニケーションを成功させることができます。

ONE ON ONEコミュニケーションがとれれば、経営課題を解決するような施策を打つことができて、会社の業績を復活させることができますので、ぜひ上記を意識して取り組んでみてください!

部下が育たない原因と、部下の育成に重要な3つのポイント
この記事では部下が育たない6つの原因と、部下の育成するうえで大切な3つのポイントについて解説しています。部下の育成の仕方が間違っていないか見直し、部下の成長を促進する3つのポイントを実践しましょう。
【今すぐ実践】社長が変われば会社も変わる 3段階の円滑なコミュニケーション
「うちの会社?コミュニケーションばっちりだよ。毎週ちゃんと会議やってるからね。」これは多くの中小企業の経営者が抱いている勘違いです。全員、座らされて、社長に座らされて(笑)、そんな場所で本当のコミュニケーションは生まれません。普段の社長のコミュニケーションが変われば、会社も大きく変わります。どのように実現したら良いのでしょうか?
中小企業を救うコミュニケーション術はこれしかない!
ビジネス効率化経営
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南本 静志

和歌山生まれ。株式会社紀陽銀行入行。銀行業務を2年程度経験後、システム部へ異動。

システムエンジニアとして銀行オンラインシステムや情報系のマーケティングシステムの構築で活躍する。

30歳代の後半には日本ユニシスに出向し、金融機関向けCRMマーケティングシステムの業務設計のリーダーを任される。その後、コンサルタントとして独立、現在は東京千代田区で経営コンサルティング会社と社会保険労務士事務所を設立し、代表に就任。

中小企業診断士及び社員を持つ経営者としての立場で、幹部社員(部長、課長、係長等)を次期役員に昇格させるようなマネジメント系の人材育成プログラムに強みを発揮している。また、初級管理職(主任や中堅リーダー)に対するモチベーション研修や自己発見研修も得意。

アールイープロデュース 

適性検査Cubic(キュービック)

東京中央社会保険労務士事務所

東京中央給与計算センター

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