下請け会社を脱却したかったら「ライン&スタッフ組織」を作ろう

経営

こんにちは。あおば会計コンサルティングの田中です。

今回は『ライン・スタッフ理論』についてご説明しながら、強い会社の経営者がどんなことをしているかについて話してみたいと思います。

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『ライン組織』と『ライン&スタッフ組織』はどちらが優れている?

『ライン組織』

中小企業に多いのですが、一般にライン組織とは、トップダウンの組織のことを言います。

トップがいたら、すぐその下に各部門があって、各部門には部門長を置くことが多いです。

これが『ライン組織』というものです。

『ライン&スタッフ組織』

対して、今の主流はナポレオンを倒すために作られた『ライン&スタッフ組織』です。

この組織には、トップの横にスタッフという頭を使う人たちがいます。

この頭を使う人たちが全ての計画を立てていきます。

トップとスタッフの下に各部門があるというのが、『ライン&スタッフ組織』と『ライン組織』との違いです。

「下請け」にはライン組織が多い

中小企業には下請けをしているだけで、大きな『ライン&スタッフ組織』の中の一部門の製造ラインに過ぎないという会社が結構あります。

我々会計事務所の立場では、会社を「独立系」と「下請け」というように分けます。

そして「独立系」が「下請け」になることはまずありません。

ところが、一旦大きな組織の下請けのようになると、下請けを脱却出来ます。

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独立系の『ライン&スタッフ組織』を作るために社長がすべきこと

ひたすら勉強する

まず、大前提の社長の性格として、負けず嫌いというのは絶対必要です。

それから勉強、特に読書が重要です。

勉強好き、読書好きでない社長は大体下請けの社長です。

勉強しないと、「どうして自分たちは下請けなのか、どうして元受けになれないのか」がわかりません。

よく、「何を勉強したほうがいいんでしょうか?」とよく聞かれます。

何を勉強していいかわからなかったら、まず、本屋さんに行くとか図書館に行って、なんとなく眺めてみることも大事だと思います。

眺めてみて、「こんなに世の中には色々な本がある」とか、「自分の仕事に近いものはないか」と気づくことが大事です。

自分がこの業界でやっていきたい、本当にトップとしてやっていきたいというのであれば、その業界の本を読めばいいだけです。

ところが、ここまで行っても、勉強しない人は絶対に勉強しません。

信用で仕事を作り、下請けを逆に作る

勉強している社長は、世の中の信用というものを上手に使います。

信用というものを構築していき、信用で仕事を取って、そして下請けに渡しています。

作戦を立案し実行する

社長の仕事は作戦を立案して、実行することです。

ある程度の組織になったら、従業員に実行させなければいけないし、最初に事業を自分で始めるのであれば、自分で一生懸命動かなければなりません。

この時、ライン&スタッフ組織を作る社長さんは、必ず「勝てる作戦」を立案し、実行します。

最初から「勝てるよね」という作戦しか実行しないんです。

要は、実行と言うのは、勝てる作戦の実証に過ぎないと。

これを最初は自分ひとりでやるわけですが、やがて優秀なスタッフを入れて精度をあげながらやるようになります。

それでも普通にスモールビジネスでは、10社中1社しか10年残れません。

ずーっと、勝てる作戦の実証として行動し、どこかでコツーんと当てるんですね。

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ライン&スタッフ型組織を作ろう

大企業はスタッフも自らをスタッフと認識している

もう一度戻ります。

『ライン組織』と『ライン&スタッフ組織』がありますが、一般の中小企業は、『ライン組織』でやっていきます。

大企業は『ライン&スタッフ組織』で、自分の会社がスタッフ側なのか、それとも各ライン側なのか?を考えます。

従業員でもヘッドハンティングが起こるのは、スタッフの人間か、各部門長ぐらいです。

スタッフ型は給与も高い

まずは、自分の会社がどの組織形態で運営されているのか確認してください。

ライン&スタッフ組織で運営されている会社は、基本的に給料が高いはずです。

自分の会社が『ライン&スタッフ組織』かと考えた時に、どちらに属してるかによって、給料が全然違います。

また、自分が勤める側だとしたら、会社の中でどの部門に就きたいか、ラインのほうの会社に入るのか、それともスタッフ側の会社によって、随分と給料も違ってきますので、もう一度考えてみましょう。