ダメな社長の5つの特徴!これを克服しない限り、成長発展は絶望的だ!【会社を潰す】

経営

こんにちは島倉です。

 

私は創業してから会社の売り上げを伸ばせない社長や会社を潰す社長を「倒産社長」と呼んでいます。

 

その倒産社長には5つの特徴、いわゆる弱点があります。

 

この特長を持っていると絶対にビジネスがうまくいかないものなので、それについて解説していきます。

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「倒産社長」の5つの特徴

①数字に弱い

数字に弱い社長さんは結構多いです。

 

財務諸表が読めるといった次元ではなく、例えば赤字の状態なのになにが赤字の原因かを説明できない社長さんも多いです。

 

財務諸表を読めるのは絶対ですが、もっと実用的な部分で売上が上がっているのに利益が伸びていない要因を的確に数字で答えることができないと難しいと思います。

②パソコン(IT)が苦手

パソコンが苦手という社長さんも多いです。

 

私はメディア戦略として、とブログやメルマガ、Youtube 、Facebook 、twitter などのオウンドメディアで情報を発信して集客の仕組みづくりをしていきましょうというコンサルをしています。

 

しかし、社長本人がパソコンが苦手だという方が結構多く、このような社長たちの心理というのは、「パソコンは苦手なのでやりたくありません。」「他の方法を教えてください」と言ってやろうとしません。

 

パソコンが必須なのは言うまでもありません。

 

チラシを撒いたり、飛び込み営業をしたとしてもチラシを見たお客様はネットで確認しますから、ネット対策がきちんとできていなければ絶対うまくいきません。

 

オウンドメディアやランディングページなどこれまでは業者に発注すればよかったのですが、商品の売り方を一番知っているのは社長です。

 

社長がパソコンやITがわからないというのは今では論外なので、パソコンやIT関係の知識はぜひしっかり学んでください。

③起床が遅い

優秀な社長は早起きな方が多いです。

 

もちろん早起きすれば売上が上がるというものではありません。

 

しかし早起きすると健康管理ができます。

 

20代30代の若い社長はいいですが、40歳を過ぎると身体にガタが来るので基本的には早起きがいいと思います。

 

特に早起きをするべき社長は社員やスタッフを抱えている会社の社長です。

 

早起きして、社員より1時間以上早く出社して、まず自ら率先して会社の掃除をしてください。

 

それからメールチェックなどその日に決めなければいけないことを全て準備して、始業時間になったら会議に入るなり、的確な指示が出せるように、すぐ行動に移せる状態になっていなければいけません。

 

そのためには早起きして会社に早く出社するしかありません。

④決断力が鈍い

決断力はすごく大事です。

 

例えば気になるビジネスの話題やマーケティングの手法があって、いいと思ったらすぐに決断しないといけません。

 

会合や懇親会など自分にとってすごく会いたい人がいたら、その場で決断しないとダメです。

 

決断力やフットワークの良さがない人は成功しません。

 

要は大事なものと巡り合うことは多くないので、成功すると信じて決断することは大事です。

 

決断力のない人はお金で悩みます。しかも100万円以下の金額で悩みます。

 

ビジネスで成功するということは年収で言えば3000万円、5000万円、1億といったところを狙うわけです。

 

3000万円の投資であれば、キャッシュフローなどの財務状況を見て決断する必要がありますが、100万円以下の金額で悩むようでは成功しません。

 

決断力というのはフットワークの軽さでもあり、そのフットワークの軽さが人脈を作ることもできます。

 

ビジネスをするというのはお金の単位が違います。

 

100万円程度で悩んで決断できない人はビジネスで成功できません。

⑤人情に流される

倒産させる社長、会社を伸ばせない社長は人情に流されています。

 

必要以上に取引先に気を使って、ペコペコしたり、情に流されて過剰なサービスをしてしまったりします。

 

戦略やシナリオを盛り込んだ上で値引きするのはいいですが、人情に流されてシナリオがなく過剰なサービスするのはビジネスではなく、ボランティアです。

 

お客様に価値を提供するのは大前提で、利益を出さなければビジネスではありません。

 

人情に流される人というのは、とにかく誰からもいい顔をされたいいところがあります。いわゆる八方美人です。

 

誰からもいい人というのは、よく見られているのではなく、どうでもいい人だと思われていますので一度見直した方がいいです。

 

むしろうちの商品はこだわりがあって、他の会社より高いかもしれませんが、絶対にお客さんが気に入るような特徴やサービスがありますといったトークをしなければ売れません。

 

逆に人情に流されても価値を提供できるわけではないのでお客様を幸せにしません。

 

ただ自分の満足感だけの理由で経営をされたら社員によって最悪だということをよく理解してください。

 

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まとめ

「倒産社長」の5つの特徴、5つの弱点を紹介しましたが、私がよく見るのは、数字、パソコンに弱く、決断力が鈍い社長です。

 

中小企業では、人情に流される社長も結構多いと思います。

 

ご自身の中でこの5つの弱点を抱えていないか、ぜひ一度確認していただければと思います。

 

 
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島倉大輔

有名人気企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」を信条に、コンサルティングを開始。全国延べ1,700社以上の会社や個人を支援し、各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。現在、全国の経営者や起業家を支援するために、日々コンサルティングに奔走している。「行動すれば人生は変わる」が信条。また、トレーダーとしても活躍。資産1億円超えのトレーダーを7名輩出した実績を持つ。

朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載も多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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