日本企業の97%が「4千万円ぽっち」も稼げないのはなぜ?

経営

 未来工業の故・山田社長は、日本企業で「儲かっている会社はわずか3%」と指摘しながら、「なぜ4千万ぽっちも稼げないの?」とストレートなメッセージを起業家に向けて発信していました。山田社長の本意を考察しながら、4千万円の利益を稼ぐ会社ってどうやって作ればよいのだろう?という実務の話も含め、キミアキ先生がお届けいたします。

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未来工業の山田社長「儲かっている会社はわずか3%」

 今日は、日本一のホワイト企業の創業者である、未来工業の山田社長の言葉を借りながら、お話したいと思っています。

 著書の『稼ぎたければ、働くな。』これは一体どういう意味なのか!これをひも解きながら、実務の話もしてみようと思います。

 山田社長は2014年の7月30日に82歳で亡くなりました。

 ” 常に考える! ”という、頭に指を当てているマークがありまして、これが会社に30ヵ所くらいに貼ってあります。

 要するに普通に働くんでは無いから、稼げるんだっていうことです。

 山田社長は実際に辛辣な数字を出してらして、「儲かっている会社はわずか3%」しか無いんではないかと。

 これは実際、統計結果が出ていて(著書に出てくる事業者数はちょっと違うのですが)この3%というのは合っています。

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たった4千万円ぽっちなんで稼げないの??

 昔は高額納税者みたいな形で、利益がだいたい4千万円くらいを超えている会社は税務署に貼り出されていたんですね。

 中野の税務署にも貼ってありまして、中野は決算月が一緒で1番は丸井さん。

 昔デザイナーズブランドで学生さんに作らせまくった(笑)あのマルイさんが1位です。

 2位がビデオの…ソフトオンデマンドです。マネーの虎でも有名な高橋がなりさんの会社ですね。

 ここが決算月が同じで1位2位でした。覚えています。

 数年前までは貼り出していたんですけどね、今はもう発表していません。

 では、この4千万円儲けている会社は全体の3%しか無いじゃないか!と。

 この4千万円という基準について山田社長は「たった4千万円ぽっち」という言い方なんですね。

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4千万の利益を出しても日本の会社で8万番目

 この「4千万円ぽっち」と言われて、カチンとくるか、カチンとこないか です。

 山田社長にとっては、たかが4千万円ぽっちの利益も出せないっていうのは、ど〜いうことなんだ?って。

 何故なら4千万円ぽっちの利益を出すと、日本で8万番なんです。

 これまたよく分からないでしょう?(笑) 8万番…?って。8万番ていうのは殆どの人が経験したことが無い。

 それだけ大枠での評価をされたことって無いですからね(笑)

 大学入試の全国模試が、20万人〜30万人が受けるので、やっと8万番っていうのがあるけれど、普通は8万番って訳分かんないですよね(笑)

 「4千万円ぽっちの利益を出したとしても、8万番にしかなれない。」ということを知っていた社長さんはいらっしゃいますか?

 えッ?4千万円って大金だよね…って考えるか、4千万円ぽっちって考えるかなんですね。

 山田社長はもともと劇団員だったんですが、自分の劇団の人たちと会社を起こして、そして「4千万円ぽっちの利益もあげられねぇなんて、お前らおかしくねぇか?」ってね、そういう口調なんですよ(笑)。

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儲からないなら働かない方が良い。働き方を変えよう。

 なぜ世の中の大多数を占める97%の会社が儲かっていないのか?

 それは、97%の会社が儲からない働き方をやっているからなんですよね。

 この97%の会社の働き方って何だろう?っていうと、基本的に「ガンバる!!」なんです。

 本当ですよ。すごい作戦があって、何かしらガンバっているわけでは無いんですよ。

 ほとんどが単に「ガンバる!!」なんです。

 だから儲からない97%の会社がやっているこの働き方では、儲からないよねって。

 当たり前のことを言っているんですね。

 じゃあ、実際どうやっているのよ?ガンバるしか無いじゃないか!って聞こえてきそうですが。

 働いて儲からないなら、働かない方が良くないか?って思いませんか(笑)

 要するに働き方が間違っているんではないか?っていうことです。

 だってね〜、働いて働いて、長時間労働もやってね、安売りやって、人海戦術やってね、みんな一生懸命やってます!って言ったって、そんな働き方をしても儲からないなら「働くなよ」と。

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3対97、小さな業界で目立つ存在になれ!

 では我々が実務上、実際に何をやっているかというと、どうしても3%の方に入らなくてはいけないんですよ。

 絶対に97%の側に入ってはいけないですからね。

 そのためには、まずは目立つことが必要です。

 看板でもナンでもバーーーンッと目立たせる。

 そして有名になって行くわけなんですけれど、この有名になるっていうのも、基本的に今だと半分はネットで検索するんです。

 検索すればお前の会社が当たるな!これを検索してみよう…お前の会社が出ているな!みたいなね。

 これで自然と有名になっていくようなことをやっていくんです。

 小さな業界の1番に成っていくわけですけれども、それは業界でウチが1番有名だから。

 なぜ有名になっていくかというと、同業者とは実は全然違うことをやるんですよ。

 そして目立って有名になっていくっていうことを実務上でやっていきます。

 つまり同業者から見たらもう ” イヤな奴 ” なんですよ。

 あそこの会社は常識が無い!ゲリラ戦ばっかりやってる!って。

 そのゲリラ戦をやっているときに、同業者にはいくら嫌われても良いです。

 何故かといったら、「3対97なんだ」っていうことを何度でも思い出してください。

 結局 儲かっている会社は全体の3%しか無いんです。

 実際に税金の申告においても全体の7割の会社が赤字です。4千万円の利益どころか7割の会社が赤字なんですよ。

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儲かってる会社は常識が無い?そりゃ当たり前

 4千万円ぽっちの利益を出せば「儲かっている」って言われるんですが、「儲かっている」って言われたって、所詮は8万番なんですよ。

 「俺んとこメッチャ儲かってんだぜ〜4千万も儲かってからな〜!ここら辺じゃぁ負けねぇな〜!」って思っても、所詮8万番なんですよ(笑)

 ですからね、常識が無い!って言われたって良いし、そう言われているっていうことは、真逆の発想をしているし、真逆の行動をしているから、周りから常識が無いって言われるんです。

 常識を捨てたら、そりゃあね、多数派からは嫌われますからね(笑)

 ですけれど、山田社長もハッキリと言っています。

 「お前のちっぽけな常識なんて捨てちまえ!そうしない限り、3の方には入れない。要するに儲かる方の会社の経営者にはなれない!」って。

 山田社長って本当に辛辣な言い方なんですよね。

 4千万円ぽっちですから。4千万円ぽっち。

 かなり辛辣ではあるんですけれども、働き方、自分たちの発想や行動も変えていけば、3%の方に入れるかもしれませんよ。

 
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タナカキミアキ

売らない営業マン タナカキミアキ

YouTubeチャンネル「キミアキ先生の起業酔話」で、
中小企業経営のこと、起業のこと、経理のことを、
顧問先法人100社・個人事業者50名を抱える現場目線で
お話しています。

所有資格:

日商簿記検定1級
全経簿記検定上級
全商簿記検定1級で簿記検定3冠王、
税理士
簿記論・財務諸表論で簿記4冠&簿財番長
宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
かわいらしい秘書検定2級
普通自動車に普通自動二輪
みんなの安全を守る甲種防火管理責任者
珠算3級
よく分からん情報処理検定2級

…などプチ資格オタク

妻は「あおば会計税理士法人」代表税理士の田中朝代。

18歳の時に簿記1級のクラスで出会って、
15年後になぜか結婚しました。

中小零細企業の経営に関しては夫婦揃ってめっぽう詳しいので、
ガンガン講義やっていきます!

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