こんにちは!
タナカキミアキです。
コロナの影響もありますが、事業者の方で、稼げていないこと、今後さらに稼げなくなるのではないかという不安で、少しうつ気味の方も出ています。
今回は、そのような事業者の方に向けて意識していただきたいポイントをお話ししたいと思います。
稼げない経営者が黒字経営するための3つのポイント
稼げない経営者が黒字経営するためのポイントは、以下の3点です。
- 火事場の馬鹿力で借金を返済する
- 必要経費の優先順位を明確にする
- 資金の回収力で増やす
それでは1つずつ解説していきますね。
火事場の馬鹿力で借金を返済する
借金を返せないという時に、火事場の馬鹿力のように恐ろしい力が発揮できるかどうかです。
その原動力は何かというと、借金返済です。
借金の返済をやり終えた人たちは、本当に事業者として強くなります。
月々の返済額を明確にする
500万円を5年返済するのは月に10万円です。
借金に関していうと、銀行借入金の場合は500万円を基準にして考えていきます。
500万円を5年で返済するには利息込みでも月10万円ということを覚えておいてください。
例えば3000万円返済していくとなると、単純に6倍して、月に60万円返済すればよいと考えていきます。
今回のコロナ騒動で、据置期間や7年返済といったように甘やかされると事業者はダメになっていきます。
ある時に返済能力が上がっていると感じる時があると思います。
黒字経営を当たり前にする
黒字経営が当たり前になると、こんなに稼ぐ力があったのかと思えるようになり、自分はどうして下手な経営をして、赤字の会社を経営していたのだろうと思うようになります。
その返済能力というのは火事場の馬鹿力なのです。
人間の力というのは不思議なもので、絶対に返せないだろうという借金を多くの方が返しているわけです。
借金を返済できている時は、しっかりと稼ぐ力が備わっていて、会社は自ずと黒字経営になっています。
必要経費の優先順位を明確にする
それから、お金の使い方を考えてください。
経営というのは、先払い、後もらいです。
世の中で本当に稼いでいる人たちは、税金対策で飲み代などといった、微々たるお金を使うようなことはしません。
稼いでいる人たちは、お金が増えて戻ってくるようなお金の使い方、つまり投資しかしません。
資金の回収力で増やす
稼ぐ力を身につけていくと、資金の回転力が変わってきます。
海外との取引はかっこいいですが、実は資金が結構硬直されてしまうので、それよりは近場でお金を回しているほうが増えていきます。
稼げない経営者が黒字経営するためのポイント:まとめ
いかがでしょうか?
最後に「稼げない経営者が黒字経営するためのポイント」をもう一度整理しましょう。
- 火事場の馬鹿力で借金を返済する
- 必要経費の優先順位を明確にする
- 資金の回収力で増やす
稼ぐ時はがむしゃらに頑張って、お金を増やすときは、商売がどのくらいで回転できるかという視点で商売を選ぶようにしましょう。
お金を増やしていくときに一番大事なことは、粗利益がどうか、何か月で資金が回転するか、といった自社の経営状態がきちんとわかるかどうかです。
当たり前のことをしていけば、経費の使い方もずいぶんと変わり、経費を投資にまわしていければ、借金もどんどん返していけます。