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光GENJI通達で思い出す子役芸能人と労働基準法の関係

 一世を風靡した光GENJIには中学生のメンバーもいました。現在でも多くの子役がテレビ番組に出演して活躍しております。ここで1つの疑問点が生じます。芸能人の子役は労働者か個人事業主か?という問題です。昭和63年に労働省労働基準局長が出した通達によると、子役は一定の条件下で労働基準法の制限外で活動することが可能となります。
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消費者相談事例に学ぶ 通販の未成年者トラブル対策

 スマートフォンによるネット購入が拡大しています。同時に、未成年者でも容易にスマートフォンで商品を購入できるようになったことで、通販事業者にとっては通販の未成年者トラブルのリスクも高まっています。通販運営者は未成年者が商品の購入者である場合を想定して、サイト上で未成年者向け表示対策に力を入れなければなりません。スマホ通販サイトや未成年者による通販利用でのトラブル対策のポイントをプロフェッショナルが提示いたします。
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大詰め迫るマイナンバー 準備するなら今でしょ!

 マイナンバーがいよいよ今年の10月から通知されます。ところがそんなことなど「どこ吹く風?」という企業が多いのが現実です。しかし実際には10月頃から通知が始まればパニックが起こるのは必至の状態です。社員が自分の情報を預けて安心できる体制を真剣に考え、全社員を教育しなければ制度にうまく対応することは難しいと言えるでしょう。
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不当解雇を金銭解決できるようになる未来が示すもの

 政府の規制改革会議は不当解雇と判断された際、「労働者から申し立てがあれば金銭補償で解決する制度」の導入に向けた有識者の会議を設けることを決定しました。お金のある企業や成長欲の高い企業ほど、今後優秀な人材枠を確保するためにこの制度の導入に賛同するでしょう。雇用される側にとっての防御は時代の変化に対応することです。
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地域ブランドを後押しする地理的表示保護制度が始まる

 「夕張メロン」や「神戸ビーフ」、「市田柿」など誰もが知るご当地ブランドを保護する「地理的表示(GI:Geographical Indication)保護制度」が、6月1日に施行されました。登録を受けた地理的表示と同一もしくは類似の表示は今後厳しく禁じられます。制度の概要と趣旨並びに罰則規定をプロの消費生活アドバイザーが解説いたします。
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マイナンバー セミナーを受けても解決できない問題とは

 マイナンバー制度は全ての企業が対象となった一大事業だ。「マイナンバーセミナー」は日本全国で連日のように開催されているが、社内ルール決め、社内の具体的な業務フロー策定、社員教育の実施といった分野は、セミナーを受けるだけで整備できるものではない。労務のプロから経営者へマイナンバー制度にかかる難易な作業を行うためのアドバイスを提示する。
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マイナンバー制度導入までの歴史と今後の問題点をおさらい

 2016年1月から「マイナンバー制度」の開始が決定している。1968年に「国民総背番号制」の導入が検討されて以来、ついに政府の悲願が叶う形となっているが、制度運用にかかる膨大なコスト等問題は山積みである。また効率化の大義名分の元に、国民の利益を削ぐ危険性もマイナンバー制度は孕んでおり、国民は政府の動向を見守る必要がある。
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日本経済にとって今必要なのはインバウンド「労働力」

 日本にとって重要なインバウンドは「消費」だけではない。深刻な労働力不足に陥った業界では、インバウンド「労働力」も必要とされている。特に介護業界や建設業界は、東京オリンピックや2025年問題を間近に控え、切実にインバウンド労働力を求めている。しかし安い労働力と彼らをみなす考え方で乗りきれるほど事情は甘くない。彼らの働きやすい環境作りが急務だ。
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ストレスチェック義務化が浮き彫りにする中間管理職の苦悩

 12月1日から始まるストレスチェックの義務化まで、残り約8か月となった。インターワイヤードのリサーチによると、「仕事が原因でストレスを感じているか」という問いかけに対し、中間管理職が圧倒的な割合で「はい」と答えた。経営者のビジョンを実行するプレイヤー達を束ねるコーディネーター、中間管理職のためにストレスチェック対策を行う必要がある。
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政府が国家公務員にフレックス制度を導入する大きな理由

 2016年の4月から政府は国家公務員約20万人を対象として、フレックスタイム制を導入する方針を決定した。実はこの10数年、日本ではフレックスタイム制度を新規導入する企業が減少している。しかし労働の対価を時間から成果へ変更しようとする、残業代ゼロ法案を推進するためにも、政府は今回の試みをしくじることができない。
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鳥貴族が鳥二郎を提訴する不正競争防止法とは?

 自社のロゴや内装などを真似したとして、焼き鳥チェーン店大手の「鳥貴族」が株式会社秀インターワンが運営する「鳥二郎」を訴えた。ブランドである店名ロゴの商標登録をしておらず、それを他社に真似されたことが事態を複雑化させている。鳥貴族は不正競争防止法による訴えを起こして、鳥二郎を排除すると思われる。不正競争と認められる要件をおさらいしよう。
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社内恋愛を就業規則で禁止することは可能か?

 「抱かれたい男ランキング」No.1俳優である斎藤工が主演を演じる新ドラマ「医師たちの恋愛事情」の舞台となる病院では、職場恋愛が禁止され、判明したら退職しなければならない設定だ。しかし、憲法第13条で定められている”基本的人権の尊重”により、自由及び幸福追求に対する「私的行動権」として、社内恋愛を禁止することはできないのが現実である。
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今更だが半沢直樹は大和田常務を土下座させていいのか?

 ドラマ「半沢直樹」が終了してまもなく2年。 ドラマの代名詞ともいえば”土下座シーン”だが、現実の世界で取引先はたまた社内の人間へ土下座を強要することは、刑法の強要罪にひっかかったり、パワーハラスメントで訴えられる可能性が生じるので絶対にやめておこう。ビジネスにおける威圧的かつ感情的な表現にはリスクがあるのだ。
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エイプリルフールに学ぶ「専門業務型裁量労働制」

4月1日エイプリルフールの日に、自称ブラック企業「セブンコード社」が、労働基準監督署にアポなし突入された一部始終を動画で公開した。労基署が問題視した残業時間の管理をセブンコード社は、「専門業務型裁量労働制」の採用検討で回避した。労働裁量が労働者に委ねられる制度のため、多用な働き方の選択肢として検討してみよう。
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合法的に社員の鼻ピアスを外させることは可能か?

 社員の服装は憲法13条を根拠に、最大限尊重することが企業へ求められている。企業のダイバーシティ化が進んでいるとはいえ、厳しい目を向ける第三者は一定多数いるのも現実だ。さすがに憲法13条を抗弁事由として、鼻ピアスを社員がつけて会社に来られては困る。合法的に、就業規定で一定のルールを決めて、服装トラブルを防ぐことが業務効率化につながる。
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新卒歓迎会で残業代請求!? ないようであり得ます。

 「新卒歓迎会で新卒社員が残業代請求!?」驚くようなエピソードがヤフー知恵袋に掲載されていたのでご紹介する。経営者にとって予想もしたくない「この事態」を、労働基準法は「ヨシとするのか?」知っておこう。労働に対する価値基準は人によって様々であるが、人と人の繋がりで社会が成り立っていることも、この機会に思い返したい。
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少子化対策で企業は育休協力しなければペナルティの可能性

 2020年までの政府の少子化対策の基本方針となる「少子化社会対策大綱」の原案が判明し、男性社員の産後すぐの休暇取得率、育児休暇取得率を大幅に上げることが構想としてあがっている。協力的でない企業にはペナルティが課せられる可能性もあるため、今から原資を確保したり、先例企業の取り組みを把握しておく必要が考えられる。
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社員を休日にセミナー研修へ出席させると給与は発生する?

 会社の育成プログラムに組み込まれるセミナー研修へ、休日に社員が行く機会は多いはずだ。休日の研修に社員を参加させる場合は、それらが「仕事で給与が発生するか?、自主的な勉強なので給与が発生しないか?」という労務上の問題が発生する。デキる社員は自ら学ぶために動くが、もし全員を研修へ参加させたいならば給与支払いは必須となることを覚えておきたい。
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マイナンバー制度で企業が受ける負荷に今から対応しよう

 マイナンバー制度の導入がいよいよ開始する。マイナンバーの利用範囲は「行政手続きのみ」に限定され、他目的での利用が一切認められていない。従って企業にとっては、税・社会保障など行政が絡む実務面の影響が多いことが想定される。しかし企業を縛る規定や罰則など多くの負担があるので、企業規模に関係なく今のうちから対応しておくのは賢明だ。
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春闘「ベア」ってどういう意味? 経済用語一本釣り

 春闘とは、毎年2月ごろから行われる労働運動である。主に労働組合が正社員の賃金引上げなどを目的に、労働時間短縮、労働条件改善なども合わせて会社へ改善要求を行う行為である。今年は「ベアな春闘」と言われている。ところで、この「ベアな春闘」という意味を正確に把握されていないケースがある。おさらいの意味も込めて再度把握しておこう。