編集部

資産運用

スイスフラン急騰 FX取引はリスクヘッジが命

 スイスフランの急騰によって、東欧諸国を中心とした実体経済への影響はもちろんのこと、FX投資家やFX業者では破産に陥っている人が多く出た。FX取引はレバレッジが効くために、短期間で大きな利益を得ることが可能な取引であるが、失敗した時に取り返しがつかない状況に陥ることも把握し、リスクを未然に防ぐ取引が望まれる。 
資産運用

日銀政策決定会合とはなに?-経済用語一本釣り

 今週も経済に大きな影響を与えるイベントが目白押しである。中でも一番の注目は、年明け初めて日銀政策決定会合が行われることである。ニュースでよく聞く「日銀政策決定会合」とは誰が、どんなことを決める会合で、どんな権限を持っているのだろうか?1月の政策決定会合における争点も含めて解説していきたい。
企業分析

トヨタの60年先を行く明太子ふくやのCSV経営

 トヨタ自動車が、燃料電池車の特許を無償で公開したことが話題だ。自社ノウハウを公開し、市場全体を拡大させ、ビジネスチャンスにつなげる手法は、今注目される「CSV経営」を実践する良い例である。しかしトヨタがCSV経営を行う遥か60年以上前に、同手法を用いて新たな市場を創造した会社がある。明太子メーカーの「ふくや」だ。
企業分析

ハイアールがオフィス冷蔵庫設置 隙間をねらえ

 中国の家電大手、ハイアールの子会社であるハイアールアジアが、自社製品である冷蔵庫を企業のオフィスに無料で貸し出す、新しい業態に踏み出す計画をたてていることがわかった。白物家電で真正面から市場に参入するのではなく、隙間から市場を作ろうとするマーケティング施策はこれからの日本では要注目である。
IT

mixiをもう一回やり始めるなら今がよい理由

 スマホアプリ・ゲームの「モンスターストライク」が大ヒットし、飛ぶ鳥を落とす勢いのミクシィであるが、上場時の主事業はSNSサービス「mixi(ミクシィ)」であった。現在「mixi」がどんな状態になっているのか調べるため、ここ数ヶ月筆者はミクシィを利用した。そこにあったのは匿名でも信頼性の高いコミュニティ社会だった。
節税

カープ黒田 帰国で生じる税金面のデメリット

 広島カープに黒田博樹投手が戻ってくる。20億円を超えるオファーを米球団からもらっていながら、4億円程度しか年俸を支払えない広島に恩返しする姿勢が美談として伝わっている。減俸はもちろんのこと、アメリカから日本に戻ることによって税金面でどのくらいデメリットが生じるかを本稿では計算してみたい。
節税

インバウンド消費をこの手に 免税店事業者になろう

 今年は外国人訪問客が1,500万人に到達し、インバウンド消費(海外旅行客の国内消費)は益々拡大することが見込まれている。恩恵を受けるための手っ取り早い手段として免税店の開設があげられる。取り扱い品目の制限も消耗品含めて大幅に解除され、免税店の開設許可にかかる手間も少ない。検討してみるのはいかがだろうか?
時事

「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」のあの靴がリアルで登場!

 1989年に大ヒットを遂げた「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」を覚えているだろうか?映画で描かれた未来が、ちょうど今年「2015年」である。1月7日に米NIKE社は、映画に登場した自動靴ひも調整システム搭載の「Nike MAG」を今年中に発売することを発表した。映画に描かれた世界は、少しずつ実現し始めている。
IT

IOT(アイオーティ)ってなに? どこよりわかりやすく解説

2015年のビジネスシーンにおける重要キーワードとして、良く聞かれるようになった「IOT(アイオーティ)」、「IOT製品」とはなんのことだろう?横文字ばかりが先行しているが、私達がこれからプライベートはもちろん、ビジネスでもこれらの言葉と触れる機会はどんどん増える。そこで節約社長編集部がわかりやすく「IOT」について解説する。
補助金

BNFも利用するふるさと納税 企業利用のメリット

 日本最強の個人投資家として知られるBNF(小手川隆)氏と思われる男性が、三重県伊勢市に1,500万円分のふるさと納税を行ったことが話題となっている。対価は純金製一枚30〜40万円の手裏剣が3枚である。企業でふるさと納税を行う場合、プレゼント以外にも損金算入による税務対策が可能なため、制度を知っておこう。
経営

カルビーやサンリオが創業時に販売していた”意外”な商品

大企業の多くが創業時と現在では全く違う商品を販売している。イギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィンが残した名言「最も強い者が生き残るのではなく最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは変化できる者である」シャープは徳尾錠、サンリオは絹製品、カルビーやキャラメル、IBMはアナログ式タイムレコーダーを販売していた。
コスト削減

サンクコストを阻止する諦め力 為末大と町田樹に学ぼう

 フィギュア男子の町田樹選手が昨年末の全日本選手権を最後に引退した。競技者として一定の地位を築きながら、別の人生を早期に選ぶ姿は、100メートル競争選手であることを学生時代に諦め、400メートルハードルに転身した為末大と重なる。ビジネスでサンクコストを阻止するための姿勢を、アスリートの二人から学べる。
資金調達

3,000万円まで無担保 新創業融資を知ろう

 開業や第二次創業にあたって、大きな問題となるのが開業資金である。日本政策金融公庫の新創業融資という制度を利用すると、無担保、保証人不要で最大3,000万円の融資を受けることが可能なことをご存知だろうか?融資を受けるための条件も、一般の金融機関よりはるかにハードルが低いためぜひ積極採用することをおすすめしたい。
時事

「LINE TAXI」が登場 米Uberと日本勢の仁義無き戦い始まる

 LINE株式会社は、1月6日(火)に東京限定でタクシー配車サービス「LINE TAXI」を開始した。タクシー大手の日本交通と業務提携し、まずは東京で運営されている。今後、全国で同サービスが提供される予定だ。LINE社は既に5,400万のユーザーを有しており、競合であり海外から鳴り物入りでやってきたハイヤー配車サービス「UBER」がどう対抗に出るかにも注目だ。
コスト削減

新規事業はコスト削減と不効率の是正がカギ

 新規事業の立ち上げはワクワクするが、構想の段階で壮大なプランを立てても、実際に市場のニーズがないため多くが頓挫する。新しい需要を喚起し0から作るスタンスよりも、既存の業界に存在する非効率な慣習に便利な仕組み(コスト削減/不効率の是正モデル)を導入することで、成功するパターンが多い。幾つかの事例を紹介する。
経営

新年会は聞き上手になり社員の状態を把握しよう

2020年を迎えました。新年会は経営者としての所信表明を発表する場ですが、社員の状態を効率よく知る良い機会です。新年会を通じて「良い質問」をして社員の本音を引き出すことが大切です。ポイントは、正月をどのように過ごしたか、今年はどのような事をしたいのかという点を、相手を応援する気持ちで聞くことです。
節約

2014年 節約社長記事ベスト5発表

 元旦まであと2日。節約社長は「コツコツ節約、シッカリ利益。」をコンセプトに2014年はスタートから約3ヶ月の期間で、80以上の記事を配信してきました。本年の締めくくりに配信された記事のうち、読者からの反響が良かったものを5つセレクトしてお届けいたします。年末年始のゆっくりとした時間に、ぜひご一読いただければ光栄です。
経済

2015年経済に影響あるイベント5選〜後半編〜

 昨日に引き続き、2015年に起きることが確定している経済に影響あるイベントを本日は、後半編でご紹介したいと思う。日本郵政の上場、上海ディズニーランドのオープン、ASEAN経済共同体の発足、日本の年末プライマリーバランスが出す結果、ヨーロッパ諸国の問題顕在化が、経営にも大きな影響を与えそうだ。
経済

2015年経済に影響あるイベント5選〜前半編〜

 2015年まであと一週間に迫る。仕事も佳境に入るか、一段落という経営者も多いことと思う。一息つけるタイミングで、来年の経済見通しを立てるにあたり、あらかじめわかっている経済イベントを効率よく把握しておきたい。相続税増税、北陸新幹線の開業、地方統一選挙、終戦70周年など経済へ影響を与えるイベントが目白押しだ。
資産運用

ブル相場 イグニスはガンホーの後継者候補

 市場はすっかりブル(強気)相場入りとなった。日銀の追加金融緩和、自民党の圧勝、12月FOMC(米連邦公開市場委員会)の金利2015年4月までの利上げ見送りなど、春先までは株式市場でバブルが起きる様相ができあがっている。次のガンホーはどこになるのか、候補の一つとしてイグニスという会社を知ってもらいたい。