未曾有の大震災、東北大震災から早くも4年(3月11日)が経過しようとしている。記憶が薄れつつある今だからこそ、企業でも防災の備えをしておきたい。100円均一ショップで購入できる防災グッズのランキングが好評されているが、いずれも普段は気がつかないが、災害発生時には役立つものだ。費用負担も少ないので、ぜひチェックしてみよう。
震災から4年 薄れゆく災害を意識した備え
未曾有の大震災、東北大震災から早くも4年(3月11日)が経過しようとしている。
先月中旬、岩手県沖で発生した震度4~5の地震は、東日本大震災の余震と発表され、まだ数年の間は余震が起きる可能性があると言う。
東日本や東北だけに危険があるわけではなく、日本は全体が大陸プレートの上に隆起した島国のため、プレートの衝突により地震が起きやすい国である。
地震が起きるのは、家にいるときとは限らないため、企業として社員の生命を最低限保護する気構えは持っておきたい。そこで、非常用アイテムとして会社に常備しておくべき備品ランキング10選をご紹介しよう。
備えておきたい防災グッズランキング
インプレスグループが運営するサイト「gooppy」は、「100均の使える防災グッズ」のアンケートランキングTOP10を発表した。以下、ご紹介したい。
1位・ウォータータンク
ミネラルウォーターでもいいが、あくまで飲料用になってしまう。長時間水道が止まった場合のトイレのことも考えて、水をぜひ備蓄しておきたい。小さめサイズで1人1個は欲しいところ。
2位・非常用持ち出し袋
何はともあれこれがあると安心。何かがあったときに総務の社員が防災用品をまとめるグッズを配布する余裕がないことが予想されるので、社員一人一人にあらかじめ配布しておくことが大切だ。
3位・手動LEDライト
手回しハンドルで発電し光るライトが3位につけた。電池を不要とするため回すだけで使える安心感は大きい。電池は水に濡れると使えないからだ。
4位以下は項目のみご紹介する。
- 4位.緊急用ハンマー
- 5位.緊急簡易用トイレ
- 6位.軍手・ロープ・笛3点セット
- 7位.くっつく伸縮包帯
- 8位.携帯用ラジオ
- 9位.アルミ温熱シート
- 10位.その他
100均で買うか買わないかは別として、賞味期限のあるものではないため、危機管理のために会社でも一式を、今すぐ買い揃えておきたい。
あの日経験したことをもう一度思い出そう
東北大震災の日、首都圏もオフィスから自宅へ帰ることができない帰宅難民で街が溢れかえった。パニック状態の街で、オフィスで、寒い夜を明かした人も多かっただろう。
地震や地震による災害を、我々がコントロールすることは難しい。ただし、備えることで少しでも被害を軽減することは可能なはずだ。
100均であらかたの防災グッズを購入すれば、企業の費用負担も少ない。
1日の1/3を会社で過ごす社員の安全を守ることで、経営者の勤めを果たそう。
参照元
「gooppy」100均の使える防災グッズランキング
https://gooppy.jp/bests/ranking/1350