お店やりたいやりたい詐欺でやらない人多すぎ
2018年は、「小さな店をやりたい」という相談を色んな方からいただきました。
ところが、相談いただいた方が実際に年末になって実際に開店しているかというと、ないな〜(笑)って思った次第でございます。
そこで今日は、ちょっと面白いポップコーン屋さんを紹介しようと思います。
「史上初!?食べられる緩衝材ポップコーン」という商品なんですけれど、Twitterで3万件以上のリツイートを計測するくらいバズりまして、話題をかっさらっております。
ポップコーン屋さんがプチプチ緩衝材の代わりにポップコーンを入れてみたら、これがウケにウケたというわけですね。
この商売自体がスケールしないのは簡単にわかる通り、日本ていうのはお菓子大国で、他にもすごくたくさんのお菓子があるじゃないですか。
つまる、この商品自体をモロに使うというのではなくて、こういったバズり商品を使ったお店の運用ということを考えてみたいと思います。
店舗をやるなら話題の商品を常にチェックしよう
今回の企画を考案したのは、あぜち食品という食品会社の2代目さんです。
会社情報を見てみると、社長さんはじめ、従業員の皆さんが見た感じ似てらっしゃるので、家族経営されているのかなぁと思います。
オリジナルのキャラクターもあるようですね、MACKというペンギンに似たインパクトのでかい、得体のしれないキャラクターです。
会社自体は高知県高知市にあるんですね。
この会社さん、やっぱり色々よく考えられていて、1キロのポップコーンも販売されておりまして、商品説明を見るとカップで35杯位取れて、本体は2,780円で送料無料、プレゼント用に別途50円でリボンを付けてくれるんです。
カップを買ったとしても、ざっくり一人前100円位には原価が収まりますよね。これを使ってイベントすればよいわけです。
キャラクターのついたデカ盛りポップコーンでパシャッと写真撮って、SNSで自分のお店を拡散しておいて、イベントを打ってそれを一人当たり150円なり200円なりでお売りする。
1つのイベントとしては非常にこれいいなと思ったわけです。
お客様はすぐ飽きる~話題の商品でイベントを作り集客してみよう
今、どんどん飲食店が潰れていますから”居抜き”ってやつで、前の人が潰したお店に入れば大体は保健所の許可が落ちるんです。
食品衛生責任者の免許も10,000円くらいで取れますから、あとはプレートを800円で一枚買えば、お店なんかスタートできます。
そうすると、さっきのでっかいポップコーンとかを分けるイベントもできるようになります。
要するに食品衛生責任者さえ持っていれば、大抵のことができます。できないのはふぐ料理くらいです(笑)。
ですから小さな店を持ちたいなら、まずはイベント用の色んな商材を各地から仕入れて、イベントを打ちながらお店をやってみるのはいかがでしょうか?
SNSで拡散したようなものはみんな結構興味があるので、結構な集客材料になります。
もちろん、最初にお取り寄せするときは原価出しだったり、持ち出しになるかもしれないです。
それでも飲食店の運営する際って、イベントを打てばいいっていうのがありますし、イベントを打たないから飲食店って潰れるんだっていうことも知っておけば、全然他に勝てるんです。
本当にお客さんって「飽きちゃう」んです。
だから、お客さんを飽きさせないために、最低でも月1回…月に1回どころか毎月店を変えるんですよ。
そうやってやっとこさ店っていうのは成り立つんですね。
ところが世の中っていうものは「変わらぬ味だ!」、「変わらぬ雰囲気だ!」とかそういうことを大事にするじゃないですか。
だけど、別のやり方もあるんだっていうことをポップコーンのことを例に出してお話ししました。
お店を運営していらっしゃる方は、こういう話題性のある商品を仕入れて、イベント打つだけでだいぶ違うと思いますよ。