締切の無い広告に待ち受けるもの、それは死。
停滞している、常に頭の中にモヤモヤしたもの、イライラした感情を抱えている。
こんな経験は皆さんにもありませんか?
そこで今日は、ビジネスを前に進める絶対ルールをご紹介したいと思います。
たとえば広告。広告の目的は、広告を見たお客様に行動してもらうことです。
行動してもらうためには、お客様にオファーを出さなければなりません。
「今なら☓☓です。だから、今すぐ〜〜してください。」というオファーに応じてもらうことが、広告を出す目的です。
そして、オファーを出す際に忘れてはならないのが、「デッドエンド(締切)」を設けることです。
「デッドエンド(締切)の無い広告に待ち受けるもの、それはデッド(死)である。」という格言があるように、人は締切が無ければオファーに応じて行動してくれません。
たとえば宿題。子供たちが夏休みの宿題をやる理由は、夏休みの終わりという締切があるから。
締切が無ければ、子供たちの誰がやるでしょうか?
自らの行動に期限(締切)を設けて動く必要性
同じように、ビジネスを前に進める、つまり人に行動を促すためには、締切を設ける必要があります。
でも私達は、人にお願いをする時、大抵は“できるだけ早くやってほしい”と思っているからか、「いつまでに〜やって」という期限を設定することを忘れがちです。
「その本、取ってくれない?」「この資料作ってもらえない?」「お客様とアポイント取ってくれない?」と言った具合です。
ホントはこれらの言葉の裏には「今すぐやってほしい」という願望があるにも関わらず。
だから僕たちは、人に行動を求める時は、必ず締切を作る必要があります。
「時間があったらやってほしい」と他人に対して思うことを、他人は大抵やってくれません。これが現実であり、ビジネスを前に進める阻害要因となります。
ビジネスを前に進めるため誓うべき5つの約束
ここまではご納得いただけたことでしょう。では、あなたに質問があります。
「あなたはあなた自身に締切を設けていますか?自分の行動に対して締切、期限を設けて動き、結果を出していますか?」
たとえば、食えない状況を何年間も続けている人。この人は自分の行動に締切を設けているでしょうか?
締切が効果を発揮するのは、ゴールが見えている時のみです。
僕たちはビジネスを前に進めるために、以下5つの約束を常に自分へ課す必要があります。
- 1)ゴール(条件)を決める
- 2)締切(デッドライン)を決める
- 3)全てやれることはやりきる
- 4)条件に基づき公正に判断する
- 5)次に向けて勢い良く進む
たとえばあなたにとって、成功と失敗はどういうことでしょうか?きっと明確なはずです。
「いつまでに成功したら◯◯を続ける」「いつまでに結果ができなかったら◯◯を止める」と期限を決めて行動するのです。
ここで、成功したのか、失敗したのかは重要ではありません。期限を決めて行動し、その結果を踏まえて、より賢明な行動を主体的に決めることのほうが重要なのです。
実際にユニクロの柳井さんは「1勝9敗」なんて言ってますよね。それで良いんだと。そのかわり何回もチャレンジするんだと。
この回数が多ければ多い人ほど、ビジネスを前に成長させることになります。失敗しても、成功しても、いずれ成長曲線が急カーブを描くようになるのです。
そのかわり必ず締切を設けるのです。締切に併せてドライブをかけることを何度も繰り返せるし、失敗しても何度も立ち上がれるからです。
逆にこのサイクルを繰り返すことにためらいを抱く人ほど、ビジネスを前に進めることができません。
市場は縮小し生きにくくなり、打ち手も減り、守っていたはずの自分を守れなくなる時が訪れます。それも突然、急にです。
自らに期限と締め切りを設けて、どんどん失敗と成功を重ねましょう。