節約 社長
タナカキミアキ
タナカキミアキ

ホームページ

辞めさせたい社員にならない・辞めさせたくなる社員を作らない〜それぞれのコツ

辞めさせたい社員にならない・辞めさせたくなる社員を作らない〜それぞれのコツ
 社長の多くは、業績が落ちて経営が苦しくならない限り、社員を簡単に切り捨てようとは考えません。しかし、多くの企業が「成果を出すため」ではなく、「人手が足りない」という安易な理由で人を雇ってしまうため、最終的には「気遣いが出来ない人」が真っ先に業績悪化すると切られることになります。そうならないための人材雇用術をご紹介します。

社員を辞めさせたいと思うのは「業績が悪い時」

 今日のテーマは「辞めさせたい社員を作らない、辞めさせたい社員にならない」という感じでお届けしようと思ってます。

 まず社長さんの立場から考えてみましょう。

 社長さんが社員さんを辞めさせたいと思うのがなぜかというと、殆どは「業績が悪くなって、そして資金繰りが苦しい。」という理由、これです。

 そこまでいかないと社長さんにしてみると、「コイツ辞めさせたれ!」っていうのはあんまり無いんですよ。

 元々は自分が採用していることが多いので、少々仕事が出来なくても、「まぁ置いておくか…」っていう感じでね。

辞めさせたくても簡単には辞めさせられない

 それから、まだ会社を起こしたばかりの社長さんは、まだご存知ない方もいらっしゃるかもしれないのでお話しておきます。

 正社員さんというのは、辞める権利があります。いつでもです。

 ですから、「この会社気に入らね〜」とか社員さんが思ったら、その人はいつでも辞めることが出来るんです。

 ところがですよ!1度そこに正社員として入れば、会社側は事実上は辞めさせることが出来ません。

 正社員さんってね、それくらい法律で守られているので、正社員さんを「人手が足りないから」という理由で雇わないで下さい。

 これは中小零細企業の雇用の大原則です。

 ほとんどの場合は、この原則が分からないから「人手が足りない」という理由で正社員を雇ってしまいます。

 「人手が足りない」んだったら、パートさんやアルバイトさんを雇って下さい。もう抱え過ぎるぐらいでも良いですから。

正社員を雇う目的は「利益を出すため」これ一択

 では正社員さんをなぜ雇うの?という話ですが、正社員さんは「人手が足りない」から雇うんではないんですよ。

 「利益を出す」ために雇うのです。

 これ以外の理由で雇ってしまうと、必ず、必ず!会社の負担になってしまいます。

 それくらい正社員を雇うことはお金がかかるんです。

 会社を始めたばかりだと、給料を払う側に初めてなるわけですが、この「お金がかかる」の意味があまり分からないわけです。

 自分も今まではもらう側でいたんですからね(笑)

 払う側になったら全く違う考え方をしないといけなくて、払う側というのは基本的に成果に対して払いたいわけです。

 特に業績が悪くなればなるほど、成果にしか払いたくないんです。

社長は給料を成果の対価と考え、社員は給料を時間の対価と考える

 では貰う側はどうでしょう。

 思い出してみてください、貰う側は基本的に拘束時間に対して、お給料を貰うべきだと思っています。

 「こんだけ拘束されて嫌なことさせられているんだから!!」って。

 ですから、例えば、お給料を貰う側からの理屈とすれば、

  • 自分がミスをしました。
  • ミスのフォローに5時間かかりました。
  • 自分のミスなんだけれども、フォローの間も拘束されているんだから、
    その間の残業代をもらうべき。
 こう考えますよ。

 よろしいですか?この思考が普通ですからね。

 「自分のミスだから、自分のミスのフォローに対する給料は要りません!」という社員さんがいたら、それは素晴らしい社員さんです。

 中小零細企業の社員さんの基本は、とにかく上司や社長が近い所にいすぎるんです。

 だから叱られたくないんですよ。

 逆に言うと、社長さんは現場になんて行かない方が良いんです!

 従業員にしてみれば「叱られたくない」っていう思考でしか仕事をしないんですから、指示されたことだけをやるんです。

 「指示されたことをやらないと!」って思ってやっているので、それさえやれば満足してしまうんですよね。

 「叱られなかった〜。ホッ(汗)」って。

 ですから難しいことをどうにか避けたいので、指示が降りてきそうになっても、とにかく上司を怒らせないような形でやんわりと…逃げます。

 これが普通です。良いですか?中小零細企業の中ではこれが普通なんですよ。

 ですからお給料を払う側に立場が変わると、イライラするわけです(笑)

給料を時間の対価と見なす社員は単純作業好き

 それでも、自分がお給料をもらう側だった時って、どうしてたっけな〜って思い出してくださいね(笑)

 結局ね、難しいことは普通にやらないんですよ(笑)

 ということは、今はだいたい単純作業で、コンピュータ使うかExcel使うか。

 実はほとんどの仕事が単純作業になっていることが多いんです。

 その単純作業なのに、正社員として抱えて社会保険制度に入れて、少しばかりのボーナスを支払って、有給休暇も与えて、そうしていると時給3千円を普通に超えちゃいますからね。

 その時給3千円の負担に苦しむわけです。

 この苦しむのは業績が下がって、結局人手が足りないと言って入れたからなんです。

 そこが1番の問題です。

 「利益を上げるため」に入れたんではなくて、「人手が足りなくて」入れてしまったから、皆これで苦しんでらっしゃるんです。

真っ先にリストラ対象となるのは気遣いが出来ない人
次のページへ >>

2017年1月23日

リストラ 人事 経営者 社長 中小零細企業

タナカキミアキ
タナカキミアキ

ホームページ

無料メールマガジン

配信前ニュースを特別にお届け

一般配信前のオトクなニュースをメルマガ会員だけに先行配信します。

これを読めば貴方も他の人より一歩先に節約・節税・効率化に長けたイケてる社長になれる!

一週間のニュースをおさらい

本を読むなら目次から。新聞を読むなら見出しから。一週間に配信されたニュースを一挙におさらいします。