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ミスを10分の1に減らす方法は登校・出社見送り時の母ちゃんに学べ

ミスを10分の1に減らす方法は登校・出社見送り時の母ちゃんに学べ
 仕事でミスをして良いことは一つもありません。人海戦術、ミスの少ない人に任せるなどの対策も、根本的な問題解決にはなりません。ミスを10分の1に防ぐ方法はもっと簡単で、登校・出社見送り時の母ちゃんがやっていたことを真似するだけ。声出し確認とチェックリストの作成を会社全体で継続することで、ミスは10分の1に防げます。

人間が関わる仕事には必ずミスが起こる現実

 今日は「ミスを減らす仕事術」というお話をしてみたいと思います。

 会社を経営していても、ヘマばっかりやられると金銭的な損失も大きいですし、まずみんなが幸せじゃないですよね。

 今日お教えするやり方で、ミスはだいたい10分の1に減らすことが出来ますので、もしよろしければお付き合いください。

 まず、これ大前提の話なんですけれど、とにかく人間が関わると、必ずミスは発生します。

 特に新しい仕事、新しい業務、新しいことがたくさん有る場合にミスが頻発して、2回目3回目になるとそれが減っていくっていうのが普通です。

 とにかく「人間が関わると、必ずミスが起こる」というのが大前提です。

ミスを起こして良いことは一つも存在しない

 ミスが起こった場合は悲しいことに信頼を失います。勤めていれば上司や社長や、取引先にも信頼を失います。

 更には、自分の仕事時間も増えるし、上司の仕事時間も増えてしまうという、仕事時間への悪影響も起きてしまいます。

 ミスはマイナスからしか始まりませんから、それを補うことにまた時間がかかってしまい、もうどうしようもない状況となるわけです。

 そしてなおかつ、今度は自分が落ち込むわけです。

 信頼も失うし、仕事時間も自分だけではなく上司であったり同僚であったり、みんなの仕事時間を増やしちゃいますし、「なんて自分ってダメなんだろう…」ってなりますよね。

 ミスが1回起こるだけで、こんな風になってしまうわけだから、当たり前なんだけれど、ミスっていうのは本当に少ない方が良いです。

ミスが起きる原因の8割は手抜きによるもの

 ミスの原因をよくよく観察してみると、大体以下の3つで説明がつきます。
  • 1.手抜き
  • 2.勘違い
  • 3.思い込み
 原因を3つ挙げたんですけれども、ミス全体のうちで見ると、それぞれ3分の1ずつでは無いんですよ。

 実はミスが起こる原因の8割以上は、「手抜き」が原因です。

 ところが、ミスを起こした当事者は、自分が手抜きをしていると思っちゃいません。

 手抜きでミスしている人で「自分が手抜きでミスしたんだ」って分かる人は、最大で全体の半分くらいですかね!(笑)

 半分の人が分かれば十分過ぎるくらい、中小零細企業にはなかなか「ミスの原因が手抜き」って自覚している人はいませんね。

人海戦術はミスを防ぐ上で根本解決とならない

 じゃあ、ミスを減らすために大抵の企業が何をやっているかっていうと、だいたいが人海戦術でミスを防ごうとします。

 とにかく人の目を増やして、ミスを減らしていくんだ!ってね。

 これをやれば、確かに多少のミスは減ります。ただし、多少であって、抜本的解決には全くならないです。

 というのも、大前提に戻ると人が関わる以上、ミスは必ず生じるわけです。

 人の目を何人通そうが、やり方がきちんと出来ていないと、みんな同じ所ばかり見ていて結局「ミス」が素通りして行く。

 よくあるのが、新人さんがやった仕事を上司がチェックするという作業ですが、それでも絶対にミスは出るし、上司の仕事だってミスだらけですからね。

 だから、上司の尻拭いを部下がする現象が、どんな会社でも起こっているわけです。

ミスの少ない人は100人に1人しか存在しない

 それから、会社の中で必ずミスの少ない人とミスの多い人に、ついつい分けちゃうんですよ。

 ミスの少ない人とミスの多い人に分けた後は、ミスの多い人には仕事は任せられないっていう感じで、ミスの多い人を解雇要員としてしまうんですね。

 そうですよね?

 講師をやっているとハッキリ分かるんですけれど、例えばミスの少ない人の割合ってどれ位いると思いますか?

 これ、事務職でしたら、講師をやっていて言えるのは、100人に1人はミスが無い人・本当に完璧な人が確かに存在します。

 ところが、100人中95人は明らかに元々ミスが多い人なんです。

 事務方に就きたいって思っているような人でも、100人中95人はミスの多い人なんです。

ミスを10分の1に減らす簡単な方法:登校・出社見送り時の母ちゃんを見習え

 じゃあ、どうすればミスを減らせるんだよ!(怒)という話になってきますが、やることはたった2つだけです。

 「声出し確認」と「チェックリスト」これでミスは、10分の1まで簡単に減らすことが出来ます。

 まずは、何をするにも声を出して下さい。書類のチェックでもです。

 最初からその文章に線を引きながら、単語毎に声に出してやって下さい。

 大声を出す必要は決してありませんから、必ず声に出してやって下さい。

 もちろん納品なんかもチェックがあるでしょうし、そういうのも全て声に出してやってみてください。

 それから、同時にチェックリストも作るようにして下さい。

 声に出していくと仕事の流れがだんだん分かってきますから、チェックリストもその流れで作れば大丈夫です。

 これ身近な所ですと、私の両親がやっています。

 朝、父親が仕事に出かける時に「財布に免許証に時計に鍵!」って必ず母親が言っていたんですよ。

 父親は母の声に合わせて、全て持っているかを確認をする。必ずそれから仕事に出かけて行くんです。

 皆さんも小さい頃に、お母さんが「連絡ノート、リコーダー、きちんと持った?!」って言ってくれませんでした?

 もっと言うと、ミス=事故(特に人命事故)に繋がる職場では、声出し・指差し確認が当然のごとく行われていますよね。

 「メス!(医者)」「メス!(看護師)」みたいなね。

 たったそれだけの事を、デスクワークだからって軽んじないで、会社の中でやっていますか?っていう話なんです。

 何をするにも1人で声を出してやっていく。それで会社がうるさくなったって誰が迷惑しますか?誰も迷惑しないはずです。

 ミスされることに比べたら、全然大丈夫でしょう?

 こんなことさえやっていないんですもん。んでミスばっかりしている。

ミスを減らす方法は簡単だけど継続が難しい

 私は、その人が悪いからミスするとは本気で思っていなくて、やり方が悪いからミスをするんだって思っています。

 そしてミスが多い人たちは、この2つのやり方を知らない人達だったりします。

 そしてもう1つ大事なのは「こういうやり方があるんだよ、だからこれを続けましょう。」と言っても、現場責任者なり社長が1千回くらい続けてやらないと、従業員は絶対にやりません。

 つまり、ハッキリと申し上げておくと、ミスの原因は現場の責任者が悪いからでして、現場を仕切っているのが社長だったら、社長が悪いからです。

 中小零細企業の従業員なんて、そんなもんなんですよ。絶対自分からやらない。なのに責任者が音頭を取らないんだったら、責任者が悪い。

 それで1か月後にはまた元のやり方に100%の確率で戻っています。99じゃないです。100%、前の駄目なやり方に戻ります。

 多分、社長自身も元に戻っているので、1ヶ月経ったらまた、「声出し確認・チェックリストをやってみよう!」って、少々会社の中がうるさくなったって良いからやって下さい。

 チェックリストは不完全で構いませんよ。どうせ作り変えていくんですから。必ずA4用紙に書く。1枚で良いですからね。

 声出し確認だけ毎日やれば良いんです。

 でもやらないでしょう?どうせやらないでショ(笑)

 でも、やったら本当にミスは10分の1に減ります。

 それくらい効果が有りますから、日々起こるミスのことで頭が痛い、考えたくもない、本当具合が悪くなるっていう方は、これを是非とも「継続」してみてくださいね。


 

2016年10月19日

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