「志」のある会社が元気なのはなぜか?やっぱり最後はハートだなぁ。

経営

『夢』と『志』2つの言葉が持つ意味の違い

経営者をやっていると、仲間内とかこれから取引する先から、夢とか志って何よ?と質問される機会があると思うんです。

それで、どちらも似たような意味位の言葉に感じるかもしれないんですけれども、『夢』と『志』って実はかなり言葉の持つ意味合いが違うんじゃないかと私は思っています。

まず『夢』ってのは何か、『個人の目標』なんですね、『願望』です。

「こう出来たらいいな」「出来たらいいな」っていうね。「~たらいいな」これが『夢』なんですね。

「ベンツ乗りたいなぁ」とかですね。「来年ハワイ行きたいなぁ」みたいなね。これが『夢』です。

『夢』っていうのは、基本自分の事なんですよね。

ただ、『志』っていうのは『夢』と全然違っていて、意味合いが違います。

社会に役立つっていうのが『志』なんですね。

「自分がどう動くか」、「自分がどう一生涯を終えるかっていう『志』を会社という器に移し替えて、世の中を社会をどういうふうに良くしていくんだ。」

「自分が開発した商品とかサービスをどういうふうに提供していくんだ」というように、それはアジアとか世界とかヨーロッパとか、フィールドが広がっていくかもしれないけども、それが大事なんですね。

『志』なんですよ。

社会に貢献していく、役立つっていうのが『志』なんですね。

そこには強い意志があるから、「~する」ってなります。

一方で『夢』を表現する時は、「出来ればいいな」と、こういう感覚ですね。

でも、大体『夢』というのは破れるし儚い。(夢が悪いわけじゃありませんよ)

けど、『志』っていうのは強い意志なんで「絶対こういうふうになるぞ」っていう強い意志があるっていう事ですね。

みんな最初は『志』を持っているのに無くしていく

これを経営に置き換えていくと、ボヨーンとした会社、何も考えてない会社と、『志』を持って一丸となって働いている会社って雲梯の差がある。

見たらわかります。

勢いが違うし、目の色の輝きが違うし、言動が違うし、勉強量が違います。全てが違ってきますね。

じゃあ、その中心にいるのは誰かと言うと、『志』のある経営者なんですよね。

それで、みんな経営者も最初は『志』があるんですよ。

『志』を持って皆会社を作ってるんだけども、自分の志が叶わないってある程度悟った時に、10年、20年とかけて普通の人間になってしまう。

でもこれじゃ駄目ですね。私も今53歳なんですけど、ちょっと『志』を注入しようかなと思ってます。

そうしないと後65, 70歳まで現役で出来ないなど。カーネルおじさん、70いくつで商売を始めたんですね、ケンタッキーという。

『志』があるからそういう事が出来るわけで年齢じゃないんです。

志があると年齢じゃなくて、気力・体力全てが『志』によって動かされます。

会社っていうのは、そういった大きな目標を持った志のある人が、大きな目標を持ったものが会社なんですよね。

『志』のある会社が元気なのはなぜか?

結局、社員というのは、経営者の『志』に賛同するんです。

経営者が『志』を持っていないと良い人なんて集まらないし、『志』に賛同した人を集めないといけないんです。

どうでもいい社員をいっぱい集めても、会社ってうまくいかない。『志』のないところに集まるのは、結局のところ、お金のことだけで考える人だけです。

だから、『志』を賛同する人を集めてください。

それが組織を形作っていき、パワーのある集団を作っていくんですね。

スポーツブランド、ナイキの創業者であるフィル・ナイトが書いた「SHOE DOG」という本があるのですが、皆さんご存知でしょうか?

これを読むとですね〜、みんな「靴で世の中に出る!」「かっこいい靴が大好き!」という感じなんですね。

ナイキは70年代だと、今の売上3兆円企業では想像もつかない借金だらけの会社で、常にお金に困っているんです。

とにかく創業メンバーもみんなイビツでガタガタです。言い方悪いですけれども…みんな、普通で言ったら負け組ばかり。

でも、メンバーはみんな志があって、年に二回、創業メンバーでバットフェイス(ダメ男)という集まりを開くんですけれど、もう怒鳴りあって、議論しあって、でも最後にはみんなで笑い転げて、ベストの行動を取るんですって。

それで、その当時は自分より圧倒的強者である日本のオニツカとか、アディダスとかコンバースとか、終いにはアメリカ政府とか相手に戦うんですけれども、志があるから勝つんですよ。運もどんどん引き寄せる。

志があるから、ズタボロになりながらもすんでのところで粘り腰が効いて、その時々で勝っていく。そういった過程でめちゃくちゃファン(お客様)も増えていきます。

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そうやって、経営者の『志』がどんどんどんどん世の中に普及していって、成就するというか、成功するっていうか、達成していきます。

『志』のある会社、『志』のある経営者がやってる会社っていうのは元気です。元気なので必ず事業を成功させる可能性が高いです。

強い意志があるんで、中途半端じゃない。

でも、そういう会社って、世の中に1割も無いので、『志』があるだけでも全然違うんじゃないかなと思います。

 
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南本 静志

和歌山生まれ。株式会社紀陽銀行入行。銀行業務を2年程度経験後、システム部へ異動。

システムエンジニアとして銀行オンラインシステムや情報系のマーケティングシステムの構築で活躍する。

30歳代の後半には日本ユニシスに出向し、金融機関向けCRMマーケティングシステムの業務設計のリーダーを任される。その後、コンサルタントとして独立、現在は東京千代田区で経営コンサルティング会社と社会保険労務士事務所を設立し、代表に就任。

中小企業診断士及び社員を持つ経営者としての立場で、幹部社員(部長、課長、係長等)を次期役員に昇格させるようなマネジメント系の人材育成プログラムに強みを発揮している。また、初級管理職(主任や中堅リーダー)に対するモチベーション研修や自己発見研修も得意。

アールイープロデュース 

適性検査Cubic(キュービック)

東京中央社会保険労務士事務所

東京中央給与計算センター

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