何の問題も存在しない時=ビジネスを辞めた時
人は時に明らかに不合理なことを平気でやったりします。
これは小さなビジネスの不都合な真実。悲しき実態です。
とても残念なことですが、ビジネスを行なっている限り、僕たちの目の前から「問題」がなくなることはありません。
順風満帆、、目の前には何の不安も存在しない。これは幻想です。こんなことはありえない。
常に目の前には課題があり、不安があり、ストレスがある。
もし、何の問題も存在しない時が来たとしたら、それは、ビジネスを辞めてしまった時でしょう。
廃業ビジネスの7割は潰れる前に何の手立ても打たなかった
僕はこれまで、何千人というビジネスオーナーが抱える問題の相談に乗って来ました。
30年間、マーケティングを通じて沢山のビジネスの行く末を見て来ました。
すると問題の「本質」が見えて来ます。
最も多い問題の原因。
これ、何だかお分かりですか?
それは、「何もしていない」ということです。
ビジネスが座礁に乗り上げているのに、ビジネスが目の前で沈もうとしているのに「何もしていない」。
事実、ある調査によると、廃業してしまったビジネスの約7割が、潰れてしまうまで何の手立ても講じていなかったそうです。
では、何をしていたのでしょうか?
「今日もまたお客様が来なかった・・・・」
こうつぶやいては、ただただじっと待っていただけ。事態が改善することを願ってただただ祈っていただけ。
これ、あまりにも悲しいことだと思いませんか?
靴と2本の足さえあれば僕たちはいつだって動ける
たとえお金がなくたって出来ることはあるはずです。靴と2本の足さえあれば営業することができます。
たとえ数百枚だったとしても手作りチラシを配ることができる。
目の前に電話やメールがあれば既存顧客にセールスすることだってできる。
ブログを書き始めようと思ったら、今すぐに始めることができる。
でも、「何もしていない」なら何の変化もやって来ない。
待っているだけでは、頭を抱えて唸っているだけでは何も変わらない。これまでと同じ状態が続くだけ。
これは小学生だってわかることですよね?
にも関わらず、目の前の問題や不安やストレスは時に、人の体を縛り付けてしまいます。
硬直させてしまうのですね。
何もしないのは史上最悪の「ホープ・マーケティング」
ただただじっと変化を待っている。
これ「ホープ・マーケティング」と呼ばれる、言わずと知れた史上最悪のマーケティングです。
あなたの目の前には今、どんな問題が存在していますか?
どんな不安やストレスを抱えているでしょうか?
動きましょう。何か事を起こしましょう。本来、不安やストレスはビジネスを大きく動かすドライバーなのです。
一歩足を踏み出せば見えるのは違う景色です。
「何もしていない」この史上最低の選択だけはしないでくださいね。
さあ、あなたは今日、何をやりますか?