戦国時代に学ぶ 自分の個性を見極め軍師を見つけよ

経営

 時代に名を残す武将には、軍師と呼ばれる有能なパートナーのような家臣がいた。ビジネスに於いても、経営者がひとりでビジネスの舵取りをするのは、容易でないため軍師のような存在が必要となる。軍師を見つけるために、自分がどんなタイプの人間であるかまずは把握しよう。成果を認め、感謝し、自身もまい進することで、会社は繁栄する。

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時代に名を残す武将の影には必ず軍師あり

 時代に名を残す武将には、軍師と呼ばれる有能なパートナーのような家臣がいた。

 そもそも日本における軍師の歴史とは、中世の頃の占星術、易などの占術者が始まりだと言われているが、縁起担ぎのような存在であったと言われる。

  時が移って、15世紀末以来、例えば越後の国(新潟)に上杉謙信、甲斐の国(山梨県) 武田信玄、その隣りの駿河の国(静岡県)に今川義元、豊後国の(大分県)の大友宗麟など、力のある武将には必ず、軍師と呼ばれる優れた家臣が側にいた。

 ここで現代に話を戻す。どのようなビジネスにおいても、経営者がひとりでビジネスの舵取りをするのは、とても大変なことだ。

 規模が大きくなればなる程決断すべきことは増えていくため、細かな部分を全て自分1人で判断するのは難しくなる。上手く行っている会社には、敏腕な軍師的存在が必ず必要となる。

 貴方の傍にはどんな軍師がいるだろうか?戦国時代に活躍した武将たちのタイプ別に、どんな軍師が側にいたかを再確認して自分に当てはめてみよう。

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トップは自らを知るを以って軍師を選ぶべし

1)竹中半兵衛タイプ〜派手好きなあなたに

 豊臣秀吉の軍師であり、「知」の人と言えば、竹中半兵衛だ。自分自身が派手で祭り好きなタイプの場合は、寡黙で地味ながら明晰な判断ができる半兵衛タイプが良いだろう。半兵衛の名言に、「分に過ぎたる価をもって馬を買うべからず」と言うものがある。分不相応な無理はするなと言うことである。行き過ぎる秀吉に対して、良きストッパーとして半兵衛が支えとなった。

2)直江兼続タイプ〜真の友を求めるあなたに

 上杉景勝の軍師で「愛」の兜を被った人物といえば直江兼続のことである 。パートナー関係で二人三脚の会社作りがしたい場合は直江兼続タイプの軍師を見つけよう。兼続といえば1588年10月7日には、上杉景勝に従って上京し、関白・豊臣秀吉から豊臣の氏を授けられた。その才能に惚れ込んで一国を与えようとする秀吉に、兼続はあくまで自分が上杉の配下であることを理由に丁寧な辞退を申し入れている。

3)片倉景綱タイプ〜父や師を求めるあなたに

 師弟関係のように教えてくれる軍師、頼りになるパートナーを求めているなら、伊達政宗の軍師片倉景綱のような人物が最適だ。幼少期に伊達政宗は片目の視力を天然痘で失い、眼球が飛び出た醜い顔面となってしまい塞ぎがちになった。景綱は思い悩むくらいならと飛び出た眼球をくり抜き、それ以後政宗は快活になる。小田原征伐に際しては、豊臣秀吉方へ参陣するよう政宗を説き伏せ、小田原参陣を決意させたことで伊達家を守った。以降も度重なる戦いで景綱は政宗の窮地を事あるごとに救っている。

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軍師も人の子 良好な信頼関係を築きあげよう

 現代社会において身分による主従関係はないが、あくまでも最終的な意思決定を行い、責任を取るのは経営者である。

 またいくら優れているとはいえ、軍師も人の子。感情があり、意地もある。時には意見が衝突したり、軍師自体のモチベーションも上下する。

 経営者が経営を疎かにすれば、龍造寺隆信が鍋島直茂から下克上に遭ったような事態にもなりかねない。

 もしあなたのそばで軍師のような働きをしてくれるパートナーがいるなら、成果を認め、感謝し、自身も日々の仕事にまい進することで、会社を繁栄に導こう。

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