類は友を呼び、悪そうなやつは悪そうなやつとだいたい友達。
皆さんは、こんな言葉を聞いたことがありますか?
「自分が付き合う親しい人、5人の年収を全て足して5で割ると自分の年収に近い数字が出る」
似たところだと、古くは「類は友を呼ぶ」ということわざがあったり、「ヤンキーの友達はだいたいヤンキー。」なんて言葉もありますよね。
そして、これらの言葉はかなり的を得ています。
つまり、あなたが年収を1億円稼いでいる人なら、周りにも1億円を稼いでいる人が集まっているはずですし、あなたが年収300万円程度の人なら、周りにも年収300万円程度の人が集まっているはずです。
おおよそ似た経済圏、コミュニティがあなたの周りにあり、集まるメンバーの価値観も似通ったものになっているのではないでしょうか。
成長しようと思ったら、今周りにいる仲間から離れる覚悟を持つ
もしあなたが自らのビジネスを成長させようと強く思い、これを実践しようとしているのなら、一つだけ思いに留めてほしいことがあります。
それは、今周りにいる仲間から離れる覚悟を持つ、ということです。
年収300万円を稼ぐ人の思考と、年収3,000万円を稼ぐ人の思考、それから年収1億円を稼ぐ人の思考は全く違うものです。
やっているビジネスのレベル、投資スタンスや投資額、経験するイベントが、それぞれの稼ぎ方レベルで全く変わるからです。
更に、今まで以上に稼げるようになると(自分のビジネスが成長すると)、あなたの思考が変わるので、今まで一緒にいた人々と意見が合わなくなることでしょう。
自分の生き方や本音を伝えたところで、相手も理解できないため、あなたもやがて話さないほうが良い、と考えるようになるはずです。
あなたが久しぶりにあった仲間に今の状況を「こんなに素晴らしい世界があるよ」と善意で伝えても、反対に相手から妬まれることが多くなるのも覚悟しなければなりません。
久しぶりにあった仲間が他の仲間にこう伝えることもあるでしょう。「あいつは変わった。金の亡者になってしまった。」と。
だとしても悲観しないでください。
あなたが成長すると、そこには必ず新たな仲間が、あなたの価値観を尊重してくれる仲間との出会いが待っているからです。
5年経っても周りの人間が代わり映えしないなら、ビジネスで成長はない
この話は逆に言えば、5年経ってもあなたが付き合う顔ぶれが変わらないならば、あなたのビジネスが飛躍的な成長を遂げられていないであろうことも意味します。
仕入先、顧客、お付き合いする同業者は、あなたが成長すれば、その成長レベルに合わせて必ず変化していきます。
あなたが成長すれば、既存の仲間であっても、変化に対応し成長した仲間しか周りには残らないはずです。
稼げるようになるには、現在の思考や価値観を変えること。変化を起こすために行動すること。これがすべてです。
繰り返しになりますが、あなたが成長し、価値観や人間関係を変えれば、それを批判する人もいるでしょう。
残念ながら、それが親友だったり、家族だったり、ということもよくある話です。
でも、彼らはあなたと同じようにリスクを張った努力も行動もしていない。だから批判の内容も想像の域を超えない、ただの戯言に過ぎません。
何より、批判する人達はあなたがチャレンジをやめても、その責任など取ってくれません。
変化を恐れずに行動を起こしてください。それによって、あなたの付き合う人が変わるのは自然なことなのです。