既存のパッケージ作りは感性と経験に頼り切り
商品特性やコンセプト・ユーザビリティ、ペルソナなどを考慮し、グラフィックや形態を計画・検証・考案はするものの、最後は経験と感性に頼るしか無い。
消費者に今回のパッケージデザインが刺されば良いけれど…
売れないパッケージだとわかれば、膨大な費用を無駄にしてしまうため、できるだけ根拠を持って、確率高く「売れるパッケージ」を世に出したい!
パッケージ作りの際に、多くの経営者が感じているのはこのようなことではないでしょうか?
売れるパッケージはデータから生まれる!データ分析会社True Dataの試み
ただ、時代は進んでいます。
購買データやSNSのビッグデータを活用し、客観的な視点で売れるパッケージを作ることが可能になり始めています。
たとえば、データ分析会社True Dataが提供するサービス『Designers Eye』は、購買データ分析と、CREMUのSNS解析及びクリエイティブデザインのノウハウを組み合わせ、レポートサービスとして提供してくれます。
True Dataの購買データはポイントカード利用による顧客ID付き購買データ(ID-POSデータ)のため、購入者の年代・性別や、自社商品、競合商品への流入・流出などを把握することが可能です。
この購買データと、CREMUのデザイナーによるデザイン評価、SNS解析を組み合わせることで、競合商品の成功要因や、自社商品の消費者とのイメージギャップといった現状の問題を浮き彫りにし、新しいコンセプトやパッケージ・プロモーションデザインを提案してくれます。
データ分析だけではなくデザインのアウトプットまで提供
本サービスの最大の特徴は、現状分析から新商品のパッケージ・プロモーションデザイン提案までをワンストップで提供する点です。
消費財のデータ分析やパッケージデザインのリニューアルプランは、メーカーが自社で実施するか、部分的に外注することが多く、購買データの会社とクリエイティブデザイン会社が共同で一連のサービスを提供することは、今まであまり実例がなかった取り組みです。
まずは3月20日より、食品、日用品、医薬品メーカー対象に提供が開始される予定です。
有名なデザイナーに頼まなくても売れるパッケージはデータから作れる、そんな時代が到来しています。
参照:https://www.atpress.ne.jp/news/151717