小さなお店の大逆襲作戦!3つの切り口で巨艦Amazonを打ち負かせ

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 ネット最大のショッピングモールAmazonが小売業界の頂点へ上り詰めるのも、時間の問題となってきました。街の商店街や田舎に構える小さな店は、為す術もなくAmazonに淘汰されざるを得ない運命にあるのでしょうか?どうも、それは違うようです。小さなお店に出来てAmazonにマネできない3つのことをご紹介します。

小さなお店がAmazonに勝つ?!本気です。

 今回は街の小さなお店、田舎の小さなお店が、Amazonに勝つためにはどうしたら良いか?という話をしてみたいと思います。

 まぁ、テーマだけ聴くとめちゃくちゃな話に思えるかもしれませんよね。

 Amazonといえば、ネット最大のショッピングモールで既に日本国内の売上は1兆円超え。

 確実に小売の覇者になるんだろうなと、殆どの人が考えているんじゃないでしょうか。

 Amazonの最大の特徴を1つあげると、ロングテール戦略というところに集約されます。

 セブンイレブンなどが、商品にABCってランクを付けて、最終的には売れ線商品しか残さないという戦略を取るのに対して、Amazonは死に筋も含めてどんな商品でも扱うという戦略を取っています。

 困ったらAmazonで購入すれば良いという使い勝手の良さで、顧客からどんどん支持を集めています。

小さなお店はAmazonに淘汰される存在か?

 それで、私のお客様の中には、小さなお店をずっと営業してきた方とかも結構いらっしゃいまして、最近この方達から凄く言われることが、「ライバルがイオンとかヨーカドーじゃない。」ということです。

 みなさん、「本当の敵はAmazonだ!」って言い始めているんですよ。

 たとえば、Amazonに行くと1ダースのお茶が売っていたりするんですけれど、本来ならばうちのお店で買うところが、みんなAmazonで30%、40%、50%引きで購入するようになっていると。

 自分の店舗で同じ商品を安い価格で販売できるかって言うと無理で、しかも、相手はお客様の家まで宅配するというのだから、もはや太刀打ちできないと嘆かれている方もいらっしゃいました。

 でも、本当に小さなお店がAmazonの出現で全部ダメになるかと言うと、私はそんなことはないと思ってます。

 むしろ、小さなお店には小さなお店なりの役割があって、それに気が付けばAmazonにだって十分対抗できます。

小さなお店にできてAmazonができぬ3つのこと

 1つ目はお店の雰囲気つくりです。

 Amazonに出来なくて自分達に出来ることの1つに、お店自体に「ここにしかない」オリジナリティを持たせる、行ってみたいと感じさせる雰囲気を作れる、ということがあります。

 Amazonのモール内って、全て統一されたフォーマットで成り立ってますけれど、買い物する時って「雰囲気」とか含めて、人って感情で買い物をしたい時もあると感じたことはありませんか?

 たとえば、女性や子どもたちにとって、ディズニーランドで買うプーさんのぬいぐるみと、Amazonで買うプーさんのぬいぐるみって、その価値が全然違いますよね。

 同じ2,000円のぬいぐるみを買うのに、Amazonだと味気なくて、ディズニーランドだと思い出に残る、これはその場所で得る体験の質感が大きく影響しています。

 2つ目は商品です。

 Amazonはロングテールであらゆる商品を取り扱うんですけれど、たとえば僅かな商圏で販売されている商品、自分達が直接作っている商品に絞って取り扱うと。

 Amazonでは絶対に販売していない商品を扱うんです。これは常套手段ですけれど、出来たら強いですよね。

 3つ目に、これが小さなお店の生き残りで一番の鍵かなと思うのですが、小さなお店には人との関係性を作れるという強みがあります。

 つまり、地域密着をどのくらい深く図れるかというところに、とことんフォーカスしていくとAmazonに負けない、凄く強いお店が出来上がります。

 Amazonが荷物の配達までやってくれるなら、こちらは消費者が商品を使えるところまでサポートするサービスを付けたりしましょう。

 たとえば、同じ電球1個を販売するにしても、Amazonは自社便や宅急便を使って、届けてくれるところまでは完璧にやってくれますよね。

 そしたら、こっちは地域密着ですから、届けられるのはもちろん、電球を家に取り付けるところまで、ネジを買ってもらったらネジを付けるところまで、全部コミコミでサービスにしてしまうと。

 大げさな話、こまめに地域を回るわけですから、商売相手という役割だけじゃなくて、相手のことを理解する話し相手としての役割だってあるはずではないでしょうか。

 田舎に行けば行くほど高齢者が増えていて、今まで自分で出来たことが出来なくなっていく中で、そういうサポートまで含めてサービスとして喜んでもらえたら、こちらも嬉しいですよね。

 この、ソフト(人間の温かみ)って、そうそうマネできることじゃありません。

 大手の小売も、Amazonも、貴方がここまで徹底的にやれば、そう簡単に貴方の商売へ手出し出来ないと思いますよ。

Photo credit: hirotomo via Visualhunt.com / CC BY-SA

 
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島倉大輔

1974年生まれ。筑波大学大学院経営・政策科学研究科修士課程修了 MBA。さらに、博士課程に進学して、博士号取得。博士号取得後、外資系・国内独立系コンサルティング会社を経て、株式会社マーキュリーコンサルティングを設立。

経営コンサルタント業界の異端児として、全国延べ1600社以上の会社やひとりビジネスを支援する。また、財団法人埼玉県中小企業振興公社をはじめ、各都道府県中小企業振興支援センターの専門家として、中小零細企業の経営支援や独立・創業支援をする傍ら、全国の大学、商工会議所、商工会、青年会議所、金融機関などの主催による講演会の講師として活躍し、あらゆる業界で勝ち組企業や成功者を生み出している。更にトップアフィリエイターとしても活躍。キャンペーンの報酬ランキングに常に上位ランキングしている実績を持つ。現在、年収1億円起業家を輩出するため、日々コンサルティングに奔走している。

朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載も多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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