下請のデメリット 脱却するためにまず感情の決断を行おう

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あおば会計コンサルティングの田中でございます。今日は下請けからの独立記念日というテーマで解説します。

なぜ下請企業から脱却すべきなのか?

下請企業が抱えるリスク

中小零細企業を開業する時は下請から始めることがほとんどです。

我々も商売を始める時には、絶対に下請型の会社は作らないと決めて始めました。

下請は会社に勤めている人と同じように、収入が1か所に偏ってしまうという傾向がありまして、商売を始める時になるべくこうした動きから数年で脱却したほうが良いと考えたからです。

今でも、下請であり続けることには大きなリスクがあると考えています。

下請型になりやすい代表的業種

中小零細企業に限っていうと、完全に下請構造が作られてしまっているのが業種で言うと、建設工事、それから製造そしてソフトウェア系も下請けの会社がたくさんあります。

それから、販売代理店も下請に近い感じです。

そのほかに下請ではないんですけど、飲食店関係は数店舗の多店舗展開をやって行くと、法人化するケースが多いですが、そう考えると飲食店は意外と取引先はバラけているわけです。

個人客が多くて、競合が多すぎるので、飲食店も会社経営という風に考えていくと非常に難しいところがあります。

下請型の企業体質はどうやって形成された?

気づけば下請型になっていたはず

では、なぜこれほど苦しい環境下、下請構造に多くの会社がなっていったのか考えてみると、実はなんとなくそうなっているのではないでしょうか。

下請型の社長さんの多くは、自分たちが会社を始めるときにどういう信念を持って会社を始めたのかを忘れて、なんとなく、いつのまにか下請けに組み込まれてしまったような方が多いと思います。

最初から下請けになりたかったわけではないけど、なんとなく組み込まれてしまって、仕事をこなしていくだけだと気づき、「自分たちは本当にこのままでいいんだろうか」と考えるわけです。

これは、サラリーマンの方が「このままでいいのだろうか」と思うのと同じです。

下請でいれば、景気が良いうちは黙っていても仕事が降りてきますから。

ただし、自分が本当の意味で一国一城の主になって、世の中に自分たちの力で価値を与えていきたいと思うと、独立系という形になっていかなければいけません。

独立型組織を作ろうとすると必ず外部圧力がかかる

ところが、いざ独立計画を立てると、会社の組織化が必要になります。一人では何もできませんから、結局チームで考えていかなきゃいけないわけです。

でも、組織として動いていくと、「あそこはうちの下請けから脱却しようとしてるな」と確実にバレるわけです。

その時に、実際に結構古い業界だったりすると、締め出しというのは当たり前のようにあります。

大人のいじめです。

仕入れ先をストップしたり、脅し文句としては、「この業界でメシ食えなくしてやるからな」とか普通にあるわけです。

今は下請からの脱却には絶好の機会

人手不足は古い業界の特徴

つまり、下請からの脱却というのは独立戦争に近いんだという風に考えておけばよい話です。

風は吹いています。今は人手不足という大チャンスだからです。

人手不足が起こっている業界はほとんどが古い業界です。

古い業界とは、もともと付加価値を生んでなく、具体的に言うと、長時間労働で低賃金で人を働かせている業界のことです。

機械化やコンピュータ化がされていない業界は長時間労働で低賃金の業界です。それで長時間労働で低賃金だから人手不足になっているに過ぎないんです。

人手不足というのは本当はないんです。

下請がある業界は古い業界に多い

下請がある業界は古い業界に多かったりします。建設、製造、ソフトウェアだと二次受け、三次受けがザラです。

下請をやっていると下に降りてくる段階で、実際に付加価値が半分くらい抜かれています。

帳簿を見るとわかります。

例えば、1000万でとってきた仕事を下請に投げる時には、500万円で発注するぐらい付加価値の半分も先に抜かれて、下に降りてきます。

下請から脱却するには思い切って決断するしかない

下請型から脱却するには最初に決断が必要

ではどうすればよいのか?

実は下請けから脱却しようとすると、やはり独立記念日のような感情の決断が必要なんです。

アメリカがイギリスの支配を逃れて、戦争を起こしてでも絶対自分たちが独立するんだ!という決断をしたのと同じように、下請から脱するには決断が必要です。

下請け脱却のためのマインドセット

確かにマインドセットというか、長時間労働で低賃金だから、逆にその下請の仕事を断ったら貧困になってしまうのではないか?という不安があると思うんです。

ところが、この貧困への不安というのはサラリーマンの方も皆同じです。

低賃金であり長時間労働が身についてしまって、職場の多くが仕事を断るともっともっと酷くなるに違いないと思っているかも知れません。

ですが、そんなことはありません。

今までずっと下請をやってきた状態で付加価値がだいたい全体で落ちているんです。

下請の歪みが来てしまう事もあるし、そうした場合に付加価値が落ちて、長時間労働、低賃金で対応するという風になってるに過ぎないと考えるんです。

下請脱却には不安を払拭する勇気の決断が大切

少々仕事への不安があろうが、実は取引先が増えていけばよいだけの話。そうしたら下請から脱却できます。

取引先が増えるまでは確かに大変です。

最初は多少今より貧乏になるかもしれないけど、自分たちで営業の仕組みを作って、1件1件自分たちで仕事を取っていくんです。

人手不足なので、その大チャンスはやってきています。チャレンジしてください。

 
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タナカキミアキ

売らない営業マン タナカキミアキ

YouTubeチャンネル「キミアキ先生の起業酔話」で、
中小企業経営のこと、起業のこと、経理のことを、
顧問先法人100社・個人事業者50名を抱える現場目線で
お話しています。

所有資格:

日商簿記検定1級
全経簿記検定上級
全商簿記検定1級で簿記検定3冠王、
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簿記論・財務諸表論で簿記4冠&簿財番長
宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
かわいらしい秘書検定2級
普通自動車に普通自動二輪
みんなの安全を守る甲種防火管理責任者
珠算3級
よく分からん情報処理検定2級

…などプチ資格オタク

妻は「あおば会計税理士法人」代表税理士の田中朝代。

18歳の時に簿記1級のクラスで出会って、
15年後になぜか結婚しました。

中小零細企業の経営に関しては夫婦揃ってめっぽう詳しいので、
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