こんにちは!
タナカキミアキです。
今回は、年収を上げる方法について、経営者側からと実際に働いている側の両方から見ていきたいと思います。
年収を上げる方法とは
ここでは年収を上げる具体的な方法について、以下の2つを紹介します。
- 経常利益4000万円以上の日本の8万社で働く
- 給料の高い会社に転職する
それでは1つずつ解説します。
年収を上げる方法①:経常利益4000万円以上の日本の8万社で働く
日本の8万社というのは、年間経常利益が4000万円以上の会社で、全体の3%なのですが、そこで働けば安月給で悩むことはまずないと思います。
新卒で入ったときに給料が安いところもあるでしょうが、毎年年間利益を4000万円も出している会社は、きちんと経営をしているところなので、そこで働けばいいだけです。
年収を上げる方法②:給料の高い会社に転職する
そして、もしも都道府県で決まっている最低時給で働かされていたら、どのような契約になっていようが、従業員には辞める権利があるので、さっさと他の会社に行けばいいだけです。
特に最低時給のような安い会社で働いている人ほど、自分はこのくらいの価値しかないのかとか、自分は頑張りが足りないのかと悩むと思います。
もし、自分は頑張りが足りないと思ったら。その会社でいくら頑張ってもダメなので、まずは給料の高い会社に入れるように頑張って、そしてその給料の高い会社でまた頑張れはどんどん人生は変わっていきます。
給料の安い会社でいくら頑張っても、それは無駄な努力だと思った方がいいです。
給料が安い企業と高い企業の違い
中小企業においては経営というものが入っておらず、単に作業をしているという所が多いです。
そして、中小零細企業は下請けからの脱却ということが実務上難しいものです。
下請けである限り、経営も経営計画がなくても成り立ちます。
100年前にスペイン風邪が自動車産業の街デトロイトから始まりました。そのスペイン風邪の影響で初めて経営計画書に基づく経営が始まっています。
あれから100年経っていますが、ドラッガーさんが経営の仕方をまとめて、65歳以上になってからたくさんの本を出されました。
テコの原理と同じように基礎的なものはもうできていますから、それをどう応用していくかという話です。
下請け中小企業と伸びているベンチャーの人材の集め方の違い
中小企業の望むべき姿は、社長がいて、幹部がいて、作業員がいることなのですが、零細企業の場合には幹部がいなくて、社長と作業員しかいません。
一方で業績がぐんぐん伸びているベンチャー企業の場合は集める順番が違います。
ベンチャーは幹部から集める
ドラッガーも要職にどういう人材をつけていくかで経営は違うと結論を出したわけです。
ベンチャー企業の社長は、幹部を血眼になって探して、社長と幹部で経営方針をガンガンに詰め合います。
社長と幹部で経営計画を詰める
幹部と作業員は全く違います。
中小企業では、働きがいいからと作業員を幹部にあげますが、幹部と作業員では仕事の内容が違います。
社長と幹部で経営方針を詰めたあとに、現場のリーダーたちに落としていきます。
給料の高い企業ほど社員が辞めてもいい組織
辛い話かもしれませんが、実はいい会社というのは、作業員の誰が辞めてもいい状態にしておきます。
その上で高い給料払っていくというところが違うのです。
安月給の中小企業と給料の高い企業というのは、作業員の立場としては同じです。
ところがいい会社と安い会社の給料は100万円くらい違います。
いい会社ほど作業員の誰かが辞めてもOKなのです。
ですから常にバージョンアップをしない作業員は取り替えられてしまいます。
ジョブ型で社員はバージョンアップすること
今、メンバーシップ型からジョブ型に移ってきていますが、これは中小企業の方がはるかに早かったのです。
メンバーシップ型とジャブ型の違いは、年功序列のように長く働いたとか、年齢が高いかどうか、学歴も関係ありません。
一番入れ替えがしやすいのはむしろ作業員です。
それから雇う側の経営側も、安い人材ばっかりを雇うのではなく、少し経営を勉強されたらいかがでしょうか。