計画が達成できない人の特徴と3つの対策

効率化

ブリッジワークの高橋です。

あなたは自分が立てた目標をいつも達成できていますか?

もし、あなたが計画を立てても達成できないことがあるというのであれば、ぜひ本記事をご覧ください。

本記事では「計画が達成できない人の特徴と3つの対策」というテーマで、計画達成に役立つ具体的な取り組み方を詳しく解説しています。

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計画が達成できない人の特徴

計画が達成できない人の特徴

ここでは、計画が達成できない人の特徴として以下の点について解説します。

  • 計画ではなく単なる夢や願望になっている
  • 目的や目標がない

それでは1つずつ解説していきます。

計画が達成できない人の特徴①:計画ではなく単なる夢や願望になっている

計画が達成できない人の特徴の1つ目は「計画ではなく単なる夢や願望になっている」ことです。

計画達成に向けて、欠かさずにやらなければいけない仕事の一つに「明日の計画作り」があります。

この記事をご覧頂いている方の大半は、今年の計画を年末に考えられたことでしょう。

でも、僕の経験上、この「計画」について勘違いしていらっしゃる方が結構多いんですよね。

例えば、「一年間の計画を聞かせてください」と尋ねると、「年商5,000万を達成したいと思います」「売上倍増です」「海外進出です」と言う方がいます。

これは計画ではありません。

厳しく言ってしまえば、単なる「夢」や「願望」でしかなく、恐らく100%の近い確率で達成されることもないでしょう。

もう一つは、エクセルのシートで作った数枚のシートに、前年比やら原価率・増減率がどうかと数字がびっしり羅列してあるタイプ。

これも単なる数値の管理であって計画ではありません。

数字が羅列してあるだけで、それを見た従業員は一体何をして良いかわからないことでしょう。

計画が達成できない人の特徴②:目的や目標がない

計画が達成できない人の特徴の2つ目は「目的や目標がない」ことです。

目的・目標を持っていないから計画を立てられないし、一年後自分のビジネスをどうしたいのか、一か月後どうしたいのか、一週間後どうしたいのかについて真剣に考えていない。

下手をすると、今日どうしたいのかすら何も決まってない。

ビジネスのゴールは、継続して利益を出しながら、何かを成し遂げることです。

あなたが使命としていること、やりたいことを実現することで、ビジネスというのは、そのための手段だと思います。

ゴールはなんだって良いと思うんです。

家族を養う、社会でこんなことを実現したい、お金をとにかく稼ぎたい…なんでも大丈夫です。

お金を稼ぎたいのだったら、「いつまでにいくら稼ぎたいのか」これをしっかり定めるっていう事ですよね。

そして、その為に今何をすべきなのかが重要なのです。

この一週間は何をすべきなのか、この1ヶ月何をすべきなのか、この一年何をすべきなのか。しっかり計画を立てるという事です。

実際に起業すると、ブラック企業以上にブラック労働が待ってるかもしれないし、お金も想像より早く減っていくかもしれない、仕事も最初は全然来なくて、月収数万円といった状況になるかもしれない。

そんな時でもあなたを支えるのが、「ビジネスを始めた目的や目標(あなたのビジョン)」です。

ただ、「好きだから」だけで初めてしまうと、好きが嫌いになってしまう可能性だってあります。

好きなものを通じて、〜という目標を達成する、〜くらい稼ぐというものが明確でないと、心が途中でポッキリ折れてしまいます。

逆に、目的や目標があれば、「この一か月はこうします」「この三ヶ月でこうします」「この一年はこうします」と、どんどん行動し始めるんですよね。

ぜひ、ビジネスを始めるなら目的や目標について、真剣に考えてみてくださいね。

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計画が達成できない人が知っておくべき計画の本質

計画が達成できない人が知っておくべき計画の本質

ここでは、計画が達成できない人が知っておくべき計画の本質として、以下の点について解説します。

  • 計画とは行動を目的とした自分に対するメッセージである
  • 計画時に設定する数字目標は売上ではなく改善項目にすべき

それでは1つずつ解説していきます。

計画の本質①:計画とは行動を目的とした自分に対するメッセージである

計画が達成できない人が知っておくべき計画の本質の1つ目は「計画とは行動を目的とした自分自身に対するメッセージである」ということです。

つまり、計画を立てる目的は「行動すること」にあります。

なぜなら、成果を生むのは行動であり、行動からしか成果は生まれないからです。

正しい行動をする為に計画をするわけなので、計画の目的というのは行動なんですよね。

例えば、2019年の計画であれば今と来年の間にあるギャップを埋める為に「誰が・何を・いつまでにやるべきなのか」、これが明記されているものが行動です。

計画の本質②:計画時に設定する数字目標は売上ではなく改善項目にすべき

計画が達成できない人が知っておくべき計画の本質の2つ目は「計画時に設定する数字目標は売上ではなく改善項目にすべき」ということです。

計画時に設定する数字目標は、売上ではなく、自社の現状を認識したうえで「現状、自分達が弱い数字」にしなければなりません。

あなたがお店をやっていて、リピート率が低くて10人中1人しかリピーターがいないのだったら、計画は「いつまでに、どのような形で改善することでリピート率を1.1から1.3に上げる」というように計画を立てましょう。

ほかにも弱い数字(新規、購買単価、成約率etc…)があるのなら、同じように、シンプルでわかりやすく、読みやすいところに落とし込んで、それを同時並行で実行していきます。

面白いもので、それぞれの数値がほんのちょっと上がるだけで、掛け合わせてみると最終的な数値(売上)は驚くほど改善されます。

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計画が達成できない人におすすめの3つの対策

計画が達成できない人におすすめの3つの対策

ここでは、計画が達成できない人におすすめの3つの対策について解説します。

  • 振り返りの3ステップを実行する
  • 習慣にする
  • スイッチングコストを意識する

それでは1つずつ見ていきましょう。

対策①:振り返りの3ステップを実行する

計画が達成できない人におすすめな対策の1つ目は「振り返りの3ステップを実行する」ことです。

具体的に手順は手順は3つです。

  1. 出来ていること出来ていないことを書き出す
  2. 出来た理由、出来なかった理由をわかるまで書き出す
  3. 本来はどうすべきだったかを振り返る

それでは1つずつみていきましょう。

出来ていること出来ていないことを書き出す

計画した内容に対して、きっと出来ていることと出来ていないことがあると思います。

出来ていることと、出来ていないことを書き出してください。

出来た理由、出来なかった理由をわかるまで書き出す

計画通りにいったものは、なぜ計画以上の成果が出せたのか、逆に計画していたにもかかわらず、なぜできなかったのかを原因が分かるまで繰り返し、なぜ?と聴いて欲しいのです。

これは自分一人でやるべきことで、他人に見せるものではないので、本音で考えてみてください。

本来はどうすべきだったかを振り返る

計画と見比べて「本当はこうすべきだった」ということを必ず振り返ってください。

以上の3つを定期的に繰り返しやってほしいと思います。

3番目の「本来どうすべきだったか」ということが、次の計画に盛り込まれてくるわけです。

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対策②:習慣にする

計画が達成できない人におすすめな対策の2つ目は「習慣にする」ことです。

どんなに素晴らしい計画であっても、実行されなければそのゴールは実現されることはありません。

元来僕たち人間というのは怠け者にできています。

ある方の説によると、多くの計画は2週間で85%は忘れられるそうです。

計画が忘れ去られたり、計画が実行できなかったりというのは、実は僕たち人間のデフォルトなのです。

そのための対策としておすすめなのが「習慣にすべきことを1つ決める」ということです。

毎日必ず、決まった時間に、決まった場所で、決まったことを1つでいいから決めてみてください。

習慣にすると頭を使わなくてよくなります。

物事に集中する時は前頭葉を使っているそうです。

例えば、慣れないゴルフなどに行くと打つ前にすごく集中するので、前頭葉のパワーを使っているのです。ですが、プロゴルファーがショットを打つときには前頭葉を使っていないそうです。

なぜなら、習慣になっているからです。

これと同じで、習慣にすると脳のエネルギーを放出しなくて済むのです。

つまり、習慣にすることでなんでも進行しやすくなるのです。

習慣にすると、「やる気」といったふわふわしたものにビジネスが左右されることがなくなります。

対策③:スイッチングコストを意識する

計画が達成できない人におすすめな対策の3つ目は「スイッチングコストを意識する」ことです。

「業務の切り替え」「プロジェクトの切り替え」をする際には、本当に多くのロスが出ます。

例えば、貴方の目の前にA・B・Cという3つのプロジェクトがあったとします。

それぞれのプロジェクトが完了するまでに9時間必要だったとしましょう。

そうすると、3つのプロジェクト×9時間だから、これを完了させるには27時間がかかります。

ここで皆さんだったら、どうやってこれを終えようとするでしょうか?

たとえば、以下のような2つの方法を考え付くかもしれません。

  • 方法1
    1日必ず、Aを1時間・Bを1時間・Cを1時間。これを9日間続けて、全ての業務を完了させる。
  • 方法2
    最初の3日間でAをやりきって、次の3日間でBを終了させて、最後の3日間でCも終わらせる。

まず、方法1を選んだとしましょう。

1日の作業で、Aに1時間、Bに1時間、Cに1時間をあてます。

恐らく絶対に完了出来ないでしょうね。

なぜなら、AからB、BからCと業務を切り替える時に、「ロスが生まれるから」なんですね。

これは、スイッチングコストと言われたりします。スイッチする時に生じるコストで、エネルギーのロスを指します。

AからB、BからCと業務を切り替えて、Cの作業に入るタイミングでは、「えーっと前どこまでやったんだっけな?」となってしまうんです。

実際、脳が集中のカーブを描く際は、一旦落ちた集中力をもう一回上げるために10分ぐらい必要なんです。

ということは、そのロスが延々と続いていくことになるわけですね。

スイッチングコストの話から得る教訓というのは、「完了させてから前に進む」ことです。

また、未完了のものは頭の中にずっと居続けてしまうので、それにストレスを感じます。

知らず知らずに脳のエネルギーを吸い取ってしまうから、目の前の仕事にも集中出来くなってしまいます。

もし、あなたがたくさんのことに取り組んでいても全く成果を出せていないなら、それは「完了出来ない症候群」という病気かもしれません。

まずは、目の前にある業務を完了させて、そして次。このやり方を絶対に忘れないでください。

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計画が達成できない人の特徴と対策:まとめ

計画が達成できない人の特徴と対策:まとめ

いかがでしょうか?

もう一度、計画を達成するためにおすすめの対策方法を整理しておきます。

  • 振り返りの3ステップを実行する
  • 習慣にする
  • スイッチングコストを意識する

いつも計画通りに物事がいかないと悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考に、計画の立て方から取り組み方まで考えてみてください!

締切や期限を設けて仕事しない人はいつまで経っても結果が出せない
「デッドエンド(締切)の無い広告に待ち受けるもの、それはデッド(死)である。」という格言があるように、人に行動を促すためには締切を設けることが必須です。ところが、いざ自分の行動となると、締切を設定せずダラダラするのが人間というもの。ビジネスを前に進めたければ、自らに締切を設けたうえで、5つの誓いを立て、これを果たすために行動しなければなりません。
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高橋 伸夫

【プロフィール】

ブリッジワーク代表 高橋伸夫
福島県出身。北海学園大学卒業。
大学卒業後、札幌で地元広告代理店に勤務。
営業マネージャー・メディアプランナーとして多数のクライアントのマーケティングを担当。
2011年ブリッジワーク設立。集客企画を中心にしたチラシ作成業務、マーケティングコンサルタント業務を行っている。

【ご挨拶】

「多額な広告投資ができない、成長過程にある企業のみなさまのお手伝いをしたい」私は広告代理店に勤務しているころから、ずっとそう思っていました。

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