「クラウド会計ソフトを導入したいけれど、どのソフトを導入すればいいか分からない」といった悩みを抱えている経営者・経理担当者の方、少なくないと思います。
実際、世の中には数多くのクラウド会計ソフトがあるので、迷ってしまうのも無理はありません。
今回は、そんなクラウド会計ソフトの中から、「PCA 会計クラウド」と呼ばれる会計ソフトについて、紹介していきます。
本記事を読んでもらうことで、PCA会計クラウドがどういった会計ソフトなのか、理解することができます。
PCA会計クラウドとは?
PCA会計クラウドは、15,000法人を超える導入実績がある老舗のクラウド会計ソフトです。
弥生会計やマネーフォワードほどの利用者数ではありませんが、中小企業をはじめとして、コアな利用者が多いのが特徴です。
PCA会計クラウドの特徴
PCA会計クラウドの特徴として、下記の点が挙げられます。
- 豊富な連携サービスで、自由度の高いカスタマイズが可能
- 強力なセキュリティが24時間365日稼働
- 利用料金が他のクラウド会計ソフトよりも低め
- 各種システム管理はすべてPCAが対応
豊富な連携サービスで、自由度の高いカスタマイズが可能
外部システムや他のクラウド、デバイスと共有して、データのやり取りを一元的にに管理することができます。
下記、PCAと提携していているサービスの一例です。
- 請求管理ロボ
- 楽楽精算
- 売上原価Pro
- オフィスステーションシリーズ
- 伝票スター
- PCA Pattern Roboシリーズ
*今後、更に提携サービスが増える予定です
自社の仕様に合わせて、他のクラウドサービスと連携していけるので、自由度の高いカスタマイズが可能になっています。
強力なセキュリティが24時間365日稼働
システム故障の事態にも備えており、現在、大手データセンターを複数採用しています。
データセンターは、震度6強相当の地震にも耐えられる免振構造となっていて、大規模停電が起こった際も自家発電システムで稼働できるようになっています。
PCAは使用しているサーバーにもパワーをかけています。
使用しているサーバー基盤は、大手グループ企業でも使われているもので、ハードウェアの故障発生時には自動で復旧する仕組みになっています。
加えて、夜間のサービス停止期間中にはバックアップも実施されていて、万が一の事態になったとしてもデータが失われることはありません。
利用料金は他のクラウド会計ソフトよりも低め
利用料金は「ソフト利用ライセンス料+サーバー利用ライセンス料」の合計金額で算出されます。
たとえば、2ユーザーで新規に利用を開始する場合は、以下のような計算になります。
PCAクラウドの料金の払い方は2つに分かれています。
一つは「イニシャル”0”プラン」と呼ばれるもので、初期費用「0円」で、ソフトのライセンス料とサーバー利用料を月額で支払っていくプランです。
もうひとつは「プリペイドプラン」と呼ばれるもので、希望した利用期間に応じて費用を前払いするプランになります。
月々払っていくスタイル、もしくはお試しで利用してみたい場合は「イニシャル”0”プラン」、長期的に利用することがあらかじめ決まっている場合は「プリペイドプラン」がそれぞれおすすめです。
実際にどれくらいの利用料金がかかるかは、組み込んだライセンスによって異なってきます。
PCAクラウドのホームページ上でシミュレーションして確認できますので、申込前にチェックしてみてください。
各種システム管理はすべてPCAが対応
インストール型会計ソフトだと、データやセキュリティの管理をすべて自社で行う必要がありますが。PCA会計クラウドであれば、すべてPCAに任せることができます。
小規模法人の場合だと、システム管理などへ人手を回せないこともおおいので、PCAのサポートは非常に心強いといえます。
PCA会計クラウドの口コミ
それでは、実際にPCA会計クラウドがどのような評価を受けているのか、口コミを見て確認してみましょう。
- 「画面の攻勢が分かりやすく、初めてクラウド会計ソフトを利用する人でも使いやすい設計になっている。少人数の企業向けの使用になっているので、特に中小企業の経理業務に最適なソフト。」
- 「会計ソフトとして必要最低限の機能が備わっていて、非上場の中小企業であれば、このソフト1本で十分です。ソフトの利用料金も、他のクラウド会計ソフトより安く、導入の決め手となりました。」
- 「財務諸表を作成する程度なら十分であるが、詳細な管理会計・原価計算を行うには不十分である。追加でカスタマイズができるとのことだが、せめて原価計算の機能はデフォルトで付いていないと厳しい。」
- 「機能がシンプルで分かりやすいのはメリットだが、基本的には伝票入力と財務諸表の作成しか行えない。」
口コミで多かった意見は、「必要最低限の会計機能が備わっていて、使いやすい」という意見です。
利用料金を低く抑えている分、機能がシンプルになっているので、その点が使いやすいという評価に繋がっている模様です。
反対に、「機能がシンプルすぎて、原価計算などの複雑な会計処理ができない」といった評価も多く見られました。
規模が大きい会社にとっては、PCA会計クラウドの機能のみでは経理業務を賄いきれない様ですね。
ただ、追加のオプションを加えれば対応できるものもあるので、導入前に利用したい機能をまとめておきましょう
※クラウド会計ソフトについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
「Misoca」「マネーフォワード クラウド請求」を一緒に使うと更に便利
PCAクラウド会計のソフトといっしょに利用してもらいたいのが「Misoca」もしくは「マネーフォワード クラウド請求書」のソフトです。
Misocaは、大手会計ソフト会社の「弥生会計」が提供している請求書作成ソフトです。
シンプルな操作で簡単に見積書・納品書・請求書」を作成することがきます。
マネーフォワード クラウド請求は、様々なクラウド管理サービスを提供する「マネーフォワード」がリリースしている請求書作成ソフトになります。
こちらも、感覚的な操作で簡単に請求書や納品書が作成できるソフトになっています。
PCAクラウド会計に入力する情報をMisoca、マネーフォワード クラウド請求でまとめておけば、より効率よく財務諸表作成を進めることができます。
どちらの請求書作成ソフトも、銀行口座・クレジットカード履歴と連携して、自動で取引明細を読み込んでくれますので、毎回手入力で請求書を作成する必要がありません。
価格帯もお手頃なので、PCAクラウド会計と一緒に是非導入してみてください。
Misocaはこちら | マネーフォワード クラウド請求書はこちら |
※Misoca・マネーフォワード クラウド請求書について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。