【残酷】20代、30代に逃げ回る会社員は40代以降も一生評価されない!

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こんにちは。あおば会計コンサルティングの田中です。

評価されない人は一生評価されないような時代になってしまいました。

評価というのは、評価する側もされる側もあまり気分がいいものではありません。

会社という組織の中で評価されなくなった人たち。彼らは挽回が効くのかどうかを考えてみたいと思います。

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20代の働き方が極めて重要

社会人を長くやっていると、20代でどう鍛えられたかというのが大きいです。

働き方は三つ子の魂百までということで、ほぼ20代で認められて社会的評価がよかった人たちが、実際に今の時代はその後組織のリーダーになっています。

マズローの5段階欲求

ダイヤモンド社さんがマズローの欲求5段階説について解説されています。

ピラミッドの下のほうから、飢え死にしないなどの「生理的欲求」、冬の寒い日に放置されないとか、人に命を狙われないなどといった「安全欲求」、この欲求が満たされて、その後に「精神的欲求」。

精神的欲求の中で一番下はどこの組織に所属しているとか、家族に会いたいという「所属と愛の欲求」で、それから、人に認められたい承認されたいという「承認欲求」、さらにその上に「自己実現欲求」があります。

大きく分けると「欠乏欲求」から「承認欲求」まで全部満たすと、「自己実現欲求」に行くとされています。

会社に置き換えると

これを会社の組織で置き換えてみると、まず会社に入ったばかりの頃は、「所属と愛の欲求」とお金も困るので、「物的欲求」もあります。

組織的には20代では下っ端から始めるわけで、普通通りに行けば30歳ぐらいで専門職になるか、リーダー職になるかを選びますが、そのどちらかを選べなかった人はずっと下っ端にいるというのが世の中の仕組みです。

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下っ端では生きていけない時代

これまでは、世の中の仕組みから下っ端のままでも生き延びてこれました。

ところがこれからの社会は下っ端が雇ってもらえない時代です。
そのくらい仕事の仕方も高度化、専門化していきます。

中小企業の社長のようにリーダーとして働いている方は、自己実現欲求にかなり近いです。

40代を超えた社長というのは、人生一度きり、この社会に自分は一体何ができるんだろうという意気込みの方が多いです。

一方でずっと下っ端やってきた人たちは、20代、30代のときも逃げ回って、薄っぺらい技術力で適当に生きてきた人たちです。

作業は早く・速く・正確に

20代のうちは作業員の部分が一番多いので、会社に入ったばかりの作業はすごく簡単で、人より早く取りかかって、そして素早く正確に終わらすということが基本です。

しかし、20代のときに仕事のとっかかりが遅い、そして仕事自体も遅い、しかも間違えて、それをなんとかごまかして生きていけばいいという方が多いのです。

そうすると何もできない30歳や40歳に仕上がってしまいます。

そのときに中小企業の社長がそういう人たちに、「自分の会社から出て行ってくれ」と言っても出て行きませんから、ずっと面倒を見なければいけないわけです。

上司の時間を奪う「教えてくん」

これまで、その「教えてくん」だった人たちが、他の会社に入ってもまたそこで「教えてくん」になります。

ずっと上司や先輩の時間を奪って、私はやったことがないので、分からないので教えてくださいと40代にもなって、何も自分では出来ない、教えてと言って、人に投げてしまうような人たちはもう通用しないのは当たり前です。

そういう人たちを見ているとたいていは20代の時に鍛えられていないんです。

いい会社・いいリーダーに雇ってもらえない

いい会社やいいリーダーに20代の時についていないので、いい会社やいいリーダーに雇ってもらえないという連鎖が起こってしまいます。

ランクが下がってくると中小零細企業に行かざるを得ないことがあります。

中小零細企業側も、募集したけど、人が来なかったから、こういう人たちを雇ってしまったというケースが多いです。

ですから雇う側も雇われる側もそれぞれに責任があります。

強豪校出身か普通の部活か

20代で鍛えてもらうというのはスポーツで考えると、強豪校出身の人か普通の部活の出身かで後々の人生で違いかあります。

まず鍛えてもらうときに、努力を教わるとか、スパルタ的に身体で教わるということがあります。

世の中では、これを「ブラック企業」、「ブラック部活」と誹謗中傷していればいいと思いますが、世の中はとても厳しくて、たった一度の人生で厳しい生き方をしていかなければいけないくらい人生は大変だから、きちんと鍛えてもらっていた方が後々有利に働くということです。

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人を雇わない時代

雇ったら70歳まで面倒をみなさいとなってきているので、雇う側に防衛本能が働きます。

今売れているサービスに「雇わないサービス」があります。

適性試験をして、この人は雇わない方がいいですという判断基準のサービスが今非常に伸びています。

赤字社員かそうでないか

今従業員が病気になったら経営者が全て悪くなります。

うつ病になったときに、それが会社側に責任があろうとなかろうと、全部会社で背負わされます。

70歳定年制も全てそうです。

会社の規模が零細なので、70歳の定年まで面倒がみられませんという証明ができない限り、70歳まで雇いなさいと押し付けてきます。

その時にそういう方たちのほとんどが赤字社員になってしまいます。

赤字社員にならない人というのはどういう人かというと、基本的に日々バージョンアップしていく人たちです。

20代で働き方の基本をきちんと身につけ、日々自分たちで勉強して、バージョンアップしていかないと、世の中に価値を与えられなくなってしまいます。世の中に価値を与えないということは給料がもらえなくなるということです。

ですから本当にこれからは分からないことは全て自分で勉強しなければいけないということです。

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タナカキミアキ

売らない営業マン タナカキミアキ

YouTubeチャンネル「キミアキ先生の起業酔話」で、
中小企業経営のこと、起業のこと、経理のことを、
顧問先法人100社・個人事業者50名を抱える現場目線で
お話しています。

所有資格:

日商簿記検定1級
全経簿記検定上級
全商簿記検定1級で簿記検定3冠王、
税理士
簿記論・財務諸表論で簿記4冠&簿財番長
宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
かわいらしい秘書検定2級
普通自動車に普通自動二輪
みんなの安全を守る甲種防火管理責任者
珠算3級
よく分からん情報処理検定2級

…などプチ資格オタク

妻は「あおば会計税理士法人」代表税理士の田中朝代。

18歳の時に簿記1級のクラスで出会って、
15年後になぜか結婚しました。

中小零細企業の経営に関しては夫婦揃ってめっぽう詳しいので、
ガンガン講義やっていきます!

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