「ゆでガエル」経営者と社員に見られる5つの共通点

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組織活性化プロデューサーの南本です。

人事労務を通じて多くの企業様と接してきましたが、その中で、残念な話ですが、いつまで経っても変わろうとしない、成長しようとしない経営者と社員の方もいらっしゃいます。

そこで今回は、『ゆでガエル経営者とゆでガエル社員』、それぞれに見られる5つの共通点をご紹介します。

ゆでガエルとはなにか?

ゆでガエルとは、環境変化がドンドン起こっているにも関わらず、自分だけは安泰と思い込んでぬるま湯にずっと漬かり続けていると、緩やかな温度上昇の中で、ゆでガエルはその温度上昇に気付かず、最後には茹で上がってしまうという、例えです。

実際には水を入れて茹でたら、カエルはすぐに逃げます。

実験した人がいるようです。

つまり、これは例え話なのですが、経営者やサラリーマン・従業員の方には当てはまる方もいるのではないかと思って、今日は解説します。

ゆでガエル経営者の特徴

過去の栄光にしがみつく

まず一つ目の特徴が、『過去の栄光とか実績にしがみ付いてしまう』です。

別の言葉で言うと『執着』してしまいます。

「昔自分はこういうやりかたで成功した、だから今でもこういうやりかたが通じるはずだ!」と言って、ずっと同じやりかたを繰り返していき、世の中でとんでもない変化が起こっているのに対応せず、最終的にはお客さまを失って会社が駄目になるという。

こういうパターンは多いです。

忙しい事を理由にする

それから、『忙しい事を理由に時代の変化についていけない』もあります。

過去の栄光にしがみつくことと一緒ですが、状況が良くなってくると、経営者も現場に入ったりして忙しくなってしまうことがあります。

そうなると、戦略や先の見通し、世の中の動きやお客さんの動などを調べる事もなく、ずっと同じ事を続けてしまい、変化に対応しない。

経営者がゆでガエルになって会社が駄目になってしまいます。

面倒くさい

3つ目、『すべて「面倒くさい」』というタイプです。

忙しいから、時間がないし、面倒くさいというのはわかりますが、ある程度収益・利益が出て1度成功してしまうと、この利益がずっと出るものだと思い込んでしまいます。

IT化とかAIとかモビリティーとか、いろいろな法改正などがあるにも関わらず、考えることが面倒くさくなってしまって、「まだ利益出てるからいいか」というような感じで今の通りにやってしまいます。

全ては面倒くさいという気持ちから来てます。経営者が努力してないっていうことです。

新しい事にチャレンジしない

4つ目、『新しい事にチャレンジしない』。

これも面倒くさいと一緒です。中小企業は「チャレンジする事」がとても大事です。

いろいろなことにチャレンジして、失敗して、それが成功につながるという成果もあるし、失敗という成果も得られるわけで、チャレンジしない人というのは、やはり時流に取り残されて行きます。

「このままではやがてじり貧になる!」というように考えて、新しい仕組みを変えたり、新しいサービスを追加したり、チャレンジしていくということが大事なのですが、こういうことをしない経営者は『ゆでガエル経営者』かもしれません。

お客様・顧客の行動変化を分析しない

5つめは『お客様・顧客の行動変化を分析しない』。

例えば、今だと通販でなんでも買えてしまう時代です。

それなのにすごく立派な店舗を構えてしまったあげく、「お客さまが来ない」と嘆く方っていらっしゃるんですよね。

今はネットでスマホでピっと決済できます。資金決済も、通販の申し込みも、全部iPadやスマホで出来てしまいます。

高齢化している経営者の会社は、こういった対応がドンドン後手後手になっている方が多いです。

そりゃ、お客様はいらっしゃいませんよ。という話なんですけれど、「嫌な時代になったものだ」と、お客様のせいにしてしまうんですね。

もう、完璧にゆでガエってしまっているということです。

ゆでガエル社員の存在

反対に『ゆでガエル社員』というのもいます。

『ゆでガエル社員』というのは組織の中で安穏と過ごしていて、最終的にはリストラにあってしまうという、そのようなイメージです。

名刺の肩書だけで仕事をする

『名刺の肩書だけで仕事している』

どういう事かというと、会社の名前で仕事していて、自分で勉強をしないということです。

『ゆでガエル社員』は、業界の動向や業界での最新事例や競合企業を研究したり、自分のスキル戦略を学んだり、英語を学んだりしません。

自分の仕事のやり方を変えない

2つ目は、『自分の仕事のやりかたを変えたり工夫したり、自ら変化しない』です。

こうなるとやる気も含めてスキルが上がらないので、従来のやりかたをしているほうが楽になります。

楽なので、ドンドン茹で上がっていきます。

このような人に対しては、「カエルに対して蛇」というように、蛇を投入する必要があります。

これは例えですが、蛇を入れるとカエルはびっくりするわけです。

大きな組織改編とか担当を変えてしまうなどといった荒治療をしないとこのような人は、なかなか変わらないのではないかと思います。

文句は言うけど提案しない

3つ目は、『文句は言うけど提案しない』です。

これも典型的なゆでガエル症候群です。

飲み屋で上司や会社の文句は言うけれどしっかりと提案はしない。

「社長、世の中はこうなっていますから、こういうふうにしましょう」といったように提案する人はゆでガエルではない良い社員になっていきます。

一方で文句ばかり言っている人はゆでガエルになってしまいます。

他人のせいにばかりする

『自責から他責』

他人のせいにばかりする人は世の中にはたくさんいいます。

ゆでガエルの第一候補かもしれません。

どうしてかというと、「自分に責任がある」と思うと、人は創意工夫します。

「自分が悪かった」から、「仕事のやり方を変えよう」「世の中はこう変わっているから自分の仕事を変えよう」というふうに、自責の念にさいなまれて行くはずです。

一方で「上司に言われた通りしたらこうなりました」とか、「部下が言った通りにしないので、失敗しました」と言ったように人のせいにばかりする人は、もうゆでガエルです。

リストラの第一候補に上がって行く可能性があるから気をつけてください。

与えられた仕事に集中しない

『与えられた仕事を一所懸命に集中しない人』。

与えられた仕事、まずは目の前の仕事を「一所懸命やりましょう」、「集中してやりましょう。」「それで成果を出しましょう」ということです。

これもせず、「どうして自分だけこんな仕事を与えられたんだろう、どうして自分だけこんなつまらない仕事を与えられるんだ」と目先の与えられた仕事をないがしろにして、人の仕事を羨む人がたくさんいます。

このような社員はゆでガエルの第1候補かもしれません。

自分を高める努力をする

皆さんはいかがですか?

一つでも自分に当てはまりそうでしたら、会社の状況が右肩下がりで悪くなった時に、会社を傾かせる経営者であったり、リストラの第1候補社員になってしまうかもしれませんよ。

これからの時代、リストラがどんどん起こります。

なぜなら人口が減って来て、競争力がなくなっていくと、駄目な社員からどんどん切らざるを得ないからです。

今からでも自分で勉強をして工夫をして行くという努力をして頂きたいと思います。

 
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南本 静志

和歌山生まれ。株式会社紀陽銀行入行。銀行業務を2年程度経験後、システム部へ異動。

システムエンジニアとして銀行オンラインシステムや情報系のマーケティングシステムの構築で活躍する。

30歳代の後半には日本ユニシスに出向し、金融機関向けCRMマーケティングシステムの業務設計のリーダーを任される。その後、コンサルタントとして独立、現在は東京千代田区で経営コンサルティング会社と社会保険労務士事務所を設立し、代表に就任。

中小企業診断士及び社員を持つ経営者としての立場で、幹部社員(部長、課長、係長等)を次期役員に昇格させるようなマネジメント系の人材育成プログラムに強みを発揮している。また、初級管理職(主任や中堅リーダー)に対するモチベーション研修や自己発見研修も得意。

アールイープロデュース 

適性検査Cubic(キュービック)

東京中央社会保険労務士事務所

東京中央給与計算センター

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