誰からも嫌われてない人は、誰からも好かれてない
今回は、『誰からも嫌われてない人は、誰からも好かれてない』という話をしたいと思います。
これ、本当に真実だなと思うんですね。
『誰からも嫌われてない人は、誰からも好かれていない』ということです。要は、好き嫌いっていうのはその人に興味があるということなんですよね。
良い意味でも悪い意味でも、興味とか関心があるということですよね。興味とか関心がなければ好き嫌いなんて思わないじゃないですか。
どうでもいいっていうことですよね。
だから私は、「人から嫌われている」と思っている人の相談を受けた時、こう言ってます。
「好き嫌いは反対語じゃなくて、一緒なんですよ。」「嫌いって言う人は、逆に貴方に興味があるということなんですよ。」「だから嫌いの反対語は『無関心』なんですよ」
というのも、ビジネスやっていく上で『無関心』になられたら終わりなんですよ。
だって、貴方のビジネスや貴方の商品、貴方そのものに興味がないと言われたら終わりじゃないですか。
それよりも、むしろ「貴方のことホントに嫌い」「貴方の商品のここが嫌い」「貴方の会社はここが嫌い」「貴方がやってるビジネスのここが嫌い」って言われたほうがまだいいんですね。
救いようがあるんです。
嫌われることを恐れず、好かれても調子に乗らない
というのも、好き嫌いって感情、これ表裏一体です。
好きなものが嫌いになるし、嫌いだったものが好きになる。これはよくある事ですよね。
ご自身の恋愛経験とか、ご自身が今まで好き嫌いの感情を覚えたような商品やお店を、全部思い出してみてください。
例えば、好きだったお店が急に不味くなったと、そして嫌いになったと。でも久々に行ったらまた美味しかった、で好きになった。
こうやって。どんどん評価って変わっていくんですよ。
つまり、興味がずっとあるからそのお店が気になって、不味くなったとか、少しマシになったとか評価したり、たまに行くわけですよね。
この時点でこのお店はビジネスとして成功してるわけですよ。
でも、「そもそもこのお店どうでもいい」とか、「興味がない」「取り立てて特徴無いよね」と思われたら終わりじゃないですか。
だから、嫌われることに恐怖感を覚えるなというか、嫌われることを恐れるなというふうに言いたいですね。
嫌われることと好かれることは、同義です。もう同じことなんですよ。
だから、商品・サービスでどんなものを提供していくのか恐れない。嫌われることを恐れないで良いんです。
それと同時に、「好かれても調子に乗るな」っていうことを、是非ちょっと意識して頂きたいなというふうに思います。
他人の評価なんて移ろう季節と対して変わらないんですから。まずは自分が楽しくビジネスすることです。
100人中1人に好かれればビジネスは十分できる
特に情報発信なんかを見てると、嫌われることを恐れて「ありきたり」「どっかで聞いた」な情報発信をしてる人がすごく多い。
どうでもいい話しかやってないんですよね。
例えば、ブログの記事とか、YouTubeでも「え?それ動画にする意味あるんですか?」という中身・内容になっている場合が結構あります。
だから、そうならないように「如何に尖がれるか」「如何にエッジをかけられるか」が大事です。
尖がったりエッジ効かせれば、当然嫌ってくる人はいます。
私なんかも、はっきりとした主張をするので、アンチ率はまじでやばいくらい高いです。10人いたら2人くらいに猛否定されます(笑)。
でも良いんです。その分、貴方には貴方のことが大好きなファンも生まれるので、嫌われることを恐れるなというふうに言いたいんですね。
どんなに嫌われても100人にいて、貴方を嫌うは100人にはならないです。必ず1人は残ります。
どんなに嫌われても。
もう、おおげさに言って、日本人が1億2000万人いて、100人いるうち1人しか貴方のことが好きじゃないとします。
日本人のうち1%しか貴方を好きじゃないと。他の99%は貴方が大嫌いだったとします。
でも、よく考えてみると、1億2000万の1%は120万人ですよ。
120万人、少なくとも貴方のファンがこの世にいる、日本にいるとしたら、これだけで十分商売できますよね。
自分を応援してくれるたった1人のために価値を提供しろ
例えば、私みたいに経営コンサルの仕事をやっていたら、120万人のコンサルなんか出来ないですよ。
何回生まれ変わっても、120万人のお相手なんてできません。
だから十分なんですよ。1%、たった100人のうち1人に好かれれば、十分ビジネスは成功するという事なんですね。
そうしたら嫌われる事を恐れる必要なんてどこにも無いんですね。
むしろ100人の中の1人を見つけるために勝負するのがビジネスです。
100人いる中の1人に振り向いてもらえる、この1人に対して価値ある情報を提供できたら、周りの99人にはむしろ嫌われても良いんですよね。
徹底的に自分のファンになってくれた1人に絞って、その人のために役立つ情報を配信していく、またはその人が悩んでる事を解決出来るような、ぴったりの商品・サービスを、開発・提供していくだけなんです。
凄くシンプルだと思いません?
嫌われる事を恐れちゃいけません。どんなに嫌われたって貴方のファンは必ずいます。
その人は貴方のことを知らないだけで、貴方のことが大好きなんですよ。
なので、その1%の1人に対して、是非役立つ情報を、価値ある情報を、または価値ある商品・サービスを提供するっていうことを考えてください。