誰も指摘やアドバイスをくれない「アホ」な経営者の7つの壁

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誰も諭してくれない『アホな経営者の7つの壁』

今日のタイトルは、『アホな経営者の7つの壁』という感じで…ちょっと小馬鹿にしたようなタイトルになりました。

昔、養老孟司さんですかね、『バカの壁』ていう本が大流行りしましたよね。それにちょっと引っ掛けて『アホな経営者の7つの壁』っていう感じで。

私が色々思うところを「こういうふうにしたらアホな経営者でも、もうちょっと良くなるのにな」という感想を込めて、ちょっとお伝えしたいなと思います。

経営者のアホの壁1『オレ様社長の自己中心人間』

経営者のアホの壁、一つ目は『オレ様社長の自己中心人間』です。

やっぱり、社長っていう言葉は人をちょっと麻痺させてしまいます。ちょっとアレなんですよね、天狗になっちゃう人が凄く多いです。

「俺が社長なんだから、俺の言うこと聞けや」とかですね、「俺の言うことを聞けないならやめて行け!」的なね(笑)。

「俺が殿様だ」みたいな発想になっちゃう人って見かけません?

実際、社長っていうのは組織の中で1番トップなんですけども、それと自己中心的な気持ちで判断下すのは、全然違う話だと思うんですね。

自己犠牲の精神で経営していくように自分を変えていかない限り、ちょっと会社としてはしんどくなります。

まずは自分の意見を二の次、三の次にして、社員の意見・パートさんの意見、もしくは部下の意見をまず聞いて、自分の考えと照らし合わせて「そんなに差がねぇな」と思ったら部下の意見を尊重してあげないといけません。

自分中心じゃなくて、社員中心の組織で良い方向にもっていくようにグッと堪えるんです。そうすれば、社員が自分で考えて動くようになります。

これだけでアホの経営者って言われなくなります。

経営者のアホの壁2『資金調達、財務力がダメダメ』

2つ目のアホの壁いきましょう。『資金調達、財務力がダメダメ』っていう壁があります。

会社をやってる人、経営者なら、ほぼ90%の人が、資金が無くなると会社が継続出来ないことはわかってます。

ですけれど、財務とか資金調達、銀行の交渉とかになると駄目になる方が多いんです。

まず経理がわからない人がほとんど。

経理っていうのは記帳代行して、初めて財務の指標になってくるんで、これがわからないと、財務がわからん、資金調達出来ない。という状態になります

なんとなく経営やって、何となくキャッシュフロー、資金繰りが今は上手くいってる状態なんですね。

だから、経理なんてサクッと勉強すればいいんですよ。

簿記2級でも3級でも勉強して、足りないと思ったら少しの間だけ学校に行けばいいんですよ。

ワンクールで3万か4万円払えば、3カ月位は教えてくれるんで、仕事が終わった後、夜でもいいから行って勉強してみません?

わからないのに努力もせず、会社が駄目になる!資金ショートしそうです!みたいな話をしても、それはアホの壁なわけです。

財務を見る力がどんどんついてくると、「あー、やばい。資金繰りやばい。銀行にちょっと短期の仕事資金を調達しないといけない」とか、前もって考えられるようになりますから、ぜひ勉強することをお勧めします。

経営者のアホの壁3『感情のみで経営判断』

三つ目のアホの壁は『感情のみで経営判断』です。このパターンの社長さんもいらっしゃいます。

童門冬二さんという方が書いた本に、『情の管理・知の管理』というものがありまして、管理するにも2つの方法があると説いてます。

『感情』で管理する部分もあるし、『知』つまり論理で管理をするという「2つのバランス取れてないと駄目だよ」っていうお話なんですけど。

ところが、『情の管理』100%という方がいるんです。

社員に対して感情論でガンガン行って、「なんでこんな仕事、簡単な仕事取れねんだ」みたいな話で経営判断していくから、もう会社の環境が最悪です。

感情まっしぐらの経営者がトップに立っている会社は、本当に先行き真っ暗です。

この記事を見ているサラリーマンの方で、「自分とこの経営者じゃん」と思い当たるんだったら、ちょっと行き場所を考えた方がいいかもしれないですね。

『論理』『知識』『冷静な判断』はやっぱり必要で、これが出来るようになるためには、知識をインプットしながらマネジメントとかこの財務の論理とか、そういうものが必要になっていきます。

感情は確かにあるんだけれど、まず押さえて、グッと堪える。

「感情で判断しようとしていること正しいかな?」と論理と並行して1週間考えながら、それでも正しいと思えばGOですよね。

感情で判断しちゃった時は、「やっぱりこれちょっと言い過ぎだな、これちょっと俺がバカだったな」と反省しながら、戦略を変えていく経験も必要です。

感情で走る人、自分が感情の人だなと思う経営者がいた場合は、グッと1週間我慢する癖を付けてください。

経営者のアホの壁4『損得のみで動きポリシーが無い』

4番目のアホの壁は『損得のみで動きポリシーが無い』です。

損得だけで動くタイプの経営者さんは、やっぱり短期的に儲かるか?に発想の重きを置いてる方がやっぱり多いんですね。

短期的に大量の資金で営業利益で利益を出して儲かりたい、そう考えるのは皆同じなんですけど、その場で刈り取っちゃうと、来年以降、再来年以降、ぺんぺん草も生えない状態にしちゃう可能性があるわけですよ。

経営者の長期的な判断が必要なんですね。

だから私がよく言うのは、「損得だけじゃなくて、善悪でも考えよう。」ということです。

  • 社会的に良いことなのか?
  • 長期的に見て自社が取り組むべきことなのか?
  • 将来伸びしろがいっぱいあるのか?

こういう観点で、今はちょっと損するかもしれないけど、長期的にどんどん収益が増えていく場合もあるわけです。

だから、損得だけで「あーこれ儲かるからこっち」「あーこっち損するからやめよう」みたいな、そんなポリシーのない経営は厳しいです。

一緒に務めている方にしても着いて行くのが大変です。

もし、心当たりがあるならば、経営ポリシーを見直して、「うちの会社は何の為に社会的に存続しているのか」を考えてみましょう。

経営者のアホの壁5『経営者に自己責任が無い』

五つ目のアホの壁は、『経営者に自己責任が無い』です。

基本的に他人任せなんですよ。

他人任せでほったらかしてるんで、何か失敗して会社の危ない時になった時に、経営者自身が最終責任者にも関らず責任を取らないんです。

「お前何してくれんだ」とか「やってくれたな、お前」とかそんなことを社員に言うんですよね。

そんなんもうアホ…アホの骨頂ですよね。あなたが社員で、経営者がこんなんだったら、その経営者には絶対ついて行かないほうがいいですよ。

経営者自身は自己犠牲であるべきだし、最終責任取るべき役割の人間です。

「わかった、それは俺が謝りに行くよ」とか「わかった、それは俺が最後に責任取るから思い切ってやれ」とか、そういったことが言えないなら、それはアホの壁に阻まれた経営者です。

経営者のアホの壁6『他力本願・人任せ』

6番目のアホの壁は『他力本願・人任せ』です。

技術バカとして上がってきた社長さんとか、営業バカの社長さんに多いんですが、財務とか労務、マーケティングとか全くわからないから、専門家を雇い入れて任せるんですけど、任せるだけで人任せというケースをよく見ます。

ある程度権限委譲するんじゃなくて、放任状態で任せちゃうんですね。

自分でコントロールしながら、自分で学びながらやらないんですよ。

「俺は専門家のA君に経理を任せ切ってるんだ」とか自信ありげに言うけど、任せ切っちゃったおかげで、お金盗まれて、とんずらされたみたいな報道見ますでしょ?!

アホの経営者って任せきるんです。あくまでも権限委譲するんだけれど、ちゃんとチェックは必要です。

経営者のアホの壁7『組織論や人間に理解がない』

7番目、最後のアホの壁は『組織論や人間に理解がない』です。

会社が成長すると、叩き上げで自分1人でやってきた世界から、いきなり自分の会社作ってチーム制になるんで、これがわかんないんですよ。

人の気持ちもわからないケースがあります。

というのも、自分が死地をくぐって生き延びてきた人間なんで、普通にしか出来ない人の気持ちが全くわからないんです。

普通の人も含めて組織をどう動かすか?という組織論が全くわからないから、会社が伸びません。

これはさっきの財務と同じで学ぶしかありません。

コーチングとかコミュニケーション研修でもいいじゃないですか。

「人ってどういう感情を持って組織に属しているのか?」みたいなことを学ばないといけません。

学ぶことで、「A君に対しては〜なコミュニケーションを取り、B君に対しては〜なコミニケーションを取らないとな。」とわかってくるんですよね。

そういった「基礎的な勉強をまずしましょうよ」っていうことで、本当に勉強しましょう(笑)。

トップになると指摘やアドバイスが少ない分、自分で壁に気がつく必要がある

今日はちょっと厳しいですけど、偏ってちゃっているアホな経営者さんも結構いるので、「アホの壁」というテーマでした。

人間的に自分中心で、自分が最終的にとらずに、勉強もあんまりせず、自分がよく出来るから出来ない人のことがよくわからないみたいな。

会社ではトップだから誰も指摘してくれないし、アドバイスをくれない。そのまま走っちゃっていることがあります。

でも、そんな方であってもアホの壁を超えることはできます。

そのために、学習しながら、自己犠牲の精神を持って、感情を抑えながら善悪も踏まえて判断する訓練をしましょう。

今、上手く行ってる経営者ほど、「あー、アノ時、俺の目の前にはアホの壁があったなぁ。」って、みなさんおっしゃってますよ。

 
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南本 静志

和歌山生まれ。株式会社紀陽銀行入行。銀行業務を2年程度経験後、システム部へ異動。

システムエンジニアとして銀行オンラインシステムや情報系のマーケティングシステムの構築で活躍する。

30歳代の後半には日本ユニシスに出向し、金融機関向けCRMマーケティングシステムの業務設計のリーダーを任される。その後、コンサルタントとして独立、現在は東京千代田区で経営コンサルティング会社と社会保険労務士事務所を設立し、代表に就任。

中小企業診断士及び社員を持つ経営者としての立場で、幹部社員(部長、課長、係長等)を次期役員に昇格させるようなマネジメント系の人材育成プログラムに強みを発揮している。また、初級管理職(主任や中堅リーダー)に対するモチベーション研修や自己発見研修も得意。

アールイープロデュース 

適性検査Cubic(キュービック)

東京中央社会保険労務士事務所

東京中央給与計算センター

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