詐欺師達に共通している人を動かす手口とは?
頻繁に報道される詐欺被害。
ニュースを見るたびに「なんで、そんな手口に騙されちゃうんだ?」と思うこともしばしばですよね。
なぜ、詐欺師達がころっと簡単に人を騙せるかと言うと、彼らは人を動かすための共通の手口を持っています。
それは、人間なら誰もが持っている根源的な欲求にはたらきかけることです。
「愛する家族の役に立ちたい。助けたい。」という欲求に対して巧みに取り入り、オレオレ詐欺でお金を持つ高齢者を騙します。
また、彼らは小さな成功体験を提供することに長けています。
投資詐欺であれば少しの金額を最初に投資させ、相手を少し儲けさせ、更に大きな金額を引き出し、最後にはドロンします。
結婚詐欺であれば、相手と疑似恋愛関係になり、十分に相手を信頼させてから、本題であるお金の話を切り出して、自らの目的である「お金を引き出すこと」に成功します。
詐欺師達が使っているのはマーケティングとセールスの基本的なテクニック
でも、こうやって見ていくと、「あれっ?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、彼らが使っているテクニックは、マーケティングとセールスの基本的なテクニックです。
- 満たされていない欲求にはたらきかけなさい
- 小さな成功体験を提供して、信頼を獲得しなさい
- 十分な信頼を獲得してから、セールスしなさい
これ、全てマーケティングとセールスでも同じように僕たちが行うことですよね。
でも、詐欺師達と僕たちの間で一つだけ決定的に違うことがあります。
それは、彼らが売っているものがインチキ・ガラクタであり、お金を支払った相手をハッピーにしないことです。
対して、僕たちは本物の商品を販売し、お金を支払ってくれるお客様をハッピーにできます。
ならば、一層のこと、商品の良さや私達について知ってもらい、信頼を獲得し、お客様にセールスしたいと思いませんか?
僕たちが、困っている人、悩んでいる人に、マーケティングとセールスを行うことは、むしろ使命なのではないでしょうか?
詐欺師ですらマーケティングの勉強と実践を繰り返す
詐欺行為自体は許されるものではありません。
しかし、褒めると言っては語弊がありますが、「詐欺師」の親玉や「インチキ宗教の勧誘員」のトップは、徹底的にマーケティングを勉強しています。
欠けているのは、「継続的な購入」リピート利用の勉強くらい。二度目の騙しは難しいですからね。
こうやって、彼らは常に適切な手段を使って、ターゲットとなる被害者の根源的な欲求にはたらきかけ、信頼を獲得し、商品を販売することに成功しているのです。
いわんや、本物を販売している僕たちは?
マーケティングとセールスの学びと実践によって、喜ばれるべくして喜んでもらい、対価としての報酬を沢山獲得したいですね。