家がきたない人が儲からない⇒一般的に言われる理由
今日は、「家がきたない人は儲からない!」というテーマです。
「家がきたない人は儲からない!」という意見、私もこれに賛成です。
ただ、家がきたないと儲からない、と言われる理由でよくあるのが「整理整頓ができない、机が汚い。そういう人は取捨選択が下手くそだから、うまく仕事をこなせない。だから、家がきたない人は儲からない」というロジックですよね。
ただ、これとは違った視点で見ても、実際にそうなんだという話を今日はしたいと思います。
家がきたない人が儲からない本当の理由1:予想外の出来事や変化が嫌い
家がきたない、という状態の人は、モノを捨てられないという状況に陥ってますよね。
色んなモノを捨てずに自分の周りに置いておく理由は、心の安定を図るためです。
自分の心を安定させたいから、オフィスでも自分の家でも、モノをずっと周りに置いておくのですが、結果、要らないものでゴミの山ができあがります。
じゃあ、こういう人にはどういう傾向があるかというと、予想外の出来事や変化を恐れる傾向があります。
でも、ビジネスで根幹をなす原則は、予想外の出来事や環境に合わせて自分を変えることですよね。
常に安定志向で、変化というものを嫌い、知識だとかノウハウのように、証明書を発行してもらえないものに価値を感じず、資格や肩書のように目に見える安全を好む人が儲かるわけがありません。
家がきたない人が儲からない本当の理由2:他人にギブする、投資することができない
また、家が汚い人は、モノを失うことに恐怖感を抱いているので、基本的に「投資」という概念がありません。
投資活動は自己責任、10投資して1当たれば良い。その代わりに9失うことを良しとする必要がありますよね。
経営は先行投資の連続です。他人にまず与えて(投資して)、その対価を得るのがビジネスです。
ところが、自分の周りにモノを抱えがちで、家やオフィスが汚い人は、自分が与えることで「損する」と考える傾向があります。
だから、ビジネスもうまくいきません。
もし自分の身の回りがきたないのに、それを放おっている人がいるなら、自分がなぜきたない状態を放おっておけるのか、その根本的な原因を見つめ直したほうが良いと思います。