1人で会社をゼロから立ち上げて、組織を拡大してきた経営者ほど、パワーが有り余って異性を押し倒すことに積極的です。
年齢を重ねても男性・女性として現役なら、不倫に走る傾向も強くなります。
ただし、不倫の善悪はともかく、絶対にやってはいけない禁じ手な不倫パターンがあります。
それは、社内スタッフに手を出すことです。なぜ、この行為が禁じ手なのか解説します。
パワーありすぎ社長は異性を押し倒したがる
経営者って男性も女性も一緒なんですけれども、パワーがありすぎる人が多いんですよね。
そりゃあ、1人で会社を立ち上げて、最初は1人で集客して、顧客マネジメントして、そこから社員の雇用を生んで、更に彼らをマネジメントして、会社を拡大させていくわけですから。
普通のサラリーマンや公務員なんかに比べると、能力もパワーもなけりゃ、こんなことは出来ないわけです。
ただし、パワーがありすぎるので持て余すとどこに向かうか?というと、異性を押し倒す方向にパワーを使っちゃいます。
これは、男女の差無く、経営者をやっている人に共通した傾向として見られることです。
浮気で最悪の禁じ手は社内スタッフへの手出し
それで、パワーが多い状態が年齢を重ねても続くものですから、当然結婚していても異性への興味が尽きないと。
そうすると、やっちゃうんですよね。不倫を。
不倫をするかしないか自体は、個人の判断です。
ただ、私自身は、愛人を囲うなんて経済的にも不合理ですし、家庭があるおかげで仕事もパフォマンスが上がっているので、不倫は絶対にしないと決めています。
やりたきゃやれ、ただしバレるな!というところなんですが、不倫の相手として絶対に選んじゃいけない人がいます。
それは、社内のスタッフです。
浮気相手が社内スタッフだと最悪な理由とは?
まず、単純な話、あなたがもしも不倫するようになったら、幾ら隠しているつもりでも、それは必ず他のスタッフにバレます。
知らないふりしているだけで、完全に100%バレているんです。
そうするとどうなるのか?
スタッフのモチベーションが無条件に激下がりします。
だって、仕事以外のところで社長とスタッフがちち繰り合ってるわけですから、えこひいきされるに決まってるじゃん!って、他のスタッフがそう考えるのが普通ですよね。
「頑張ったって意味ねーよ!だって、ちち繰り合ったもん勝ちじゃん!」って考え始めたら、もうやる気しませんから。
性欲も仕事欲も吸い取られ社内統制は不可能に
よくあるのが、愛人にした若いスタッフを秘書にするパターンです。
これ、本当にわかりやすくって、女性と縁がなかったんでしょうね。わかりやすく秘書とか目立つところに愛人を置いちゃいます。
恋は盲目っていいますけれど、若い愛人が社長の代理でメールとか出すようになると、他のスタッフからすれば、愛人が社長の横っちょにいるように見えるんです。
これで、時間を掛けて作り上げてきた社内の指示系統とか、秩序だったヒエラルキー、あと社風もいとも簡単に壊れてしまいます。
組織の崩壊っていうのは、本当に凄く早いスピードで起きていきます。まるで砂上の楼閣みたいなもんです。
性欲もビジネス欲も、全部愛人に吸い取られちゃいますから、禁断の手を使って浮気した社長には、これを止める力も説得力もありません。
男は基本バカ〜失敗するまで止めない人が多い
こんな感じで、不倫、特に社内スタッフに手を出す不倫って、会社に全然良い影響を与えないんですよね。
ただ、コンサルティングさせていただいている会社の社長さんでも、性豪みたいな方があんまりにも露骨に不倫するものですから、「止めたほうが良いよ」って言うんですけれど、絶対に止めないんですよ。
なぜかって、男性はバカなんです。
普段のビジネスなら、頭で考えて理性で物事を判断するのに、下の事情になったら感情というか、欲望だけになっちゃう人が本当に多いです。
止められないのはわかっているので、「絶対バレないように、奥さんと何の接点もない人にしてくださいよ。」くらいにとどめます。
でも、だいたいの人は止めない。自分がトコトン下の事情でけちょんけちょんに失敗するまで止められません。
その場では冗談ぽく言うんですけれど、やっぱり私の本音としては、もっと他にやることあるだろうよ。というところですかね。