キミアキ先生はある時に知己の縁から、渡米してNYで靴磨きから始めて、やがて数々の事業で成功したDANさんという大社長と知り合うようになりました。御年69歳になる大社長の心がける成功哲学、それは自らが健康であり、元気であることです。会社は一種の文化論であり、長期戦でその行末が決まるもの。どの時代にも通じる普遍的な教えをご紹介します。
ロス在住の億万長者社長が私の動画を見てた?
今日は、ロサンゼルス在住の今年69歳になるDANさんという日本人が語る、経営哲学のお話をしてみたいと思います。
DANさんは、もうしっかりとビジネスで成功されていらっしゃいます。
私は知らなかったんですが、私のyoutube動画もけっこう見てくれていたみたいで。
息子さんが日本で会社をやってらっしゃって、その息子さんの方とは面識があったんです。
まさか親父さんが、そんなに商売成功した人だとは知らずにね〜、もう早く言ってよ〜ぉ、って感じですよね。
御年69歳〜やんちゃな小童がNYに飛び立ち成功するまで
DANさんは本も出版していらっしゃいまして、『超 元気が沸く体』〜人生の成功・夢・目的の源泉は健康な元気だ〜、というものです。
” 健康な元気 ” …なんかチョット日本語的には怪しいですが(笑)まぁ、しょうがないですよね、今ロス在住ですからね。
ちょうどDANさんと同世代の社長さんが、私のお客さまにも結構いらして、あおば会計は開業からもう15年が過ぎて16年目に入りましたけれども、第一期、開業から2年くらいで28社の法人と顧問契約を結ばせていただきまして、現在も結構残っているんです。
その頃からの第一期社長という感じの軍団が、DANさんに近い70歳〜45歳になるんで、やっぱりみんな歳取ったなーって感じでね。
歳取ったのは我々だけでなくて、ちゃんとお客様も歳取ってらっしゃってね(笑)
この第一期社長軍はけっこう”アタリ”でして、この中から年収1億円が6名出ています。
この時はうちも駆け出しで、必死でお客様ゼロから始めて本当頑張っていました。
DANさんは69歳ですので、この第一期社長たちとかなり年齢が近いんですね。
DANさんは、ウッチャンナンチャンの番組では「現代の織田信長」と持ち上げてもらったみたいですね(笑)
DANさんの経歴をお話すると、1968年に、私がちょうど1968年生まれなんですが、この年に日大を中退されています。
学生運動のやり過ぎで、ヤンチャやってたんですね。
それから東京は葛飾区にラーメン店を開業されて、ここでお金を貯めて、そして23歳のとき、1971年にニューヨークに渡って、そして靴磨きからスタートされたそうです。
この靴磨きのときに、要するにどうやれば社会的に成功するのか?っていうのをお客様に教えてもらったそうです。
その第一が健康であること。
それから第二が両親の教えをずっと守って来たこと。
23歳でNY渡って商売を始めて、日本とアメリカを行き来したりして、日本でもけっこうやってらして、今の六本木ヒルズの裏に面白いジャングルbarみたいなのを開いて、草をかき分けて行って入るみたいなね(笑)スコールがあったりしてね。
そういうものでも当てたらしいですが、色々やって1番当たったのが、日本とアメリカ最大の支店数を誇る旅行会社。
ビジネスモデルに関してはDANさんの所へ行って教えを乞うても、今の状態では、同じビジネスモデルでやっても多分入り込めないですね。
もう先輩方がしっかり入り込んでしまっていますからね。
という感じで成功されて、今はセミリタイアみたいな感じで会長職として代表権もあって、CEOなんですが、一応現役は引退されています。
DANさんの経営哲学「健康=元気」へ気を遣う
さてDANさんが成功していく上で、その前提となった靴磨きをやっていた頃、23歳のときの教えに戻りましょう。
1番は健康であること。
健康にずっと気を使って健康であるから、そこから元気を得て、そして自分に頑張れだと。
もちろん、両親からの教えは(たぶん宗教的なものだと思うんですが)しっかりと守って行くんだと。
2つ目は、健康x夢x行動。
私なりの解釈では、まず健康有りき。
それに夢や目標があってなおかつ夢や目標を達成するための行動をし、努力をする。
この掛け算ですね。
この掛け算の元となっている「健康」。掛け算ですから1個も外せないわけです。
やはり健康が軸になっている。
DANさん自身も今でも健康に気を使っていて、23歳の頃からウエストのサイズが変わらない!と。
健康=元気、健康を元にして元気が成り立つ。やっぱり元の健康がないと元気にはならないんですね。
元気のない会社は潰れる。元気がある会社は伸びる。
当たり前ですね!社長さんも従業員さんみんな元気だったら、そりゃあ〜会社は伸びますよ。
その元気を基にして経営を見ていくっていうことを、実は私自身はDANさんの本を読むまでは、あまり考えたことが無かったんですね。
やる気ってなると分かるんですが、元気、元気の元は健康。健康であるからこそ元気になれるっていうね。
会社は一種の文化論であり長期戦で決まるもの
私は持論で、業績は社風で決まるっていうことをいつも言っています。
今度からは私はこの持論に健康と元気っていうのも入れて、これで会社を組み立てて行こうと思います。
会社っていうのは、私はやっぱり一種の文化論だと思っていて、長期戦なんですよね。
ですから、しっかりとした社風、風通しの良い社風、みんなが周りの人を肯定する・認める社風。
そういう中で、健康であり元気であって、なおかつ妬みの気持ちも少なくなる、そういうことを入れていきたいなぁって思いますね。
さて、DANさんは今年69歳、私は49歳になります。
私はよくアナログの腕時計の話というのをしています。
経営者がアナログ時計をなぜはめるかと言うと、それは、人生の現役を60分で考える『人生60分法』を意識するためだ。というものです。
私もよく生きたものですね〜。今年49歳ですから、残された時間があと11分ですね。
となるとDANさんは…(笑)
そこでDANさんが「チョット待って!タナカさんの60分法じゃなくて、現役90分法で考えてくれない?!」って。
DANさんもまだまだやる気マンマンでね、現役バリバリでまだ新規事業をやりたい!ということで、私、考えました!
腕時計ではやりにくいけれど、壁掛け時計だったら出来るんじゃないかと。
文字盤を変えちゃえば良いんではないかって思ったんですよ。
文字盤の1の所が35。次2が40。そして3が45ですね、
そして、ず〜っと歳を増していくと10の所が80、そして11の所が85、12の所が90ですね。
それを壁にかけておく(笑)。
90歳までバリバリ現役をしっかり通して、そしてぽっくり逝くって感じですね。
この90分法時計をオフィスに飾っておくと、来たお客様はビックリすると思うんですよ(笑)
「あの時計…、一体なに??」って。
そこから話しも弾みますしね。
そういう形で文字盤を変えるだけで人生90分法の時計が出来たら、これを作ってプレゼントしたり、売ったりしても面白いのかなって思います。
今、DANさんは若い起業家をロサンゼルスの自宅に招いて、ホームステイみたいな感じで受け入れてらっしゃいます。
これはまだ告知するのは早いので、時期が来たらみなさんにも告知します。
起業家だけではなくて、人生を変えたいんだ、アメリカ行って人生を変えたい、自分は日本に合っていない、あとは自分探しをしているとか、何をやったらいいのか分からない、そういう人たちもどんどん受け入れて行くことが出来たらなぁって思っています。