稼いでいる人達の思考は、普通の人のそれと全く違うものであるため、行動も全く異なるものになると、キミアキ先生はおっしゃいます。お金の使い方や時間の使い方に如実に表れる具体的な違いを、言える範囲で5つの行動パターンにわけてご紹介していただきました。
「稼いでいる人のお金と時間の使い方」は普通と全く違う
今日は「稼いでいる人達のお金と時間の使い方」という話をしてみようと思います。
やはり稼いでいる人達はチョット思考が違いますから、行動も違うんです。
この”行動の違い”というのが、お金の使い方や時間の使い方に如実に表れてきますので、言える範囲で彼らの行動パターンみたいなものをお話したいと思います。
①稼いでいる人は自分の勉強のために沢山のお金を使う
まずは典型的なお金の使い方として、勉強ですね。
私の関わる中で、書籍費に一番お金を使っている会社さんを調べましたら、従業員ひとりあたり1年間で100万円使っています。
ひとり100万円の書籍費っていうのはちょっとね、私もびっくりしました。
勉強の話で、とある社長さんに言われたんですけれども、外国人の方がたまたま遊びにみえたので、4人で箱根の強羅花壇という旅館に泊まってみたそうで、「あそこ!すっごく良かったから、勉強になるから行ってみな!」って言われたんですよ。
強羅花壇、4人で1泊32万円だったそうです。(笑)
だけれど、良い勉強になったから行ってみな!って感じで言われたんですが、じゃあ行ってみようかな〜と思っても、この値段では気軽には行けませんからね…
そこで私がお奨めしたいのは劇団四季。ぜひともおすすめしたいですね〜!
きっとどんな勉強会よりもより勉強になると思います。企業勤めの方でも、良い席を取っても1万数千円ですから、全然行けますよね。
劇団四季の鑑賞をオススメするのは、とにかくプロフェッショナルの仕事というのは、どういう仕事なのかを学ぶことが出来る点に尽きます。
もう端から端まで、全員がプロフェッショナルな仕事を、ずっと全うしているので、なんとしてでも皆さんにお奨めしたいです。
面白いですしね。
②稼いでいる人はSNSで時間を無駄に浪費するのが嫌い
時間の使い方としては、ソーシャルネットワーク系ですね。
mixiであったりTwitterであったりfacebookであったり、そちらに時間を使っているんだけれど、商売に上手く繋がっていかないという結果が出ているのであれば止めたほうが良いです。
これは私どものお客様もそうなんですが、今も稼いでいるお客様で、ソーシャルネットワークに相当な時間を使っている人は1名もいません。
「使う時間のムダ」というのが理由です。
これは、あくまで商売に上手に繋げていく時に、稼いでいる方の客層戦略に合わなかったんですね。
ソーシャルネットワークって、いわゆる大衆相手ですから、それになかなか合わなかったという部分があって、うちは止める人が多くて今はいらっしゃらないっていう事です。
もし社長さんもSNSやっているんだけれど、なかなか商売として結果が出ないのであれば、その時間を他に使いましょう。
これはいくらやってもgoogleの検索結果が上に来ないのでね、結局使った時間がムダになっちゃうんですよね。
私自身も二の足踏んでいるところがあります。
③稼いでいる人は飲む時も色んな種類のお店へ行く
今度は時間も金もどっちも使う飲み相手についてですけれど、基本は自分が褒めたくなるような相手だったら、これは絶対ムダにならないと思います。
会社さんによっては、食事会や飲みに行ったりする場所がいつも違う店で、同じ店には行かないとかあって、
ここはきっとコロコロお店変えて、凄く勉強しているんだろうな。
勉強のためにお店を変えているんだろうな。
と感じる会社さんもあります。
④稼いでいる人は優秀な人の雇用や専門家への出費を惜しまない
そして、勉強というものにかなり金を使う会社さんに共通しているのは、とにかく従業員さんを雇う入り口の段階、採用の段階であまり教育をしなくて済むような人を、敢えて高いお金を出しても雇い入れるという傾向があります。
ですからお金の使い方として安く雇える人ではなくて、むしろ高くても良いから、自分が教育するときに教育時間が短くて済むような人で、放ったらかしていてもやっていてくれるような人に、あえてお金を使うんです。
あと、専門家に関してもね、すぐお金払っちゃうんですよ。
稼いでいる人達は、専門知識を得る時間とか、色々自分で調べ物するようなムダな時間を一切使いません。
自分の専門で稼いでいる人達が多いので、他の専門はその道の専門家に任せるという習慣が本当に体に染み付いています。
逆に稼げない人達っていうのは、とにかくネットで調べるのが大好きなんですよ!
これはホントに典型的なパターン。ネットで調べてみて、鵜呑みにしちゃうんですが、大体それ間違ってるんですよ(笑)
ですからこれは稼ぐ人達の行動パターンを真似て下さい。
専門知識っていうのはネットにはほとんど書いていないことがあるので、なるべく専門家の方にお金を使った方が良いです。
⑤稼いでいる人は自分の時間を作って次の売上に向けた施策を考える
このように、自分の教育する時間が短くて大丈夫な従業員さんを雇ったり、専門家にお金払って自分の専門外のところは全部やってもらう、というような風になると、結局時間がある程度とれるようになるんですよ。
それで、考える時間っていうのは実はとても必要で、この考える時間がその会社さん、社長さんのお金の源泉になります。
対して、お金を稼げない会社では、大抵の場合は社長さんが、従業員さんの延長線上の作業を一生懸命やっています。
従業員さんと社長の仕事が変わらなくて、実は社長さんはそういうことしかやった事が無いっていう方が多いんです。
ですが、そういう会社さんは総じて従業員さんの給料も安いし、会社としても全然儲からないという傾向があります。
ですから社長さんは、お金を自分の時間をとることのために使って、そこで確保した時間で、緊急ではないが大切な、次の売上を作るための施策を考えることに時間を使うんです。
中小零細の社長こそ時間を作るためにお金を使おう
お金の使い方は、結局のところ自分の時間を作ることを意味します。
それから勉強すること。
これが何に繋がるかというと、次の売り上げなんですよ。
今は東京なんて特に、商品のサイクル・サービスのサイクルが非常に速くなっています。
常に先の売り上げを用意しておかないといけないんですが、従業員さんは先の売り上げなんか用意出来んのですよ。
ですから中小零細企業の社長さんは、とにかく時間を作るために金を使って、作った時間でどんどん勉強して、どんどん先の売り上げを確保していく。
こういう風な形でやっているところが自然と稼げる会社・稼げる人になっているんです。