ピザ屋のチラシに学ぶウェブ集客でやってはダメな2つのこと

マーケティング

 毎日、大量に自宅ポストへ投函されるチラシの山。皆さんはこれらのチラシをまともに見ていますか?おそらく、ニーズに合ってない広告を投函された住人の側にとって、それらのチラシはゴミでしかありません。ウェブ集客でも同じことが起こりがちです。ゴミになるチラシから学べるウェブ集客でやってはいけない2つのことを解説します。

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毎日投函されるチラシの大体がゴミ箱行きに…

 もう止めてもらえないだろうか…毎日毎日投函されるチラシのことです。

 このチラシは、投函する人にとってはチラシです。

 ところが、ニーズに合ってない広告を投函された住人の側にとって、それらのチラシはゴミでしかありません。

 とはいえ、このチラシ(ゴミとなる)からは、ウェブ集客を行う上で、学べることが2つあります。

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ピザ屋のチラシから学ぶウェブ集客でやってはいけない2つのこと

サイトやブログのデザインにこだわりすぎるな

 例えば、皆さんのお宅のポストへ投函される、ピザ屋のチラシを例に上げましょう。

 A4かA3のチラシは、大量の予算をつけられたデザイナーが、チラシの配色・文言・写真の配置まで、幾重にも修正をかけて、やっと最終的に皆さんのお宅に投函されます。

 ところが、受け取る皆さんにとって、チラシの配色などってそれほど気になることでしょうか?

 ある程度のデザインは必要ですが、細部までこだわりすぎたところで、そこまで誰も気にしません。

 Webも同じで、例えばブログであれば、「配置を1センチ右にして」「配色は#◯◯(配色記号)で」など、こだわって修正を何度もかけたところで、それはこちら側の自己満足にしかなりません。

 お客様は、パット見の第一印象を最初に感じるだけで、後はサイトの中身がどうなっているのかを見ます。

 こだわる時間が、かえって機会損失を生み出している場合が多いのです。

宣伝だけのブログはゴミになるチラシと同じ

 チラシは色んな家に、勝手に投函されますが、投函する側は、誰が住んでいるかわからないのはもちろん、受け取る側が男性か女性か?世代層は何十代か?など何もわかっていません。

 たまにはピザを食べたいと考えることもあるかもしれませんが、圧倒的に多くの人が「ピザを食べたい」とは思っていません。

 そのような人にチラシを配ったところで、ゴミとなるだけなのです。

 貴方のブログやホームページでは、チラシ(ゴミになる)の投函と同じことを、お客様に行っていませんか?

 つまり、いきなりブログやホームページで、商品紹介や商品説明をしていませんか?

 まだ、貴方のページに来たお客様が、どのような人かもわからないうちに、その人に商品を売り込むとしたら、お客様はどのような感情を抱くでしょうか?

 好感を持つことは、まずあり得ません。

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商品説明よりも有益な情報の継続的な配信が先

 では、ウェブ集客を行う上で大事な概念(考え方)とは何でしょうか?

 それは、まず最初に、チラシの例で言うと、「ピザに興味がある人だけ」をまず集める必要があります。

 集まってくれた人に対して、コミュニケーションを取り、その人達にピザに関する有益な情報を提供する必要があります。

 チラシを配るのは、その後であり、順番が全く間逆なのです。

 ウェブ集客も同じで、自分の商品に興味がある人達にターゲットを絞り、その人達のためだけに情報を発信し続け、信頼関係を構築する必要があるのです。

 その後で、ターゲットとなる見込み客の方に、商品情報を流せば、確実に成約率は上がります。

 ぜひ、参考にされてみてください。

 
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宇田 和志

ネットでの集客にお悩みの小さな会社様・個人事業主様のためのアドバイス、ホームページ制作、ブログカスタマイズ、PPC広告設定代行等のサービスをご提供。集客ブログカスタマイズの専門家としてブログ制作実績は2016年2月時点で2,000名を超える。

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節約社長