こんにちは!島倉です。
起業して1人でビジネスをしている方でも、複数の人を採用して会社を経営している方でも、組織に属してサラリーマンとして働いている方でも今大事なのは圧倒的な個性です。
圧倒的な個性を持たないと勝てない時代になったということを解説します。
どうすれば個性を持てるか
個性をどう持てばいいのかと難しく考える方が多いです。
圧倒的な成果を出すと言うと、イチロー選手や羽生結弦選手や京大の山中教授や、お笑い界をずっと引っ張ってきているダウンタウンさんのような”超一流”を目指さなければ個性にならないと考える方が多いのですが、それは大きな間違いです。
超一流の人を目指しても意味がありません。
一つの道を極めることではない
多くの人は個性や特徴を出そうすると一つの道を極めようとしますが、どの分野でも先人がいて、その人が圧倒的な結果を出して、多くの人に知られています。
その分野に今から入っても勝てるわけがありません。
個性の時代で大事なことは、一つの道にこだわらず、複数の特徴を掛け合わせることです。
複数の二流レベルの特徴を掛け合わせる
1つ1つは他の人より少しだけ優れているくらいの二流レベルで十分です。
例えば英語が得意だとしたら、これにヨガやダイエットをプラスすれば、英語を学びながらヨガやダイエットができる教室を運営することができます。
私はコンサルと講演をしながらYoutubeをしています。
そうすると、他にはないコンサルとして、お客さまから依頼が状況になるわけです。
このように複数の能力を掛け合わせることによって”他にはない人”になれるということがすごく大事です。
自分は能力がないと言う人がいますが、それは大きな勘違いで、誰でもできる話です。
複数の能力を掛け合わせて個性を作るということは、実は能力とは一切関係ありません。
あらゆることに挑戦してみる
一流レベルの能力を持つことは難しいですが、二流レベルの能力は誰でももっています。
つまり全方位戦略であらゆることに挑戦して、うまくいかないことはあきらめて、比較的うまくいったものを掛け合わせることが大事なのです。
一つを極めるというのは能力です。能力は頑張っても無理な部分があります。
しかし複数の能力を掛け合わせるのは確率です。
たくさんのものにチャレンジして、その中で2、3個うまくいくものを掛け合わせればいいので誰もができます。
このことに気付かない人は、いつまでたっても個性を発揮できるようにはなりません。
新規事業の立ち上げも能力の掛け算
これは新規事業の立ち上げ時と同じことなのです。
1つの事業(道)を極めようとしないこと
現場を知らないコンサルタントは新規事業というと、しっかり事業計画を練って、経営戦略を作って、ターゲットは誰だとか、SWOT分析や、競合との差がどうだとか言って、一つの事業に大金をつぎ込むような提案をしますが、それは間違いです。
あらゆる事業に挑戦してみる
新規事業はどれが当たるかはやってみないとわかりません。
もちろん戦略論も大事ですが、机上の空論では意味がありません。
最初から1つに絞って戦略を考えるのではなく、色々やりながら戦略を考えて、その中でアタリをつけて「これとこれで行こう」というような新規事業の立ち上げ方が一番成功します。
個性を発揮して複数を掛け合わせれば成功する
新規事業を成功させるには、個性を発揮して、自分自身をプロデュースして売っていくという視点をもって、全方位戦略であらゆるものを試しながら、アタリをつけて、複数のものを掛け合わせるということが大事です。
1.5流であっても、年収3000万円、5000万円くらいは行けますので、掛け合わせるという発想を持っていただきたいと思います。