こんにちは!
地方集客コンサルタントの清永仁です。
今回は「2020年からの地方集客の対策法」について解説したいと思います。
私の住んでいる北九州もどんどん人口が減っていますが、さらに地方に行けば行くほど歯止めがきかないくらい人口の減少は激しくなっています。
地方は人口の減少が激しいのでそれに合った対策法をする必要があります。
ビジネスというのは等価交換です。
お金と商品との等価交換なので、お客さんの人数が多ければ多いほどビジネスは簡単になっていきます。
高度経済成長の人口がどんどん増えていた時代は経営が今ほど昔難しくはなかったと思います。
今は人口がどんどん減っていって、経営が難しいので、特に地方の場合はしっかり経営戦略を考えていく必要があります。
2つの対策法を紹介させていただきたいと思います。
地方集客に必要な2つの対策法
売上でなく利益を重視した経営
高価格戦略
売上から使った費用を引いた額が残る利益です。
いかにキャッシュを残すことができるかがすごく大事になってきますので、これからは安売り戦略はうまくいきません。
売上はどのように構成されるかというと客数かける客単価です。
買ってくれるお客様の人数を増やすか、客単価を上げるかのどちらかしかありません。
しかし、客数を上げる戦略は人口が減っていますので、難しく、安売り戦略というのは客単価が下げる方法ということです。
大企業であれば大量生産で1個1個の価格を下げたとしても利益を取れるようになっていますが、小さな会社になればなるほど安売り戦略はやめてほしいと思います。
それでは利益を考えた戦略にはどのようなものが考えられるかというと、まず1つめは商品価格を上げて高価格戦略になることです。
買い上げ点数を増やす
それから、2つ目は買い上げ点数を増やすことです。
今まで1個だけ商品を買ってもらうことが多かったお客さまに2個3個一緒に買ってもらうことで、マクドナルドが得意なハンバーガーと一緒に飲み物やポテトも一緒にどうですかと言うことによって客単価をアップしている方法です。
売上は客数かける1人あたりの客単価なので商品単価ではありません。
商品価格を変えなくても、買ってくれる商品の数を増やしてもらえば客単価が上がります。
リピーター戦略
それから集客コストがかからないリピーター戦略です。
新規のお客さんを集めようと思うと、広告を使ったりお金がかります。
しかし、一度お客さんになってくれた方にまた来ていただくというのは新規のお客さんを集めるより5分の1の費用で済むと言われています。
客単価を上げたり、リピーター戦略であったり、それからランチェスターの話になりますが、客層や商品などを一点集中することによってシェア率をアップするといったやり方が有効なってきます。
客数を上げる
具体的に客数を上げるための戦略は、例えば宅配サービスや訪問サービスなどのように自分自らが行くサービスや通販などです。
高齢化社会になるとフットワークが重いお客さんが増えてきます。
外に出るのも億劫であったり、お客さんが自ら歩いてフットワーク軽く来てくれなくなってくるので、こちらからお客さんを獲得しに行く攻めの営業が必要になるので、訪問とか宅配のようにこちらから攻めて客数を増やすといった戦略も、特に地方に行けば行くほど必要になってきます。
2020年からの地方集客としてこのような方法が経営戦略必要不可欠になっています。
特に人口が減少していますので、このようなことを考えながら経営をしていかないと潰れてしまう事になりますので、しっかり考えて経営していただければと思います。