ビジネスが上手く行ってない貴方へ〜12月31日に何をして過ごしますか?

経営
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12月31日に何をしているかで勝負が決まる

今回は、本気で今ビジネスをどうにかしたいと思っている方向けに、『12月31日に何をしているかで勝負が決まる』というお話をします。

もう11月に入りました。年末まであと2ヶ月を切った状態です。

目の前に迫るは、『12月31日』いわゆる年末、一年の最後の日ですね。この日に何をしているかという事なんです。

一般的には11月下旬くらいから「忘年会」が始まりますよね。12月24.25日は「クリスマス」。

それ以降は完全に年末の雰囲気になって、フィナーレは12月31日「大晦日」を迎えるわけですね。

こういった慌ただしい流れで年末に向かって私達は進んでいくわけですけども、11月中旬・下旬になると「忘年会」が始まったり、それを意識してだんだんやる気がなくなってくる空気ってありません?

特に、起業して一人でやっていたり、少人数でやっていて、上手くいってなくて、切ない、寂しいなって時って、そういった雰囲気に飲まれやすいし、世間の浮ついた空気を羨ましく感じたりしますよね。

あと、広告とかも派手にクリスマスとか、お正月消費をターゲットにして、ガンガン目に映ると。

そうすると、「あー、もう年末か」「今年も終わりか」ということで気を抜く方が多いと思うんです。

世間的には「休むんだ」と、「もう冬休みだ」と、そんな感じ。

旅行に行かれる人は、旅行に行くっていう事でソワソワしてるわけですよ。そんな感じで世間は「もう今年は終わりだ」という感じになります。

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うだつの上がらない人が12月31日に休んでて良いの?

そういった流れで12月31日を迎えるわけですけれども、じゃあ皆さんは12月31日ってどう過ごされてますか?

例えば、去年の12月31日、皆さんはどんな感じで迎えられました?

恐らくですけれど、多くの方はもう12月31日は休んでいたんじゃないでしょうか?

とりあえず事務所なり、自宅なり、掃除も終わったから、12月31日、正確にいうとクリスマス終わった辺りから、年末番組を見る体制になっていかれた方が多いと思うんです。

テレビも特番流しますよ。去年だと、人気のあった『逃げ恥』が長時間再放送されてるみたいな。

それをダラダラダラダラ見て、あっという間に午前中終わっちゃったとか、一日終わったっていう方も多いかと思うんですよ。

夜なら今は、ダウンタウンの何か6時間ぐらいの番組あるじゃないですか。あとはいわゆる紅白ですよね。

もう、私は紅白何年も見てないから、何時から始まるか分かりませんけど、6時半か7時ぐらいから始まるんでしたっけ。

そのぐらいの時間からテレビを見て、正月を迎えるという方が多いと思うんです。

今回、私が何を言いたいのかと言うと、もう私のことを理解している方ならわかると思うんですけれど、「それじゃ駄目だよ」って話なんですよ、単純に。

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研究者時代に目の当たりにした一流の12月31日

私が12月31日に、この人は本気でやってるんだっていうのを実際に見て、本当に衝撃を受けたエピソードがあります。

どんなエピソードかと言うと、私、筑波大学で研究者をやっていた時代がありまして、その研究者時代のある12月31日に一橋大学へ行ったんですよ。

今でも覚えてます。12月31日、時間は15時でした。打ち合わせが終わって一橋大学を出たのが、18時半ですね。

まず15時に行って驚きました。何に驚いたかっていうと、教授たちの各研究室の電気が半分以上点いてるんですよ。

それから数時間後、18時半頃出てきたんですけれど、同じくらいまだ点いてるんですね。

電気が消えてないんですよ。

つまりどういう事かって言うと、みんな12月31日も研究してるって事なんですよ。仕事をしてるんですよね。

そのぐらい打ち込んでいるわけですよ。

一橋大学について知らない方はアレかもしれませんけど、あの大学の「商学部」は有名ですし、一流の方が多いです。

日本を代表するような研究をやっている人達っていうのは、それくらいがむしゃらにやっているんです。

皆さん、野中郁次郎先生って教授をご存知ですか?

野中郁次郎先生は、「 知識創造企業」という本を書かれている、世界的にも有名な研究者なんですけども、そういった方達が大晦日の6時半になっても研究してるんですよ。

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じゃあこれが地方のFラン大学はどうかって言うと、こういったFラン大学にも年末に行った事がありますけども、はっきり言って12月31日は門閉まって誰もいないんですよ。

警備員しかいません。

もっと言ったら、Fラン大学になると12月中旬あたりからもう教授も来てないんですよね。

もう研究する気なし。そんな感じですよ。

私自身が経営学について研究者をやっていたんでよく分かりますけれども、学部と違って大学院まで行くと、その大学の見方が変わるんですね。

偏差値とかあんまり関係ないんです。やっぱり国立の旧帝大に属する大学が一番良い研究をしてるんです。

Fラン大学の先生とか、申し訳ない…はっきり言ってクソしかいないんですよ。

研究も出来ないし、毎年同じような事しか話せない。

だけど学生は知らないから、単位を与える権利を先生は持ってるんで、なんとなく授業は成り立ってるだけ。

そういったクソみたいな大学には、クソみたいな先生しかいない。

そりゃ、12月31日よりもそれ以前も休んじゃってるんですよ。研究成果なんか出せるわけがないですよね。

一橋大学とか、もちろん東大なんかもそうですけども、12月31日に普通に研究してる。今年、試しに行ってみてください。電気点いてますから。

もうそれが当たり前なんですね。それが基準値なんですよ。だから、凄い結果を出せるんですね。

それでも世界に行くと日本の大学は遅れていると言われている。

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一旦起業したら上手く行くまでは全ての時間をビジネスにつぎ込め

じゃあ、ビジネスの話に戻りましょう。

ビジネスをやって行くと決めて、起業したけれど結果が出ていない。

じゃあ、そういった人が12月31日に何をやってるかって言うと、もう年末体制で休んでいるんですよ。

はっきり言って「アホか」と言いたいですね。「結果出てないのに年末休むの?」って 話なんですよ。

私自身は結果出してます。手取り年収はもちろん億単位です。結果を出してるけども12月31日は休んでないんですよ。

もちろん、地元が新潟なので帰省はしてるんですけれども、12月31日もばっちり仕事してますよ。

新年明けて「どんな戦略で今年やっていこう」とか「どのクライアントに対してどんなアドバイスをしていったらより飛躍してもらえるか」「成長発展してもらえるか」そんな事ばかり考えるのに時間を充てています。

唯一、私が1年でガチッと休むのは、元日だけなんですね。

これ何故かって言うと、新潟は浄土宗・浄土真宗・日蓮宗とか強いんですよ。昔だと島流しで佐渡に流された、その子孫が多いからです。

親鸞聖人とか、法然上人とか、法然だったかな?流されたわけですよ。そういった地域性から、かなり新潟県っていうのは宗教色は結構強いんですね。

特に私の地元にはお寺がいっぱいあります。

だから、元日の6時に起きて7時半には家を出て、お寺を回って挨拶をするって言う習慣だけは守ります。生きてるのも、今商売できているのも、ご先祖様あってなので。

なので、12月31日なんてそもそも遅くまで起きてらんないですよ。

とにかく6時に起きて身支度を整えて、新年のご挨拶なんでしっかりスーツ着てですよ、髭も剃って髪も整えてですね、出なきゃいけないわけですよ。

当然大雪の日もあるわけです、新潟なんでね。大雪でもやっぱり行かなきゃいけないんで、大変なんですよ。

だからその日は朝からスタンバって、準備すると。

午後からは今度親戚の方がご挨拶に来られるっていう事もあるんで、元日はしっかり休みます。

でも、もう1月2日から通常通りですよ。

まだ新潟にいますけども、真剣勝負してるんですね。そのぐらいじゃなきゃ、結果を出し続けるって出来ないんですよ。

一発屋で結果を出す事は誰でも出来るんだけど、結果を出し続けたいなら、そこまでの気合とか根性は当たり前の話です。

ちなみに、日本では今、ワークライフバランスなんて言っているけれど、アメリカのビジネス雑誌を原文で読んでみてください。

起業家に休みなんてありゃしない。人生の全てを捧げるのがスタートアップ経営者の定めだ。それができないなら最初から夢なんか見るなって、そんな論調のコラムしかないですから。

あなたがまだうまく行ってない、それでも成功に向かいたいなら、12月31日にどう過ごしてるかって結構大事だと思います。

人の逆をやる以外に成功するなんて無理です。

 
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島倉大輔

有名人気企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」を信条に、コンサルティングを開始。全国延べ1,700社以上の会社や個人を支援し、各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。現在、全国の経営者や起業家を支援するために、日々コンサルティングに奔走している。「行動すれば人生は変わる」が信条。また、トレーダーとしても活躍。資産1億円超えのトレーダーを7名輩出した実績を持つ。

朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載も多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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