一流の経営者として稼ぐために必要な能力「やり抜く力」とは

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居心地の良い環境を選び続けて成功している人はほぼいない

先日、ヒルトン東京に経営者同士で集まり勉強会を開催しました。

僕のように10年程度の若造はほぼおらず、20年、30年のベテラン投資家、経営者がほとんどです。

同世代ではないですし、レベルも僕よりだいぶ上なので、正直な話、居心地は良くありませんでした。

ただし、自分より上の環境には多くの学びがあります。

というのも、「居心地の良い環境を選んでいる人」、または、「無意識に環境を選ぶ人」で、成功し『続けている人』は見たことがありません。

一方で、1年〜5年程度の短期的な成功を収めている人が、やがて消えていく光景は沢山見てきました。

先日の勉強会では、なぜ、才能や能力がない僕が、投資や経営の世界で上手くいっているか、彼らとの共通点を見つけたことで、少し腑に落ちた気がしました。

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『グリッドスケール』で自分の「やり抜く力」を見極めろ

読者の皆さんは、『GRIT・やり抜く力』という本をご存知ですか?

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
アンジェラ・ダックワース
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 485

この本には、やり抜く力をはかる『グリッドスケール』というものが書かれています。

節約社長
10の質問に応えてグリット・スコアを計算します。

10項目のなかで自分がマルをつけた点数を合計し、10で割った数字により私達のグリット・スコアが見いだせます。

また、奇数の問題を5で割った数値は「情熱」の高さを、偶数の問題を5で割った数値は「粘り強さ」の高さを表します。

この採点結果を見てみると、確かに私の場合は、奇数の分野では平均値がさほど高くありませんでした。

一般的には、これがあれば「社会でバリバリ新しいことに挑む起業家として活躍できる」と言われる能力ですが、私は残念ながら低いようです。

そのかわり、

  • 挫折してもめげない
  • 達成まで長期間かかることをコツコツやる
  • 興味の対象が毎年変わらない
  • 挫折を乗り越えたことがある
  • 新しいアイデアやプロジェクトに気を取られない

これらの能力は相当高いことがわかりました。

悪く言えば、バカの一つ覚えなのかもしれませんが、諦めずに続けることが、今の成果につながっているのだと思います。

冒頭のベテラン投資家、経営者も同じように、諦めずに粘り強く勝てる分野で継続してきたのだから今がある、とおっしゃっていました。

今後も茨の道があるかもしれませんが、粘り強く、お客様が喜ぶ不動産経営に邁進していきたいと思います。

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山口 史

東京投資クラブとは、経済と時間の自由を目指し、初心者の方でもスタートできるようになるための投資クラブです。
「不動産投資セミナー」や「投資クラブ」、「キャッシュフローゲーム」を中心に学び、実践することにより、お金と投資の基礎から学ぶ学校です。
2018年現在、延べ9000人の方が受講しております。

【メディア取材・掲載】
日本経済新聞社「日経ヴェリタス2012年10月号」に東京投資クラブ代表の投資セミナーが掲載されました。
他、産経新聞、NHKなどに取材・掲載されています。

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