収入が高い人に共通する能力や性格とは!?相関関係の高い順に紹介

ビジネス

みなさんこんにちは!
脳科学教育コンサルタントのクロスです。

多くの人が「収入を上げたい」と考えていると思いますが、実は収入の高さと能力や性格には大きな相関関係があります。

今回は、その「収入の高さと能力や性格の相関関係」について、関係性が高い順に16項目をご紹介したいと思います!

スポンサーリンク

収入が高い人に共通する能力や性格とは

収入が高い人に共通する能力や性格とは

冒頭でお話したように、収入の高さと能力や性格には大きな相関関係があります。

この記事では相関関係の高い順に、以下の16項目をご紹介します。(※環境面など本人の能力や性格以外の内容も含まれています。)

  1. 学歴
  2. 大学時代の成績
  3. 特殊技能・専門知識
  4. 年齢
  5. 臨機応変な適応力
  6. 両親の収入の高さ
  7. お父さんの職業
  8. 男性vs女性
  9. 両親の社会的な地位
  10. お父さんの教養の高さ
  11. お母さんの教養の高さ
  12. 外向性の高さ
  13. 高校の成績
  14. 勤勉性
  15. ローカス・オブ・コントロールが中にある人
  16. 感情の起伏の激しさ

それでは、一つずつ詳しくみていきましょう!

スポンサーリンク

収入の高さと相関関係が高い能力や性格:1位~5位

収入の高さと相関関係が高い能力や性格:1位~5位

ここでは「収入の高さと相関関係が高い能力や性格」の1位~5位までを紹介します。

学歴

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第1位は、ずばり「学歴」です。

どれだけ高い教育を受けてきたかが高い収入に関係していて、相関関係は29%です。逆にそれ以外の70%は他の要因で説明がつくということですね。

大学時代の成績

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第2位は「大学の頃の成績の高さ」です。

大学の頃に成績が高かった人は収入が高い可能性があるということで相関関係は28%あります。

学歴や大学時代の成績が上位にきているということは、どれだけ勉強してきたか?ということが高収入の大きな要因になっているのがわかりますね。

特殊技能・専門知識

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第3位は「特殊技能・専門知識」です。

例えば、サイエンステクノロジーやエンジニアリング工学などのことで相関関係は27%あります。

理数学的な知性が高い人であれば、サイエンス方面において非常に高い収入を得やすいのではないでしょうか。

反対に音楽的な才能が非常に高い人がサイエンスの部分に入ったとしても、もとからサイエンスの才能をもっていた人の方が収入が高くなるかもしれません。

年齢

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第4位は「年齢」です。

年齢の相関度は26%とありますが、年齢の高いということは、その分人生経験が豊富で昇進したりキャリアが上にいるからであって、年齢が高いから突然収入が上がるという話ではありません。

あくまでも、コツコツと積み重ねてきた人についてのお話です。

臨機応変な適応力

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第5位は「臨機応変な適応力」です。

専門的な知識というよりは幅広く臨機応変に適応ができるということで、相関関係は20%あります。

正確な判断力、判断力の速度、先を読む力や人間関係能力など成り行きに合わせて自分の価値観や行動をある程度変えていけるような柔軟性を持った人です。

スポンサーリンク

収入の高さと相関関係が高い能力や性格:6位~10位

収入の高さと相関関係が高い能力や性格:6位~10位

ここから「収入の高さと相関関係が高い能力や性格」の6位~110位までを紹介します。

両親の収入の高さ

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第6位は「両親の収入の高さ」です。

両親の収入の高さが、高い教養に影響するということだと思います。

両親の収入が高ければ塾に入れられたり、いい学校に入れられたり、いろいろなことを勉強できるということで、相関関係は20%ありますが納得できますね。

お父さんの職業

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第7位は「お父さんの職業」です。

お父さんの職業によって子供の将来的な収入に差が出るということで相関関係は19%です。

お父さんの職業がいいポジションを取れていると高い収入にもなるし、それだけ知性の高さも持っているということではないでしょうか。お父さんの職業がいいと、家庭環境もよく、お金もあるということもありますが、知性の高さが子供に遺伝している可能性もありますね。

男性vs女性

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第8位は「男性vs女性」です。

男性の方が若干収入が高くなっていて、相関関係は18%です。

これは男女差別ではなく気質の問題です。大企業の社長が男の人の方が多いのは、男性の方が競争心や攻撃性が高くどんどん上を目指そうとするからなんですね。

また、男性の方が第3位で紹介したサイエンステクノロジーの専門職に就きやすい傾向があります。

逆に女性は協調性を重んじるので、子どもとの関わりのある仕事や、看護師さんのように人の傷を癒す仕事に就きやすい傾向にあります。そのほかにも、ネイリストやヘアドレッサーなど人とが関わる仕事の方が好きだったりしますね。

このような仕事の収入が低いとは思いませんが、やはり男性の方が攻撃性が高く、積極的に勝ち上がろうとしたり専門職に就きやすいので、男女格差が生まれているというよりも気質的な問題で差が出てしまうんですね

女性で社長職に就くような人は、外向性や攻撃性が男性以上に高かったりするので上り詰めているわけです。

マザーテレサのような人が大企業の社長になっているイメージはしませんよね(笑)

データを見る限りでは、不健全な格差ではなく、気質の違いから現れるものだという結論がついています。

集団に所属しているだけで気持ちよくなるのはなぜか?集団心理の活かし方
集団に属している時、チームに属している時、人が気持ちよく感じるのはなぜでしょうか?集団に属していることが行動をエスカレートさせ、一人ではやれないようなことを、良い方向でも、悪い方向でも、やりのけてしまいます。その時、脳内ではどんなことが起きているのか?集団心理を上手く生かすにはどうしたら良いのか?ご説明します。

両親の社会的な地位

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第9位は「両親の社会的な地位」です。

社会的に地位の高い両親であれば、ある程度お金があるので、適切な環境と適切な教育を受けさせられます。

一方社会的に地位が低いともう生活でいっぱいいっぱいになるということです。

お父さんの教養の高さ

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第10位は「お父さんの教養の高さ」です。

お父さんの教養の高さと収入の高さの相関関係は17%あります。「お母さんは?」と思った方もいると思いますが、この後ご紹介しますね!

スポンサーリンク

収入の高さと相関関係が高い能力や性格:11位~16位

収入の高さと相関関係が高い能力や性格:11位~16位

ここから「収入の高さと相関関係が高い能力や性格」の11位~16位までを紹介します。

お母さんの教養の高さ

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第11位は「お母さんの教養の高さ」です。

お母さんの教養の高さと収入の高さの相関関係は13%でした。

第10位でお父さんの教養の高さが相関関係で17%ありましたので、お父さんの教養の高さのほうが子どもの収入の高さに直結してくるということです。

教養の無い人は、何を言ったかではなく誰が言ったかで判断する
「お前、過去散々こんな心配させたくせに」「お前、昔は、あーだったくせに」「何お前なんかが偉そうに言ってるんだ」と他人から言われたことはありませんか?教養のない人は他者の主張、その本質的な内容にフォーカスできず、その人の過去の言動とこれをごちゃ混ぜにして理解しようとしてしまいます。

外向性の高さ

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第12位は「外向性の高さ」です。

外向性の高さがなぜか収入の高さに結びつくというと、積極的に外に出ていろいろな人に会って話しをから、それだけたくさんのチャンスが増えるということなんですね。

いろいろなチャンスがあるということは、収入に結びつきやすいということです。

例えば、外向性の低い営業マンは1日10軒しか回れず1件しか成約にこぎつけられないとして、外向性の高い営業マンは100軒回って10件が成約に結びつくかもしれません。

外向性の高さと収入の高さの相関関係は10%ありますので、ぜひ今日から外交的に外に行ってチャンスを掴みとってください!

高校時代の成績

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第13位は「高校時代の成績」です。

高校の時の成績が良い人と収入の高さの相関関係は9%ありました。

俺、頭の回転早いし、学力あるのに、なぜか上手くいかへん…その脳科学的な理由
高学歴で頭の回転も早いのに、なぜかイマイチパッとしない、生きにくそうにしている人があなたの周りにはいませんか?これらの人は本来、将来性を高める能力IQgが高いにも関わらず、なぜかこれを活用することが出来ていないだけなのです。どのような能力を鍛えれば、将来性を高めることができるのか解説いたします。

勤勉性

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第14位は「勤勉性」です。

勤勉性の高さと生産性の高さはある程度関わっていて、収入の高さとの相関関係は7%です。

勤勉な人はスケジュールを守るし、同じクオリティでも素早く仕上げてくれたりするので会社としてもありがたい存在です。

外向性があって勤勉な人は収入の高さにつながるということですね。

ただし、完璧主義的な部分が多すぎると「自分はこんなに頑張っているのに周りの人はどうしてできないんだ」と他の人に対して厳しくなりすぎる傾向にあります…

ローカス・オブ・コントロールが中にある人

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第15位は「ローカス・オブ・コントロールが中にある人」です。

ローカス・オブ・コントロールとは「物事に対する責任の所在をどこに置いているか?」ということで相関関係は6%です。

ローカス・オブ・コントロールが自分の外にある人は、基本的に自分には原因がなく、全て社会が悪い、政府が悪い、時代が悪いとなんでも外のせいにしたがります。

逆にローカス・オブ・コントロールが中にある人は、自分の人生や行動は自分で決めるという心情を強く持っているので自己責任論が非常に強いんですね

また、世界は公平だと信じているので、努力すれば必ず報われるし悪いことをすれば罰を受ける因果応報を信じる傾向にあります。

ローカス・オブ・コントロールが中にある人は努力しますが、ローカス・オブ・コントロールが外にある人は努力を怠って他人のせいにするので収入に差が出るということです!

「自分には理不尽なことばかり起こる」と思う人が生きにくさを感じやすい理由
「なんで、私ばかりこんなに忙しくしないといけないの?」「なぜ、こんなに一生懸命やっているのに、私は報われないの?」このような思考回路に陥っている人の考えの裏には大抵、『自分には一切責任がない』という本音が見え透ける場合が多かったりします。しかし、このように理不尽を感じる人は生きにくさを感じている場合が多いもの。どうすれば、生きにくさを解消することができるのでしょうか?

感情の起伏の激しさ

収入の高さと相関関係が高い能力や性格の第16位は「感情の起伏の激しさ」です。

感情の起伏が激しかったり、不安を感じやすかったり心配症かどうかということで相関関係はまさかのマイナス12%です。

上記のような不安や心配を感じやすい人というのは、収入が下がってしまう可能性の方が高いということなんですね。

マイナス思考が作り上げる「認知の歪み」を解消する具体的手法
他人が自分のことを悪く言っている気がする、「小便は便座に座ってするもの」という自分の価値観に他の人も従うべきだ、東大入れなかったら人生終わり、これらマイナス思考は「認知の歪み」と呼ばれるものです。認知の歪みを持っていると生きることがしんどいです。どうやって改善していけばよいのか?脳科学教育コンサルタントのクロスさんが教えてくれます。
嫌なことをすぐ忘れ、くよくよしない「トリ頭」を持った人間になる2つの方法
あなたの周りには嫌なことをすぐ忘れられて、いつもニコニコしている、頭の切り替えが早い人はいませんか?実はこのようなタイプの人は学習能力が高く、非常に高い脳機能を持っている人です。逆にあなたが、いつまでも根に持つ、くよくよしやすい人であるならば、ある程度の訓練を経て、状態を良くすることがオススメです。
スポンサーリンク

収入が高い人に共通する能力や性格のまとめ

収入が高い人に共通する能力や性格のまとめ

あなたに当てはまる項目はいくつあったでしょうか?

最後にもう一度、収入と相関関係の高い項目を順に紹介したいと思います。

  1. 学歴
  2. 大学時代の成績
  3. 特殊技能・専門知識
  4. 年齢
  5. 臨機応変な適応力
  6. 両親の収入の高さ
  7. お父さんの職業
  8. 男性vs女性
  9. 両親の社会的な地位
  10. お父さんの教養の高さ
  11. お母さんの教養の高さ
  12. 外向性の高さ
  13. 高校の成績
  14. 勤勉性
  15. ローカス・オブ・コントロールが中にある人
  16. 感情の起伏の激しさ

いくつかの項目は改善することができます。

たとえば、神経質というのは瞑想でコントロールできますし、勤勉性はアファメーションなどである程度カバーできるかと思います。

あなたに当てはまる項目があまりなかったとしても、自分の力で完全できる部分もあるので、ぜひ新しい一歩を踏み出してみてください!

ゴールとセルフイメージは大きく、行動は細かく決めよう!
ゴールとセルフイメージは大きい方がいい。ただし… こんにちは 脳科学教育コンサルタントのクロスです。 今回紹介する内容は、ゴールはブッ飛んだものにしておけば、セルフイメージが高くなって、細かいことは一時期な気にならなくなる、でも行動はかなり...

ビジネス健康
シェアする
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
Jamahl Cross

Jamahl Cross

Founder & Co-Director
一般社団法人脳科学幼児教育研究協会 理事

​認知神経科学、脳リハビリ、発達精神病理学、進化心理学、発達障碍改善、認知行動療法など様々な分野を学び、実践を通じて統合する。独自の方法論に基づいた脳機能向上方法を編み出す。

企業脳科学、行動経済学、認知心理学によって解き明かされた非常識な企業成長法を提供。伸び悩んでいる企業を『平均利益率756倍の企業文化』へと変え、パフォーマンスを高めるなど数々の実績を持つ。

・社員のやる気を出させるのに苦労する
・昇給の効果に限界を感じている
・グループの能力を活かせずにいる
​・目標が現状維持になっている
・批判しあう割には前進していない
・暴言や八つ当たりが目立つようになった
・ネガティブ思考が風邪のように流行っている

これらの問題は、それぞれ科学的なデータによって原因の特定、予測、予防が可能です。

数千に及ぶ論文を元に、経験のみに頼らないエビデンスベースドアプローチのリーダー育成を目指します。

コンサルティング内容の詳細、予約はこちらから

Jamahl Crossをフォローする