不安定な売上をどうすれば安定させることができるのか。悩んでいる地方の小さな会社の経営者さんも多いのではないでしょうか?その一つの解決策がビジネスをストック化させる仕組みを作ることです。具体的にはどのような方法が考えられるのか、ストックビジネスの専門家の清永先生に解説していただきました。
地方のストックビジネスで使える3つの方法
こんにちは、LeadClover社労士事務所代表の清永です。
今回は地方のストックビジネスで使える3つの方法について簡略化した形で解説していきたいと思います。
ストックビジネスで使える3つの方法① 顧客名簿
ストックビジネス化する方法として1つ目に必要なのが顧客名簿、いわゆるお客さまにアプローチできる情報のことです。
例えば、1000人、2000人、3000人といったお客さまの情報がある場合、その方々に、「今日はこんなお得な商品があります。いかがですか。」とか、「新商品を開発したのでいかがですか。」とか、「今ならこんなキャンペーンしています。よかったら来店してください。」と伝えるだけでその中の何人かのお客さまが購入してくれたりします。
百貨店はプラチナ会員だけで10万人規模の顧客名簿があるそうです。
プラチナ会員の10万人の方にDMを送るだけで、確か年間の30%ぐらいの売り上げが確保できてしまうそうです。
特にお客さまがなぜ自分の商品を再度利用しないのかという一番の理由は、単にそのお店を忘れていたからです。再利用しない理由の第一位は、商品の品質が悪いからではなく、忘れていたから利用しないというパターンが多いのです。
ですから、お客さまの情報を聞いて、顧客名簿があればあるほど、定期的にDMやメルマガを送りアプローチができるので、お客さまもリピート利用してくれやすくなります。
こういった仕組みをつくることが大切です。
ストックビジネスで使える3つの方法② ブログとYoutubeを利用する
2つ目はブログやYoutubeを使うことです。
インターネットのメリットは、いくらでも自分のお店の看板を0円で建て続けることができることです。
それを実現できるのがブログとYoutubeです。
Facebookやインスタグラムなどは、記事を投稿していっても消えていってしまい、ストック化されません。
ブログやYoutube は、例えば10年前に作ったものでも、いまだにGoogle検索で出てきたりしますから、バーチャルの世界の無料の看板として残り続けます。10年後にYoutube を見たり、ブログを見た人が自分の顧客になってくれることがあります。
こういったブログやYoutube はたくさん記事を投稿してストックすることが大事です。
ストックビジネスで使える3つの方法③ 会員制ビジネス
最後の3つ目は、課金型と言って、会員制ビジネスです。
毎回お客さんからお金を振り込まれてくるような会員制ビジネス仕組みを作れないかを考えることです。
この3つのやり方が地方でストックビジネス化する方法になります。
ストックビジネスのまとめ
2番目がブログやYoutubeなどの無料看板をストックする
3番目が課金型、会員ビジネス化する
以上、3つの視点で考えてみてください。
地方ではこのストックビジネス化が不可欠なっていますので、ぜひあなたのビジネスをストックビジネス化できないか考えて欲しいと思います。