こんにちは、LeadClover社労士事務所代表の清永です。
今回のテーマは、中小企業がストックビジネスを構築する方法についてです。
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ストックビジネスは大企業だけではない
ストックビジネスには弱点があります。大きな資金や人材を抱えている大企業ほど、提供できるストックビジネスが増えてくるため、小さな会社にはやや不利なのです。そうは言っても、小さな会社もストックビジネスの仕組みを絶対に作ってほしいと思います。
中小企業がストックビジネスの仕組みをつくるには
ストックビジネスの逆はフロービジネスですが、フロービジネスだけでは、地域のお客さんをずっと集め続けないといけないので、いつか潰れる可能性が高まっていきます。
ストックビジネスであれば、時間が経てば経つほどストックされ、収入が増えていくので、潰れる心配がなくなっていきます。
ただストックビジネスは大きなお金が必要だったりするものが多いので、小さな会社には小さな会社なりのストックビジネスの方法があります。
リピーター化の「仕組み」をつくる
小さな会社なりのストックビジネスの方法とは、結論から言うと、リピーター化の「仕組み」をつくることです。
既存のお客さんに利用してもらう仕組みをつくることが重要です。
リピーターが重要なのは当たり前だと思うかもしれませんが、これが違うのです。
既存のお客さんに再度利用してもらうという視点もとても大事です。
そして、そのことを知っている方はすごく多いです。
リピーター戦略は有効だとわかっている方が多いのですが、実際に仕組み化ができている企業は実はすごく少ないです。
顧客名簿(顧客リスト)を集める
このリピーター化の仕組みというのは、小さな会社でもストックビジネスに変更できるのです。
どういうことかというと、既存のお客さんをストックしていくということです。
リピーター顧客が増えれば増えるほど、経営は安定していきます。
リピーター客が毎月利用してくれる、週に1回利用してくれるということになれば、リピータの数が増えれば増えるほど、だんだん収入が増えていきますから、リピーターの仕組みを作ってほしいのです。
顧客名簿を集める努力をしていますか?
顧客名簿とはこちらからアプローチできるお客さんの情報
顧客名簿とは何かというと、電話番号やメールアドレスや住所など、ラインの友達や、フェイスブックの友達でも大丈夫ですが、こういったお客さんにこちらから直接アプローチできる情報をきちんと聞いていますかということです。
そういった仕組み化をしていますか?
リピーター化しない一番の理由は「忘れられている」から
実はリピーター化しない一番の理由は、単にそのお店を忘れていたから、そのサービスや商品のことを忘れていたからなのです。それが一番理由として大きいのです。
例えば、あなたが飲食店や小売店のようなお店を運営していたら、そのお店に来ない一番の理由は、実はただ単に忘れていたからなのです。
そのためにこちらからアプローチできるお客さんの情報化をしておくことです。
例えば住所がわかれば、DMを送ることができますし、メールアドレスがわかればメールすることができます。
今LINEなどが流行っていますので、LINEで友だち登録してもらえれば、LINEビジネス版を使うことができますし、こちらからメッセージを送ることができます。
そのようにお客さんにアプローチできる情報が分かれば、「今回この価格で割引していますので、ぜび来てください」とキャンペーン情報を送ることができますし、イベント情報を届けることもできます。
そうすると、「それじゃ、ちょっと行ってみようか」と思って、お客さんは来てくれるようになります。
顧客名簿リストを集める仕組みをきちんと作っておくこと
顧客名簿を使って、既存のお客さんをストック化することによって、リピーター客をどんどん増やせば、ストックビジネス化ができますので、どんな小さな会社でも大きな会社でも関係なく、リピーター戦略のために、ぜひこのリピーターの仕組みをつくってほしいと思います。
リピータービジネスは顧客名簿リストを集める仕組みをきちんと作っておくということです。
そういった視点をもって、しっかり顧客名簿を集めて欲しいと思います。
集めて活用すればするほど、リピーター化というのはそれほど辛くありません。
リピーターができてくると、お客さんがどんどん増えていくということになりますので、ぜひしっかり顧客名簿を集めて欲しいと思います。