継続課金の仕組みを作るヒントを5つのストックビジネス事例から学ぶ

ストックビジネス
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ストックビジネスの事例

こんにちは。LeadClover代表の清永です。

今日はストックビジネスの事例について解説しようと思いますが、ストックビジネスと相反する新規のお客さまを集め続けなければならないビジネスがフロービジネスです。

最強の安定収入ビジネスモデル=ストックビジネスとは何か?
こんにちは。LeadClover社労士事務所代表の清永です。 今回はストックビジネスについて解説したいと思います。 ストックビジネスとフロービジネスとは何か ストックビジネスとは 「ストック」とあるように、時間が経てば経...
地方の場合は人口が少ないので、地域のお客さまを集め続けることはなかなか難しいのです。ですから特に地方ではストックビジネス化は不可欠だといえます。

では早速ストックビジネスの具体的な事例を見ていきましょう。

【ストックビジネス事例1】家賃収入

今回はストック型の事例についてですが、大家さんの家賃収入がまずひとつの例です。

マンションや家を貸す人が増えれば増えるほど、その分収益がストックされてきます。

【ストックビジネス事例2】顧問契約

税理士や社会保険労務士などの顧問契約も顧問先が増えれば増えるほどストックされます。

お客様が顧問契約を辞めると言わない限り、は顧問先の数が増えれば売り上げがストックされて毎月毎月顧問料が入ってきます。

【ストックビジネス事例3】会員制ビジネス

他にも会員制サービスのスポーツクラブや動画定額サービなどの会員向けサービスです。

【ストックビジネス事例4】飲食店の飲み放題ビジネス

会員価格でたとえば、月5,000円払えば、いつ来ても飲み放題というサービスです。

そうすると損してしまうのではと思われがちです。

その会社もテスト的に行ったらしいのですが、実は結構売り上げが上がっているそうです。

売上というのは、客数×客単価×購買頻度です。
飲み放題サービスをすることによって、客単価を実はほぼ変わらなかったそうです。

飲み放題サービスはお客さまの立場からすれば、1回目に飲み放題の会員料がかかりますが、2回目からは無料で飲めるので、その浮いた分の料金でおつまみを買っていて、結果的に客単価は減っていないそうです。

売上は、客数×客単価×購買頻度ですが、購買頻度がすごく上がっているのです。

飲み放題の会員制なので、何度もいかないと元が取れないということで、来店回数が増えるそうです。

毎回同じ人と来るわけではなく、いろいろな人と来てくれるので、その人たちがまた代わりになって、どんどん増えているそうです。

会員化することによって、逆に売り上げが上がっているという事例ですが、一見損するように見えても、長い目で見れば得するようなストックビジネス化ができないかという視点で考えてほしいです。

【ストックビジネス事例5】うどん屋さんの会員制ビジネス化の事例

もうひとつの事例は何かというと、こちらも飲食店のうどん屋さんです。

うどん屋さんというのは、かなり原価が安いそうです。
知り合いのうどん屋さんの場合、かけうどんであれば、原価20円とか30円だと言っています。

そして、そのうどん屋さんは会員制を導入しました。

一旦会員になってもらえれば、かけうどんであれば原価の30円で食べることができるのですが、お客さんの立場からすれば、毎回いきます。

そのうどん屋さんはメニューが豊富だということもあって、特に工事現場の人は、その場所付近にいますので、お昼休みにその店に来てくれるそうです。

利益は少ないです。ですから売上を上げるポイントを変えました。

どこで収益を上げるかというキャッシュポイントを変えたのです。

今までは、うどんや定食を買っていただいたら、そこから利益が出て、キャッシュポイントは稼ぎのポイントだったんです。

その後、会員制で毎月いくらかのお金を払ってもらえれば原価で食べられますという会員制のビジネスでキャッシュポイント、収益をあげることにしたのです。

そうすることによって、例えば台風などでお客さまがゼロになったとしても会員価格の方で収入が入ってくるので、ダメージを受けません。

会員が増えれば増えるほど、売り上げが上がっていくストックビジネスの仕組みにしたので安定収入化ができたのです。

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継続課金の仕組みを考える

今回は会員制の事例でしたが、こういった新たなビジネスモデルのように、何か継続課金の仕組みを導入できないかということを考えて欲しいと思います。

特に地方ではストックビジネス化は不可欠だといえます。

今回の事例を参考にして、あなたのビジネスでストックビジネスの仕組みを作れないか、売り方、ビジネスモデル、キャッシュポイントを変えることができないかといった視点をもって考えていただきたい思います。

ありがとうございました。

5つのストックビジネス事例で継続課金の仕組みを作るヒントとは?
ストックビジネス
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清永 仁

地方集客コンサルタント
LeadClover-社労士事務所-

【活動内容】
地方の自営業者・社員10名未満の小さな会社に特化した
「地方集客のメソッド」をお伝えしている。

【実績】
・全国各地でのセミナー実績
・500社以上の企業と200人以上のクライアントのサポート
・経営雑誌など、数々のメディアにも掲載
・顧客満足度95%以上を更新中
・ストックビジネスを組み合わせ独自の地方集客メソッドを開発

【会社ホームページ】
https://kiyonagajin.com/

【無料セミナー公開中】
地方集客ストックビジネス講座(全3回)はこちら

【経歴】
2014年に福岡県で社会保険労務士として独立を果たすが、
地方での起業だったために新規顧客の獲得に苦労し、

また、あくせく働くが貯金は減るばかりで、
常にお金の心配が頭から離れず夜も眠れない日々をおくる…

「このままではダメだ!何とかしなければ!」
と意を決してセミナーや高額塾などに通いつめて猛勉強を開始。

しかし、数々のセミナーで学んでもなかなか成果が出ず、その経験から

『そもそも都市と地方では経営(集客)のやり方が違う』

ということに気付く。

それからは勉強した内容を地方に合ったやり方に工夫して、
試行錯誤を繰り返した結果、

ストックビジネスの仕組みを活用することで、
地方でも安定的にお客様を集める方法を見つける。

また、実際の経験から培った現場レベルの集客法と
ストックビジネスを組み合わせた独自の地方集客ノウハウを生かし、
“地方集客に特化したコンサルタント”としても活動を開始。

いま現在は、
地方でお客様が獲得できずに悩んでいる

・自営業者や
・社員10名未満の会社を対象に

『ストックビジネスを駆使した地方集客のメソッド』
について指導している。

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