資金調達

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経営者の借金〜良い借金VS悪い借金ではどんな部分に差が出るの?

 経営者であっても「借金は嫌だ」と感じる方は沢山いらっしゃいます。しかし、ビジネスが上手くいき急拡大する際など、借金したほうがプラスになるケースは数多くあります。借金をする場合に大事なのは、事前に、借り方、借りる目的、借りた後の資金管理の3点を明確に決めておくことです。どのようにこれを実現できるか解説いたします。
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個人的な借金を持つ経営者の会社は融資審査を通過しにくいって本当?!

経営者が個人的な事情で借入金をおこす際は、会社の融資審査への影響が脳裏をよぎります。実際にプロパー融資の審査では、経営者の借入金が趨勢に影響を与えます。一方で保証協会付き融資の場合は、会社の業績や将来性による判断メインで、あまりこの問題は関係ありません。まずは保証協会付き融資を受けて、個人の借入金はダッシュで全額返してください。
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クラウドファンディングが短期間のうちに世界で受け入れられた歴史的背景

 誕生してから10年も経過していないにも関わらず、クラウドファンディングは4兆円市場へ成長し、世界中で利用される金融サービスとなっています。全く新しい概念を元に誕生したように見える同ビジネスですが、実際には昔から同じ考え方で行なわれる金融システムがありました。それは世界中で共通する「寄進」という行為です。
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格安税理士事務所を使って起きた2つの悲劇〜いい加減な決算書の末路は?

 「決算書なんてどこの税理士事務所に作ってもらっても同じでしょ?!」よくこんな意見を聴きますが、実際のところは税理士による決算書への手の掛け方次第で、銀行との融資交渉や税務調査は大きな影響を受けます。中には取り返しのつかない事例も…きちんとした決算書を作ることがなぜ重要なのか、財務のプロフェッショナルが説明してくださいます。
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知的財産による資金調達が更に簡単に!知財金融(ちざいきんゆう)って何?!

 知的財産を金融取引に利用することで、銀行から融資を受けるような金融取引の一環行為を、「知財金融(ちざいきんゆう)」と言います。従来、知財金融において、知的財産は、担保価値のあるものとみなされてきましたが、現在ではビジネスにおいて収益を生み出せるかを表す「事業性評価」によって、その価値を評価されるようになっています。詳細を解説いたします。
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科学雑誌ニュートンが出資法違反&民事再生~預かり金と出資金の違い

 日本の大衆向け科学雑誌のパイオニア『ニュートン』を発行するニュートンプレスが、民事再生を申込んだことが話題となっています。このニュースの前に同社の「預り金受け入れ」による出資法違反も露見していることから、出資法による預り金と出資金の違いについておさらいしてみましょう。
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衆議院解散は近い?!経営者の選挙候補者に対する正しい陣中見舞いの出し方

 年明け以降、衆議院の解散総選挙に向けた動きが出てきたり、夏には都議会議員選挙が行なわれるなど、2017年は選挙イヤーとなる可能性が高まっております。もしも特定の政治家や政党を応援しているなら、政治資金規正法に照らし合わせて、正しい陣中見舞いの出し方を再度勉強してみませんか?
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社員に頼まれた「給料の前借り」⇒前渡金と貸付金どちらで対応する?

 「社長、本当に申し訳ないんですが、今月何かと入用で…なんとか給料の前借りお願いできませんか!」このように、従業員が会社にお金を無心するというのはよくあることです。経営者の貴方が従業員に協力しようとした場合、工面してあげるお金は前渡金と貸付金のどちらで処理すればよいでしょうか?それぞれで気をつけるべきポイントと共にご紹介します。
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銀行から資金調達できない破綻懸念先とは?今すぐ出来る信用格付けチェック方法

銀行は融資審査の際に「信用格付け」を一つの基準として、会社を6つの債務者区分で評価しています。この中でも「破綻懸念先」と評価された会社は、銀行と取引が事実上できないため、格付けをあげるための努力が必要になるでしょう。そこで本稿は、自社の格付けを簡易的に把握する方法と、信用格付けをあげる方法をご紹介します。
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仲間の社長へ個人でお金を貸したら相手がお金を返せなくなった!それでも贈与税は生じるか?

 経営者間では信頼関係をもとに、ビジネスで融通を効かせるため、個人間でお金の貸し借りをすることがあります。ところが、ビジネスの世界は厳しく、時として貸したお金を相手が返せない場合もあります。この場合、個人間の債務免除は贈与とみなされれば、貸した側は贈与税を支払う必要があるのでしょうか?解説いたします。
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資金調達時に金融機関が必ず事業計画への記載を求める4つの点

 資金調達を行うためには、事業計画の作成が不可欠ですが、金融機関は、企業の事業計画の説明と達成について、明確なコミットメントを求めています。そこで本稿は、金融機関が企業に求める事業計画の中で、必ず説明がなされているべき4つのポイントをご紹介します。凄い事業計画の作成は、資金調達以外にも役立ちます。
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クラウドファンディングで実現する3つの資金調達形態

 これまで金融機関や知り合いしか資金調達手段が無かった中小企業にとって、クラウドファンディングの台頭は非常に良いニュースです。一括りにクラウドファンディングといっても、その資金調達形態は3つに分けることができます。自社の商品やサービスに応じて、どの資金調達形態を選ぶか考えてみるのはいかがでしょうか?
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金が無けりゃ現物だ!現物出資で会社設立時に気をつけるべき点

金は無いけれど会社を設立したい。でも、資本金1円じゃどうしようもないから、現物を資本にするというパターンの資本金積立を現物出資と言います。不動産や債権、特許権、ノウハウなどが現物出資できる資産として認められますが、原則として評価が義務付けられており、特に無形資産の評価には注意が必要です。
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担当者が500万円程度と言った案件で1000万円の融資を決めた裏技とは?!

 担当者が500万円程度と言った案件で、1000万円の融資がおりた?!この話にウソはありませんが、提示の倍額融資を成功させた経営者は、融資交渉を上手く行かせるための裏技など一つも使いませんでした。では、どのような状況を作ることで、金融機関は融資交渉の倍額提示で融資を決めたのでしょうか?
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新創業融資以外もあるよ!起業時に使える3つの資金調達方法

起業時の資金調達手段として一番メジャーな方法は、日本政策金融公庫の「新創業融資」です。しかし、これ以外にも起業時には様々な方法で資金調達を行うことが可能です。一つの資金調達方法に決め打ちせず専門家と相談しながら、起業時に複数の方法で資金調達することがリスクヘッジにつながります。
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シャープが23億円損してまで本社ビルの買い戻しを決意したワケ

 昨年、2つのビルを併せて188億円で売却したはずのシャープが、そのうち1つの田辺ビルを138億円で買い戻しました。単純計算で考えると田辺ビルの価値は115億円程度であるため、シャープは23億円の損をした計算になります。余裕が無いはずのシャープはなぜ23億の損をしてまで田辺ビルを買い戻したのか?考えられる2つの理由をご紹介します。
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金融機関との融資交渉で生まれる3つの副次的メリットとは?

 経営者として金融機関から融資を受けることは、キャッシュの改善や信用力の増加など、お金の部分で多くのメリットを生みます。しかし、融資交渉を経験することは、事業に客観性と具体性が生まれ、相手の立場に立った説明が出来るようになるなど、お金以外にも副次的なメリットを数多く生み出します。
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赤字に喘ぐ地銀が生き残り有望な中小の味方となる道はこれだ!

 金融庁は直近発表した試算において、地方銀行の約6割は10年後に融資や投信の販売業務といった本業で、赤字に転落すると予想しました。地銀の統廃合は確かに進むのが当然です。しかし、大手企業への融資はレッドオーシャンで、望みは薄いもの。果たして地銀に生き残るための新たな活路はあるのでしょうか?
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東京大学が230億円のベンチャーキャピタル創設も資金の出元が残念すぎる件

 東京大学が巨額のベンチャーキャピタルを組成しました。大学がベンチャーキャピタルを組成する意義は、母校を応援する卒業生が意欲有る学生や卒業生に投資をすることで、彼らの可能性を伸ばすことにあります。ところが今回のファンドの中身は過去の補助金、しかも出資はファンドというもの。メリットを感じにくいのが現状と言えます。
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ハッピー倒産ハッピー融資を実現する「経営者保証に関するガイドライン」を使い倒せ

 2013年に金融庁が「経営者保証に関するガイドライン」を制定しましたが、その内容はまだ浸透していません。そのせいか、インチキ金融ブローカーが暗躍したり、制度をうまく利用できずに銀行との融資交渉を進められていない人が多いのも事実です。ガイドライン活用に向けた実践論を、経験豊富なキミアキ先生が解説してくれます。