大場保男

営業

訪問・対面販売イケてね〜…って本当ですか?対面でも業績はまだまだ伸びる

 インターネットの台頭により、訪問販売や対面販売が時代遅れのように見る人も一部いますが、実際のところは業績を伸ばせるところは、これらによって売上を伸ばしています。自分の話を聞いて欲しい、相談に乗って欲しい、問題解決にとことん一緒に取組んで欲しい、このような気持ちに応えることで訪問販売、対面販売には、まだまだ大きな成長余地が残されているのではないでしょうか?
起業

出来たばかりの企業へ融資する際に金融機関が危惧する2つの懸念

 金融機関は新規独立者への融資について、お金を何に使うのか?お金を返してくれるのか?、という2つの懸念事項から慎重な判断を行いがちです。実績が無く判断しにくい状況もこの懸念を助長します。新規独立者はこれに明確な答えを出す必要があります。では、どれくらい具体的な事業計画書を銀行へ提出すれば良いのか考えてみましょう。
マーケティング

ライブ感のある店舗で「ビッグビジネス」より「グッドビジネス」を目指せ

 インターネットが社会のインフラとなり、その市場規模はますます大きくなる一方です。クリック一つで何でも買えて自宅まで届けてくれる時代になったせいか、街に人が出なくなったとも言われています。しかし、リアル店舗を運営している場合でも、顧客と積極的に触れ合う、ライブ感がある店舗を作っているなら、まだまだファンを増やすことは可能です。
マーケティング

アナログ集客ってイケてる!看板やチラシは使い方を少し変えると数字が変わる

 商売を繁栄させる上で、お客様との関係作りは欠かせません。一番最初の関係は「露出を高め」「自己紹介を行う」ことですが、この2つができていないゆえにお客様が増えない企業は多々あります。時代はインターネット!と言われていますが、アナログの看板やチラシでも出来ることはまだまだありそうです。その方法を事例も踏まえご紹介します。
経営

ミッション・理念・ビジョン・クレドはそれぞれ何を意味するの?

 経営は、ミッションと理念、それからビジョンにクレドも大切だと言われており、これを解説する本も書店に沢山並んでいますが、その定義を聞かれるとなかなか答えられないものです。似ているようで微妙に違うこれらの言葉は、それぞれ微妙に違った意味を持っています。それぞれの違いに触れながら、なぜこれら抽象的な概念が重要なのか解説いたします。
経営

トヨタ創始者の豊田喜一郎に学ぶ「経営者はビジョンを持て」の意味

 「経営者はビジョンを持たないとダメだ」とよく耳にすることはありませんか?ビジョンとは、はっきりイメージできる「夢」であり、曖昧なものでありません。一方で大きな夢を持っても、そんなことはどうせ実現しないと考える人もいますが、ビジョンを持った経営者にとっては、自分が諦めない限り失敗は無くなります。豊田喜一郎の例も含めて考えてみましょう。
マーケティング

ライバルとの違いを明確にするバリュープロポジションの抽出方法

 たとえ良い商品やサービスを開発しても、売れるとわかればライバルは皆真似をすることでしょう。従って私達は常に、顧客に対して「どのような価値を提供しているか」ということについて、ユニークなポジションを築いておく、自分たちの強みを知っておく必要があります。誰でもできるバリュープロポジションの抽出方法をご紹介します。
マーケティング

【事例付き】今更?!なんて言わないでSWOT分析をやってみよう

 SWOT分析とは、自社(自分)について、強み(Strength)、弱み(Weakness)、チャンスや機会(Opportunity)、マイナスや脅威(Threat)が何なのかを分析するものです。自己と外部の要因を客観的に捉え、気づきを得ることは、良い進路を歩む上でとても重要です。本稿では、商店街の青果店を例にあげて、具体的にSWOT分析をやってみます。
マーケティング

「苦痛を避ける」欲求と「快楽を求める」欲求はどちらが強いか?

 フロイトは、人間の心の第一の要素は“イド”だと説きました。“イド”とはラテン語であり、人間が快楽を求め、苦痛を避けようとする様を表す言葉で、“イド”に基づき起こる心理的作用を心理学では、「快楽と痛みの法則」と呼んでいます。快楽と痛み、どちらの欲求を満たすことがビジネスになりやすいか考えてみましょう。
マーケティング

ペルソナ・マーケティングとは幸せにしたい「お客様」を明確にすること

 年齢に関係なく幅広い人たちに支持される商品だとしても、ターゲットが明確になっていないと、誰に向かって何を訴えていくかがボンヤリしてしまい、結局は誰を幸せにする商品なのかわからないまま、市場から消え去ることになってしまいます。そこで本稿では、自分が幸せにしたい人をありありと思い浮かべるペルソナ・マーケティングについてご紹介します。
効率化

二宮尊徳「風呂の湯の哲学」が教える成功する人に共通した非効率な特徴

 私達はいつも、成功するにはどうしたらいいのだろうか?と、あれこれ考えたり悩んだりするものです。しかし、この問いかけに対する答えは非常にシンプルで簡単なものです。それは、時に非効率でも、相手の気持ちに立って動くことを徹底して実践することです。二宮尊徳の幼少期体験として伝わる「風呂の湯の哲学」はまさにそれを表します。
営業

ネットの時代になぜ道の駅は流行る?“ザイアンツ効果”の威力

 新規の顧客を獲得するには、必ずイニシャルコストがかかります。もし、新規顧客を獲得したならば、私達は彼らから親しみが持てて、信頼できる人間とならねばなりません。人間関係においては、相手が親しみを持てる人であり、信頼できるほど、長期的な関係を築こうとする、ザイアンツの法則が働くからです。対面式の道の駅が流行している理由もここにヒントを見いだせます。
マーケティング

販売につながる情報発信をする際に欠かせない3つのポイント

 良い商品やサービスであっても、売れないものが多いのはなぜなのでしょうか?時代が追いついていない、売る場所を間違っている、などの理由も確かに考えられます。しかし多くの場合、商品やサービスが売れない理由は「販売するための情報発信が出来ていない」からです。では、どのような情報を発信したら良いのでしょうか?情報発信時に欠かせない3つのポイントをご紹介します。
起業

40代からの起業は本当に遅いのか?中高年で見事に転身した3つの事例

「起業するなら若い時の方がいい」というのが、起業に対する一般的なセオリーです。 その理由は、たとえ失敗してもやり直しが効くから。これも正に真実です。確かに若い時の方が体力はありますし、発想も豊かであり、行動力もあります。 でも、...
起業

自分の夢や目標を紙に書き出せば成功に近づくって本当ですか?

 「夢や目標をノートに書き出すと成功に近づく」と多くの人が考えています。しかし、アメリカのとある大学が卒業生を追跡調査した結果によると、3%の成功した人に分類された人は、これらを行うのはもちろん、更なるアクションを起こした結果、成功に至ったということがわかりました。しかも、更なるアクションは誰もが出来ることでした。
営業

営業やりたくねー!売ることに対するメンタルブロックはどうしたら外れる?

 「営業やりたくねー!お客様に断られるの嫌だし、本当にこの商品が良い商品かもわからないし…」サラリーマンであろうと、経営者であろうと、多くの営業マンが営業することに対するメンタルブロック(心理的な拒否反応)と戦っています。どうしたらメンタルブロックを外して、営業活動を行えるのでしょうか?
起業

あなたが本当に人生をかけてやりたいことを見出す『自分年表作り』

 人はそれぞれの価値観によって、日々の行動を選択します。その中でも、“Want to” (やりたいこと・好きなこと)に基づいて選択された行動は、人生を豊かにし、ビジネスの成功確率も高めてくれるものです。もしも、自分にとっての “Want to” がわからないなら、お勧めしたいのが自分の「年表」を作成することです。
経営

常にプラス思考だと疲れるだけ〜プラス思考強迫症を克服せよ

 本やインターネットを見ていると、「プラス思考が成功を招く!」という言葉がそこかしこに氾濫しています。しかし、実際のところ、常にプラス思考でいようとすると、気持ち悪さを覚えたり、そうなれない時に自己嫌悪を感じ、プラス思考強迫症に陥ってしまうものです。これを克服するにはどうすれば良いのでしょうか?考えてみましょう。
起業

ヘンリーフォードに学ぶ新規事業を始める際に問いかけたい質問

 起業時や新規事業を始める際、私達はどうしても「どうすれば利益を得られるか?」といった質問から、これについて考えがちですが、それよりも大事なのは、自らの社会に対する存在意義を最初に問うことです。ヘンリー・フォードが、社会における自らの存在意義を問うた質問はその好例です。
マーケティング

安くないと売れないは店主のウソ。バリューセリングを怠るな!

 「今は不景気だから、安くしなければ売れないよ」売れない店舗の店主たちの主張をまとめると大体こうなります。しかし、これって本当でしょうか?多くの場合、安いものしか売れない理由は、高いものでも買っていただくための説明を行っておらず、顧客との関係性作りが希薄なことにあります。中小こそバリューセリングに活路を見出す必要があります。