大場保男– Author –
大場 保男 (おおば やすお)
静岡県沼津市生まれ
早稲田大学第一文学部心理学科卒業
経済産業大臣登録中小企業診断士
東京都福祉サービス第三者評価者
SOURCE公認ベーシックトレーナー
関東学院大学経済学部非常勤講師
社会人としてのスタートは、二日酔いで遅刻
大学を卒業し、就職先の化粧品会社の入社式を翌日に控えた夜、
アパートの隣の部屋の友人から
「彼女に振られたからヤケ酒に付き合え」と言われて明け方近くまで痛飲。
案の定、入社式は遅刻、まだ身体に酒が残っており、
人事担当者に一発で二日酔いであることがバレて大目玉。
これに懲りることなく、酒杯を重ねて幾年月、
最近めっきり酒量は減ったけれども、
酒を通して様々な分野の人たちとの付き合いを楽しんでいる。
上司の独立に伴って転職したが、その会社はあえなく倒産
化粧品会社からマーケティング企画会社へ移って10年近く経った頃、
上司が「独立するので自分の会社に来ないか?」を誘われて転職。
社員4人の小世帯ながら、
東銀座の歌舞伎座近くの立派なビルの
ワンフロアを事務所に会社が立ち上がった。
オープンの祝賀パーティも盛大に行われた。
しかし、その会社は1年も経たずしてあえなく倒産…。
その時は、すでに中小企業診断士の資格をとっていたので、
資格があればなんとかなるのでは…と甘い考え。
46歳、何の見通しも計画もないままに独立起業
自分の意思ではなく、やむなく独立せざるを得ない状況での起業。
平成5年、46歳だった。独立起業に対する見通しも計画も何もなかった。
中小企業診断士の資格を活かそうと、知人から紹介されて行政の人に会ったとき、
「専門分野は何ですか?」と問われてハタと返答に窮した。
そこで、化粧品会社に勤務していた頃、
一番長く携わっていた「イベント企画」を自分の専門として打ち出すことにした。
以来、「商店街のイベント屋」として神奈川県を中心に、
イベントによって商店街の活気を取り戻そうという活動に取り組んできた。
かかわった商店街は、横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、座間市、
大和市、厚木市など50ヶ所以上に及んだ。
お店の販売促進、中心市街地活性化、農業診断などに取り組む
「商店街のイベント屋」として活動しているうちに、
県庁や市役所などの行政、商工会・商工会議所などの
商業振興や地域活性化を担う部署の人たちとの人脈ができてきた。
そこから、商店街のイベント以外の仕事も依頼されるようになった。
商店街のコンセプトづくり、特産品の開発、中心市街地活性化、
物販店や飲食店などの店舗診断と販売促進、
チラシやニュースレターの作成などを行ってきた。
店舗診断の業種は多岐に渡り、約300店の店舗診断を行った。
また、農家の経営診断や野菜の直売所の販売促進にも取り組んだ。
「かながわ朝市ネットワーク」の立ち上げ
神奈川県西部の人通りがほとんどない商店街、何とか活気を取り戻そうと、
朝市の立ち上げを手伝った。
当日、果たしてお客様は来ているだろうかと不安な気持ちで会場に着くと、
「この街にもこんなに人がいたのか」
というほどの賑わい。
以来、朝市の魅力に惹かれ、あちこちの朝市の立ち上げの支援を行ってきた。
神奈川県内各地の朝市の連携を図ることを目的に
平成21年「かながわ朝市ネットワーク」を立ち上げた。
活動の一環として、毎年1回、県内の朝市が一堂に
会するイベント「かながわ朝市サミット」を行ってきた。
今まで、横浜、平塚、小田原、相模原、座間、茅ヶ崎で実施してきており、
毎回、約100店が出店し、2万~3万人の来場者で賑わった。
平成26年、神奈川県内の約40ヶ所の朝市を紹介した「かながわ朝市ガイドブック」、
朝市を実施するための「朝市実践マニュアル」を発行。
今後も朝市を通して地域活性化に取り組んでいく。
商工会議所で延400人前後の創業相談を実施
平成19年より神奈川県の県西地区の商工会議所で、
創業相談を担当することになった。
現在までに延400人前後の起業の相談を行ってきた。
業種はマチマチだが、ほとんどの人がそれまで自分が従事していた業種と同じ業種で起業。
それしか起業の選択肢がないと思っている…。
その人のやりたいことは、本当にそれなのだろうか?
そんな折、アメリカのマイク・マクマナスの開発した
SOURCEという手法に出会い、トレーナーの資格を取得。
自分の本当に好きなこと、ワクワクすることを見極め、
本来の自分を発見し、それに基づいた
仕事にしていくことが充実した人生につながるという考え方に出会う。
「ライフワーク起業」の支援を自分のライフワークに
起業しても、3年後まで生き残れるのは約3割、
オリンピック選手のコーチングで有名な
あるコーチによると
目標設定の95%が実現しない。
立てた目標が本当にやりたいことでないからだという。
「ライフワーク起業」とは、自分の本当に好きなこと、
ワクワクすることを見極め、本来の自分を最大限に活かして
経済的にも豊かに生きるための起業、
これを支援していくことを私のライフワークにすることにした。
家族は妻とイヌとネコ、落語をきくのが好き
家族は妻とイヌとネコ。
イヌはヨークシャーテリアと
マルチーズのミックス。
朝、目が覚めると私の横に寝ていることが多い。
ネコは野良ネコ出身、寝る前に晩酌していると私の膝に乗ってくる。
化粧品会社に勤務していたころ、会社をサボって、
よく浅草演芸ホールに落語をききに行った。
趣味はと聞かれて
これはというものはないが
強いて言えば落語かなという程度
こだわりの落語論を持っているわけではない。
ハッツァン、クマサン、ご隠居さんの世界が好きなのだ。
-
「顧客ニーズを聞くべきでない」は本当に正しい判断か?
馴染みのお客様からの要望はつい「聞きいれたほうが良い」と思いがちなものです。ただし、安易に顧客からの要望を聞き入れると、自分達のポリシーや強みを損なう恐れがあります。このような場面で、オン・ビジネス(on business)とイン・ビジネス(in business)の概念を上手に使い分けられると、顧客と自社双方の満足を高めることが可能になります。 -
起業したいけれどやっぱ無理…シニアの起業ためらい症候群の原因と対応策
人生50年時代から人生100年時代に移行を完了させようとしている日本。これまで勤め人だった50代以上のシニア層の多くが起業したいと考えています。一方で、自らの体力に対する不安や、事業リスクに思いを馳せると、どうしてもこの世代の方々は起業をためらってしまいます。そこで本稿は、シニアの起業ためらい症候群の原因と対応策を御紹介します。 -
ライスワーク・ライクワーク・ライフワーク、あなたのビジネススタンスは?
ライスワーク、ライクワーク、ライフワーク、自分のビジネススタンスは今、いずれに属しているのか考えてみると、本当にやりたかったこと、やるべきことが見えてくるかもしれません。簡単にそれぞれの意味を振り返ってみましょう。 -
【経験が仇となる】50〜60代のシニア起業家がハマる「5つの落とし穴」
1979年には23.7%だった50代・60代の起業が、2012年には51.8%に達し、起業する人の半数を占めるに至っています。経験や知識があるはずのシニア起業家ですが、シニア起業を支える中小企業診断士の大場さんは、彼らが5つの落とし穴によくハマると言います。知っていれば落ちることのない落とし穴について解説していただきます。 -
「人生100年時代」に突入した日本 65歳から始まる「人生の黄金期間」
男性の平均寿命が80歳を超えたのは2014年のこと。これで男女とも80歳を超えとなり、日本は「人生100年時代」にいよいよ突入しました。65歳で退職したら待っているのは「子育ても終わり趣味に没頭できる穏やかな日々」というのは過去の幻想。60歳を過ぎてからの15年間はライフワークに最適な「人生の黄金期間」となります。 -
ファンケル化粧品の差別化を生む7つの「不」に学ぶ独自の“ウリ”の作り方
化粧品のファンケルは7つの“不”、つまり、お客様の抱える不便、不満、不信、不平、不備、不透明、不快といった問題点から商品開発をスタートさせます。独自のウリ、差別化というと、私達はどうしても商品そのものに求めがち。しかし、本来はファンケルのように、お客様が抱える問題を解決する約束事を独自の“ウリ”とするのが本当の意味での差別化となります。 -
ジョブスの言葉を勘違いする起業家予備軍が見落としている決定的な成功要素
起業家予備軍の多くは、自分がこれから始めようとするビジネスについて、「この商品・サービスは確実に世の中を変える。」「消費者が絶対に求めているものであり受け入れられるはずだ。」と考えています。具体的なツッコミを入れると、「ジョブスも『人は自分が本当に欲しいものがわからない』と言ってたんだ!」と反論します。しかし、このような起業家予備軍は1つの決定的な要素を無視しています。 -
目標を100%達成するのは簡単だ!現実を見据えた目標設定“SMART”の法則
4月の新期入りは新たな目標を設定するにはちょうど良いタイミングです。ただ、設定した目標のほとんどは達成されること無く、忘れ去られてしまいます。なぜなら、それが現実的な目標ではなく、なぜ達成すべきか目的も無いからです。そこで本稿でオススメしたいのが“SMART”の法則に則った目標設定です。 -
江戸の商人達が火事に巻き込まれても肌身離さず抱えて逃げた最強の資産
ある一人の顧客が生涯にわたってもたらしてくれる価値のことを生涯顧客価値(ライフタイムバリュー)と言います。しかし、こんな言葉のなかった時代に、生涯顧客価値の重要性を見抜いていた人達がいます。江戸の商人たちです。火事が頻繁に起きた江戸で、彼らは火が燃え移る際に、必要最低限の荷物の中、あるモノだけは必ず抱えて逃げました。あるモノとは一体何だと思われますか? -
ロッテのガムが文房具売場でバカ売れなのはなぜ?
ロッテのガムが売れています。ガムというモノの価値から、ガムを噛む体験が生む、中高年消費者の「記憶力維持」の効能に価値をもたせ、機能性表示食品ガムとして、ガムを文房具コーナーや祝儀袋コーナーに置き始めたことが功を奏しているのです。価値の置き方1つで全く新たな市場が私達の目の前に現れます。 -
起業家予備軍が抱える不安ベスト5〜もし不安ならやってほしいこと
起業後の経営者には、究極の成果主義が待ち受けており、否応なしに実力主義の世界に飛び込むことになります。これを知っているからこそ、起業家予備軍は時に不安を抱きます。起業家予備軍が抱える不安ベスト5と、これらを解消していくうえで役立つ具体的な対応策をご紹介します。 -
起業の動機はカッコ良くなくて全然OK!ただし、正直に自分と向き合おう
中小企業白書が伝えるところによると、起業家たちによる起業動機の上位3つは、「自己実現」「自由裁量」「社会貢献」だそうです。しかし、これは本当に本音なのでしょうか?「金儲けがしたい」「もっと大きな家に住みたい」「人を見返したい」こんな欲求が根底にあるなら、否定せずに受け入れ大切にするほうが、自分を動かす原動力が湧き上がる場合もあります。 -
湯川秀樹もエジソンも実践した問題解決につながる自らへの質問作法「追想法」とは?
私達は皆、日々問題に追われています。しかし、これらの問題を解決する能力こそが人間を成長させるものであり、テクノロジーが進化する未来にますます私達に求められる能力です。自らの頭脳を最大限に活用し、問題を解決していく上で重要なのが、自らに対する適切な「質問」です。湯川秀樹やエジソンも実践していた、問題解決につながる自らへの質問作法「追想法」をご紹介します。 -
「60歳になってからビジネスにチャレンジするなんて無理ゲー」は本当か?
60歳になってからビジネスにチャレンジするなんて「無理ゲー」。世間の常識はもしかするとこんな感じかもしれません。自分自身も今までの人生を振り返ると後悔だらけの人が多いことでしょう。しかし、人生は終わってなどいません。60歳からの15年間は“黄金の15年間”だからです。 -
東日本大震災の翌日、80歳の女性はなぜエステへ行きたいと思ったのか?
人間には衣食住といった生命を維持するための最低限な必要を満たしたい欲求があると同時に、社会的承認を得たいと感じる欲求が根源的にあります。特に、文化が成熟し、人口減少社会に突入した日本においては、「美貌・個人的な魅力を上げたい」という欲求を、ますます多くの人が抱くようになっていくでしょう。 -
大企業の管理職経験者ほど陥りやすい「組織病」から抜け出す3つの方法
私達が兼ね備えている環境適応能力は、時として弊害を生むことがあります。ずっと慣れ親しんできた組織、たとえば大企業を辞めて起業する人の多くが上手くいかないのは、過去の環境適応で得たものを今も引きずる「組織病」になっているのが主な原因です。どうすれば、組織病から抜け出せるのか?3つの方法をご紹介します。 -
「商品作ったのに販路が無い」という人に思い起こしてもらいたい商売の基本法則
新規事業を立ち上げる時や起業時に、「こんな商品を開発したけど、どこか販路はないですか?」という方がたまにいらっしゃいます。もし、商品やサービスを作ったは良いものの、思ったように売れないなら、「快楽と痛みの法則」を振り返るのが懸命かもしれません。人間は常に「快楽」を求め、「苦痛」を避けようとしており、これを解決することがビジネスです。 -
「お買い得感=安売り」って誰が決めた?安売りせずにお買い得感を出す2つの方法
「お買い得感を出すためにはもっと安く売らないとダメだ」という言葉を聞いたことはありませんか?「安売り」と「お買い得感」という言葉を、多くの人は混同したり、セットで考えますが、両者は似ているようで全く非なるものです。安売りをせずに、お買い得感を感じながら、お客様に商品を購入してもらうにはどうしたら良いのでしょうか? -
あなたの広告は新しいお客様だけを狙ったものになっていませんか?
新規客を獲得するために広告は大きな効果を発揮します。ただし、せっかくお金をかけて広告を出すのに、新規客だけを狙った広告を出すなら、それはとてももったいないことです。私達が出稿する広告を一番熱心に見るのは既存客です。広告は既存客の認知的不協和を解消し、彼らのリピートを生み出すために重要なツールなのです。 -
小田原橘商店会のチャレンジ〜商店街を丸ごと移動し高齢者を顧客に取り込め!
食材宅配専門業者やネットスーパーが今後も事業拡大するのは、消費者のライフスタイルに鑑みれば日の目を見るより明らかです。ただし、これら宅配事業を敬遠する人も一方では存在します。彼らには、商品を直接見て購買したいという希望があります。これを叶えるべく、商店街を丸ごと自宅近くへ移動するサービスを運営している小田原橘商店会の取組みをご紹介します。